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栗東駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗東駅
東口(2023年4月)
りっとう
Rittō
JR-A22 守山 (2.1 km)
(2.3 km) 草津 JR-A24
地図
所在地 滋賀県栗東市綣二丁目6-11
北緯35度2分14.56秒 東経135度58分47.81秒 / 北緯35.0373778度 東経135.9799472度 / 35.0373778; 135.9799472座標: 北緯35度2分14.56秒 東経135度58分47.81秒 / 北緯35.0373778度 東経135.9799472度 / 35.0373778; 135.9799472
駅番号 JR-A23
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線琵琶湖線
キロ程 489.1 km(東京起点)
米原から43.2 km
電報略号 リト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
8,819人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1991年平成3年)3月16日[1][2][3]
備考
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西口(2021年1月)

栗東駅(りっとうえき)は、滋賀県栗東市綣(へそ)二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線である。駅番号JR-A23。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線[6]を持つ地上駅橋上駅舎を有する[1][7]。ホーム有効長は12両編成分[1]。総工費は5億5200万円でそのうち90%を地元自治体が負担した請願駅である[1]。改札口は1か所のみである。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

JR西日本交通サービスによる業務委託駅であり、草津駅が当駅を管理している。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象カードも使用可能。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 A 琵琶湖線 上り 彦根米原方面[8]
2 下り 京都大阪方面[8]
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。

ダイヤ

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日中時間帯は1時間に4本が停車する。平日の朝ラッシュ時は本数がやや多くなる。大阪方面行きは京都駅(一部時間帯のみ)・高槻駅から快速となる[9]

利用状況

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「滋賀県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。

なお、2022年度の1日平均乗車人員8,819人であった。1991年の開業時は他の駅と比べて著しく少なかったが、大型マンションの建設や住宅開発が相次ぎ、近年に至るまで増加傾向が続いている。2022年の利用者数は滋賀県内では第11位、琵琶湖線内の新快速通過駅では瀬田駅膳所駅に続く第3位の乗降客数となっている。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年(平成04年) 3,472 [統計 1]
1993年(平成05年) 3,975 [統計 2]
1994年(平成06年) 4,356 [統計 3]
1995年(平成07年) 4,816 [統計 4]
1996年(平成08年) 4,354 [統計 5]
1997年(平成09年) 5,179 [統計 6]
1998年(平成10年) 6,230 [統計 7]
1999年(平成11年) 6,648 [統計 8]
2000年(平成12年) 6,985 [統計 9]
2001年(平成13年) 7,218 [統計 10]
2002年(平成14年) 7,376 [統計 11]
2003年(平成15年) 8,178 [統計 12]
2004年(平成16年) 8,779 [統計 13]
2005年(平成17年) 9,642 [統計 14]
2006年(平成18年) 10,308 [統計 15]
2007年(平成19年) 10,844 [統計 16]
2008年(平成20年) 11,503 [統計 17]
2009年(平成21年) 11,493 [統計 18]
2010年(平成22年) 11,870 [統計 19]
2011年(平成23年) 12,259 [統計 20]
2012年(平成24年) 12,744 [統計 21]
2013年(平成25年) 13,151 [統計 22]
2014年(平成26年) 12,546 [統計 23]
2015年(平成27年) 12,094 [統計 24]
2016年(平成28年) 11,958 [統計 25]
2017年(平成29年) 12,037 [統計 26]
2018年(平成30年) 12,348 [統計 27]
2019年(令和元年) 11,976 [統計 28]
2020年(令和02年) 9,262 [統計 29]
2021年(令和03年) 8,912 [統計 30]
2022年(令和04年) 8,819 [統計 31]

駅周辺

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アル・プラザ栗東

駅の東側はかつて田園地帯だったが、駅の開業で区画整理されており、マンションや商業施設が林立する。なお、駅の西側には比較的古くからの住宅地がある。

東口

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西口

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バス路線

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バス乗り場(西口)

東口と西口の各ロータリー内に停留所があり、路線バスコミュニティバスが発着する。

栗東駅東口
乗り場 運行事業者 系統または路線名・行先 備考
1     (元:帝産湖南交通乗り場)
2 帝産湖南交通 16:コミュニティセンター金勝 土曜・日曜・祝日運休
3     (元:近江鉄道バス乗り場)
4 くりちゃんバス
くるっとバス[11]
草津駅・手原線草津駅 / なごやかセンター
宅屋線:草津駅西口 / 守山駅東口
両路線とも、土曜・日曜・祝日運休
草津駅・手原線:夕方1便は市役所前止り)
栗東駅西口
- くるっとバス[11] 大宝循環線:草津駅西口 / 守山駅西口 日曜・祝日運休
付記事項
  • かつては済生会病院線(近江鉄道バス)や、志那中町を発着する路線(帝産湖南交通)などの設定があった。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
A 琵琶湖線(東海道本線)
新快速
通過
普通(京都駅または高槻駅以西は快速
守山駅 (JR-A22) - 栗東駅 (JR-A23) - 草津駅 (JR-A24)

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e f “新駅その後⑦ 東海道線 栗東駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1993年1月12日) 
  2. ^ a b 川島 2009, p. 40.
  3. ^ a b 『地方自治年鑑 1992年版』 第一法規出版、1992年。
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-119-8 
  5. ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します
  6. ^ 双葉社 2021, p. 12.
  7. ^ 川島 2009, p. 13.
  8. ^ a b 栗東駅|構内図:JRおでかけネット”. www.jr-odekake.net. 西日本旅客鉄道. 2023年1月1日閲覧。
  9. ^ 双葉社 2021, p. 17.
  10. ^ ウイングプラザ”. 栗東都市整備. 2024年8月11日閲覧。
  11. ^ a b 主要駅における乗り場のご案内について(栗東駅)”. 近江バス・湖国バス. 2022年9月10日閲覧。

利用状況

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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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