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柿崎芽実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かきざき めみ
柿崎 芽実
プロフィール
生年月日 2001年12月2日
現年齢 22歳
出身地 日本の旗 日本長野県
血液型 A型
公称サイズ(2019年6月[1]時点)
身長 157 cm
活動
デビュー 2016年[2]
ジャンル アイドル
所属グループ 日向坂462016年 - 2019年
活動期間 2016年 - 2019年
事務所 Seed & Flower2016年 - 2019年
レーベル Sony Records2016年 - 2019年
アイドル: テンプレート - カテゴリ

柿崎 芽実(かきざき めみ、2001年平成13年〉12月2日 - )は、日本の元アイドルであり、女性アイドルグループ・日向坂46の元メンバー[1]長野県出身[1][2]。身長157 cm[1]

概歴

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2001年(平成13年)12月2日に生まれる[1]。小学4年生から3年間、ソフトボールチームに所属しており、ポジションは右翼手であった[3]

2016年(平成28年)5月8日、『けやき坂46 メンバーオーディション』に合格し、3日後の11日に同オーディションの合格者としてお披露目された[4][5]。同年8月10日には、けやき坂46のメンバー12名全員が初めて参加し、柿崎が長濱ねると共にセンターポジションを担当した楽曲「ひらがなけやき」が収録されている欅坂46の2ndシングル『世界には愛しかない』が発売されている[6][7]。同年10月28日、赤坂BLITZで開催されたけやき坂46の初単独イベント『ひらがなおもてなし会』に参加した[8]

2017年(平成29年)6月24日、千葉県千葉市美浜区にある幕張メッセにて行われていた「欅坂46 4thシングル『不協和音』発売記念 全国握手会[9]」で、柿崎と平手友梨奈のペアレーンにおいて発煙筒が焚かれる事件が発生した[10]。なお、犯人は刃わたり12.6センチの果物ナイフも所持していたため、駆けつけた警察によって銃刀法違反の現行犯で逮捕された[10]。同年7月19日に発売された欅坂46の1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』に収録されている楽曲「永遠の白線」では、初の単独センターポジションを担当している[6]。同年12月11日、『ひらがな全国ツアー 2017 FINAL! 幕張公演[注 1]』での演出に組み込まれる予定であったローラースケートのリハーサル中、左手首を痛めたため病院で医師の診察を受けたところ、左橈骨遠位端骨折と診断された[12]。このため柿崎の同公演への出演を見送ったことが発表された[12][注 2]。また、これを受けて、欅坂46運営委員会は同公演で行われる予定であったローラースケート演出の中止を発表した[12]

2018年(平成30年)11月16日から25日にかけては、坂道シリーズで初めて行われた各グループを横断するプロジェクト「ザンビプロジェクト」の1つで、東京ドームシティホールで行われた舞台に、乃木坂46久保史緒里梅澤美波欅坂46菅井友香守屋茜、けやき坂46の加藤史帆と共に出演した[13][14]

2019年(平成31年)2月11日に、自身の所属グループがけやき坂46から日向坂46に改称された[15][16]。同年3月27日に発売された1stシングル表題曲「キュン」でフロントメンバーに選ばれたが[17]、4月以降は体調不良等の影響からしばしば活動の一部を欠席することがあり[18]、6月21日には、日向坂46の公式サイトにて、同シングルでの活動をもって日向坂46から卒業することが発表された[注 3][18][22]。同年8月11日に名古屋市中小企業振興会館にて開催された「デビューシングル『キュン』発売記念 個別握手会[23]」をもって、日向坂46のメンバーとしての活動を終了した[注 4][19]。日向坂46からの卒業後は、芸能界から引退している[24][25]

人物

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愛称は、めみ[26]、めみい[27]、スノプリ[注 5][28]。名前の「芽実」は、植物の成長過程の中で、芽と実の間にある花を、あえて花という字を入れないことで表現しているという[29]

「王道アイドル」や[30]、「柔らかなイメージを持った清純派のアイドル」などと評されている[28]。アイドルとしての柿崎の特徴として、「ぶりっ子キャラ」が挙げられる[6]。自身はかつて「ぶりっ子」と言われるのは嫌であったと述べているが[6]、けやき坂46の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)内の企画において、「初代・ぶりっ子女王」となるなど[31]、「ぶりっ子キャラ」に振り切った姿勢が評価されていた[6]。また、同じグループの「ぶりっ子キャラ」として、グループを卒業した2期生の宮田愛萌が挙げられるが[31]、同番組内でしばしば行われた柿崎と宮田の「ぶりっ子コンビ芸」は、放送の度に話題となっていた[31][32]

交友関係

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欅坂46に所属していた平手友梨奈と仲が良く、グループ在籍時には「てちめみ」のコンビ名があった[28]。ブログで度々ツーショット画像が投稿されていたほか[28]、欅坂46の7thシングル『アンビバレント』の特典映像「自撮りTV」には、2人で新江ノ島水族館を観覧する様子が収録されており、その様子が話題になっていた[33]

日向坂46では、1期生の高瀬愛奈と仲が良い[34]。オーディション時から交流があり[35]、双方が地方出身であったため[35]、合格後はホテルで数ヶ月間を共に過ごしていたという[35]。その後、共に出演したドラマ『Re:Mind』の撮影がきっかけで、仲が深まったと語っている[26]。高瀬は、グループのメンバーのうち、最も一緒に過ごしたのが柿崎であるといい、「(柿崎と)おばあちゃんになるまで親友」と自身の公式ブログに綴っている[35]

嗜好・趣味

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UVERworldが好きで、ライブにも足を運んでいる[36]。好きな楽曲として、「在るべき形」「ALL ALONE」を挙げている[36]

好きなアニメとそのキャラクターとして、『けいおん!』の中野梓[37]、『魔法少女まどか☆マギカ』の巴マミ[37]、『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ[37]を挙げている。柿崎は舞台『魔法少女まどか☆マギカ外伝』に出演していたが、同舞台への出演が決まった際には、喜びの言葉を述べていた[38]

趣味として、可愛いものを眺めることを挙げている[39]

クラゲダンゴウオが好きだといい、そのうちサカサクラゲを家で飼っていたという[40]

特技

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短距離走を特技として挙げている[41]。中学3年生時に測定した記録では、50メートル走のタイムは7.5秒であったほか[4]、握力が34kgあったといい[27]、いずれも同世代の平均を超える数値を記録している[注 6][27]

けやき坂46・日向坂46

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ペンライトカラーは、    パールグリーン ×     パールグリーン[43]

キャッチフレーズは、「けやき坂46のフランス人形」[6][44]

けやき坂46・日向坂46の1期生では最年少のメンバーで、中学3年生の時にグループへ加入している[41]

『けやき坂46 メンバーオーディション』に応募した理由として、乃木坂46が好きであったことを最も大きな理由として挙げているが[45]、『鳥居坂46 1期生メンバーオーディション[46]』に応募しなかったことに対し、後悔していたことも理由の1つとして挙げていた[4][47]

楽曲・ユニット

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けやき坂46・日向坂46の楽曲のうち、センターポジションを担当しているものは、「ひらがなけやき」「誰よりも高く跳べ!」「永遠の白線」の3曲である[6]

楽曲を持つユニットとしては、佐々木美玲との「三輪車に乗りたい」を歌唱するユニット「フランスパン」[48]がある。また、楽曲を持たないユニットとしては、加藤史帆との「ざきし」[49]、高瀬愛奈との「めみふぃ」[50]東村芽依との「めめコンビ」[51]などがある。

作品

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シングル

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けやき坂46
  • ひらがなけやき(2016年8月10日、SRCL-9153)- EAN 4988009130866
  • 誰よりも高く跳べ!(2016年11月30日、SRCL-9269/70)- EAN 4547366279382
  • W-KEYAKIZAKAの詩(2017年4月5日、SRCL-9394/402)- EAN 4547366301281
  • 僕たちは付き合っている(2017年4月5日、SRCL-9400/1)- EAN 4547366301281
  • それでも歩いてる(2017年10月25日、SRCL-9583/4)- EAN 4547366331646
  • NO WAR in the future(2017年10月25日、SRCL-9583/4)- EAN 4547366331646
  • イマニミテイロ(2018年3月7日、SRCL-9738/9)- EAN 4547366350272
  • ハッピーオーラ(2018年8月15日、SRCL-9924/5)- EAN 4547366371086
  • 君に話しておきたいこと(2019年2月27日、SRCL-9985/6)- EAN 4547366383324
  • 抱きしめてやる(2019年2月27日、SRCL-9985/6)- EAN 4547366383324
日向坂46

アルバム

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欅坂46
けやき坂46
日向坂46

映像作品

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出演

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ドラマ

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教育番組

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  • NHK 高校講座 社会と情報(2019年4月18日 - 、NHK Eテレ[53]

舞台

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書籍

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2017年12月12日 - 13日の2日間で開催[11]
  2. ^ 実際には2017年12月13日に行われた同公演2日目でのアンコールで登場し、腕にギプスをつけた状態で「W-KEYAKIZAKAの詩」を歌唱している[11]
  3. ^ グループ活動の欠席に関して、2019年8月11日に名古屋市中小企業振興会館にて開催された握手会では、「ストーカー被害に遭い、握手会に参加するのが怖くなった」という旨の発言をしている[19]。なお、これ以前の同年5月10日には、日向坂46の公式サイトにて、一部ファンによる迷惑行為が横行しているとし、発見した場合は法的措置を取ることが発表されていた[20][21]
  4. ^ けやき坂46及び日向坂46の所属者が、グループを卒業(脱退)するのは初めてのこと[22]
  5. ^ 「スノプリ」は、「スノープリンセスエンジェル」の略[28]
  6. ^ 文部科学省が集計した「平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、同時期における女子中学生の50m走全国平均タイムは8.86秒で、握力全国平均は23.72kgであった[42]

出典

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  1. ^ a b c d e 柿崎 芽実」『日向坂46 公式サイト』Seed & Flower。2019年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月1日閲覧
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  3. ^ 「(がんばれ!信州球児)友情・絆、「その時」楽しんで けやき坂46・柿崎芽実さん 高校野球」『朝日新聞 長野全県 朝刊』長野県: 朝日新聞社、2017年7月4日、22面。
  4. ^ a b c 「加藤史帆×柿崎芽実×佐々木久美 結成4カ月で始動したアンダーグループの現在」『日経エンタテインメント!』第2016年10月号、日経BP、70–71頁、2016年9月3日。ASIN B01J4AC01I
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  7. ^ 世界には愛しかない[CD]【通常盤】」『欅坂46 公式サイト』Seed & Flower。2023年11月22日閲覧
  8. ^ けやき坂46、ライブあり寸劇ありの個性全開「ひらがなおもてなし会」」『音楽ナタリー』ナターシャ、2016年10月29日。2020年2月9日閲覧
  9. ^ 【レーン詳細のお知らせ】4thシングル『不協和音』発売記念 全国握手会 6月24日(土)千葉 会場@幕張メッセ」『欅坂46 公式サイト』Seed & Flower、2018年6月23日。2023年11月13日閲覧
  10. ^ a b 「欅坂」発煙筒の男「殺そうと思った」アイドルの名前あげ供述 握手会一時騒然…ナイフ所持容疑で逮捕(1/2ページ)」『産経ニュース』産経デジタル、2017年6月25日。2023年11月13日閲覧
  11. ^ a b 【ライブレポ】けやき坂46、涙で初全国ツアー完走!2期生お披露目…サプライズも “ハッピーオーラ全開の20人”で新たなスタート<セットリスト>」『モデルプレス』ネットネイティブ、2017年12月14日。2023年11月29日閲覧
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  13. ^ 「欅坂46 キャプテン 菅井友香のお嬢様はいつも真剣勝負 第6回 「初舞台は後輩たちから演技を教えてもらう姿勢で」」『日経エンタテインメント!』第2018年12月号、日経BP、49頁、2018年11月2日。ASIN B07J34LYDH
  14. ^ a b 乃木坂×欅坂×けやき坂 初共演舞台 『ザンビ』追加キャスト&チーム分け発表」『ORICON NEWS』oricon ME、2018年9月28日。2023年11月13日閲覧
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  20. ^ 【お知らせ】ファンの皆さまへのお願い」『日向坂46 公式サイト』Seed & Flower、2019年5月10日。2023年11月13日閲覧
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  30. ^ 日向坂46柿崎芽実“可愛いの天才”王道アイドル これまでの経歴振り返る」『モデルプレス』ネットネイティブ、2019年6月21日。2023年11月14日閲覧
  31. ^ a b c 日向坂46が繰り出す“斬新な笑い” 『日向坂で会いましょう』企画「ぶりっ子選手権」好評の理由」『Real Sound』blueprint、2020年9月24日。2023年11月14日閲覧
  32. ^ 日向坂46柿崎芽実&宮田愛萌“二大ぶりっ子”の戦いに大盛り上がり「ずっと見てられる」(2/2)」『WEBザテレビジョン』KADOKAWA、2019年3月4日。2023年11月14日閲覧
  33. ^ 欅坂46×けやき坂46“越境コンビ”の魅力 「自撮りTV」平手×柿崎、W渡邉、織田×河田に注目」『Real Sound』blueprint、2018年8月23日。2023年11月14日閲覧
  34. ^ 日向坂46高瀬愛奈「ずっと一緒にいた」柿崎芽実への思い語る 潮紗理菜・宮田愛萌と本音吐露」『モデルプレス』ネットネイティブ、2019年10月25日。2023年11月14日閲覧
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