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明石競馬場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
明石競馬場
地図当競馬場は藤江駅山陽電気鉄道本線)の北にあった(道路の形状に跡をとどめる)。
施設情報
所在地
座標 北緯34度40分0.6秒 東経134度56分50.6秒 / 北緯34.666833度 東経134.947389度 / 34.666833; 134.947389座標: 北緯34度40分0.6秒 東経134度56分50.6秒 / 北緯34.666833度 東経134.947389度 / 34.666833; 134.947389
開場 1928年
閉場 1938年
取り壊し 1939年
所有者
コース
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明石競馬場(あかしけいばじょう)は、兵庫県明石郡林崎村と同郡大久保村(いずれも現・明石市)に存在した競馬場である。1939年(昭和14年)廃止。

歴史

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1927年(昭和2年)に地方競馬規則が公布され、兵庫県に地方競馬場の設置許可が下りたことから、明石郡(現・明石市)に1周1000 mの馬場を擁する競馬場を設置した。これが明石競馬場で、1928年(昭和3年)5月13日より開催した。

土地・建物は山陽電気鉄道の所有で、藤江駅の前に競馬場があったこともあってか来場者が多く、開催成績は良好であった。

しかし、1939年(昭和14年)の軍馬資源保護法により、兵庫県内で鍛錬馬競走を行うための競馬場として園田競馬場が指定されたため、明石競馬場は廃止されることとなり、1938年(昭和13年)秋季開催を最後に姿を消した。

現況

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跡地は住宅用地に転用された[1]。現在でもカーブを描いた道路がコースの、ロータリーがパドックの名残をとどめている。

脚注

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参考文献

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  • 『地方競馬史』第一巻 地方競馬全国協会 1972年