戸倉駅
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戸倉駅 | |
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駅舎(2021年10月) | |
とぐら TOGURA | |
◄坂城 (4.5 km) (2.2 km) 千曲► | |
所在地 | 長野県千曲市大字戸倉1445[1] |
所属事業者 | しなの鉄道 |
所属路線 | ■しなの鉄道線 |
キロ程 | 54.9 km(軽井沢起点) |
電報略号 | トク[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
925人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)2月11日[1] |
備考 |
戸倉駅(とぐらえき)は、長野県千曲市大字戸倉にあるしなの鉄道しなの鉄道線の駅である[1]。
以前は軽井沢駅方面からのワンマン運転は当駅までで[1]、当駅 - 長野駅間は車掌乗務(ツーマン運転)であったが、2013年3月16日ダイヤ改正からは当駅 - 長野間の一部列車でもワンマン運転が開始された。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)2月11日:鉄道院信越線の駅として開設[1]。信越線開業時、戸倉村には駅が造られなかったため、地元の要望による請願駅として開設された。
- 1973年(昭和48年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)3月20日:団体改札口跡に直営のコーヒーショップ「エコー戸倉店」開店[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1997年(平成9年)10月1日:北陸新幹線開業に伴う経営分離に伴い、しなの鉄道へ移管[2]。
- 2023年(令和5年)4月1日:簡易委託駅化[4][5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線(1番線)、島式ホーム1面2線(2・3番線)の2面3線を有する地上駅[1]。ホーム間は跨線橋で連絡しているが、エレベーターが無いため車椅子で2・3番線を利用する場合は、駅員に申出てホーム軽井沢方にある構内踏切を利用する必要がある。
簡易委託駅で、千曲市が窓口業務を行っている。車両基地があり、多数の留置線を備える運行拠点である[1]。かつては駅窓口に併設されたビジネスえきねっとを利用して、JR切符が購入出来たが、現在は取扱っていない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■しなの鉄道線 | 下り | 長野方面 | |
2 | 当駅始発 | |||
上り | 軽井沢方面 | |||
3 |
(出典:しなの鉄道:駅構内マップ)
- 付記事項
- 駅東側に戸倉砕石工業の砕石場へ向かう引込線があり、JR時代は貨物線として使用されていたが、しなの鉄道移管後は貨物輸送が廃止となったため、この引込線も留置線となっている。なお、砕石場自体はその後も操業している。
-
改札口(2021年10月)
-
ホーム(2011年1月)
利用状況
[編集]「千曲市統計書」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は925人である。
1999年度(平成11年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1999年(平成11年) | 2,055 | [千曲 1] |
2000年(平成12年) | 1,988 | |
2001年(平成13年) | 1,938 | |
2002年(平成14年) | 1,901 | |
2003年(平成15年) | 1,900 | |
2004年(平成16年) | 1,821 | [千曲 2] |
2005年(平成17年) | 1,791 | |
2006年(平成18年) | 1,767 | |
2007年(平成19年) | 1,681 | |
2008年(平成20年) | 1,656 | |
2009年(平成21年) | 1,415 | [千曲 3] |
2010年(平成22年) | 1,340 | |
2011年(平成23年) | 1,310 | |
2012年(平成24年) | 1,301 | |
2013年(平成25年) | 1,247 | |
2014年(平成26年) | 1,194 | [千曲 4] |
2015年(平成27年) | 1,149 | |
2016年(平成28年) | 1,120 | |
2017年(平成29年) | 1,151 | |
2018年(平成30年) | 1,167 | |
2019年(令和元年) | 1,110 | |
2020年(令和 | 2年)835 | [千曲 5] |
2021年(令和 | 3年)925 |
駅周辺
[編集]- 戸倉上山田温泉:温泉街まで約2.5 km(朝夕は温泉街からの送迎バスが行き交う[1])。
- 八十二銀行戸倉支店
- 長野県信用組合戸倉支店
- 戸倉郵便局
- 国道18号
- 戸倉砕石工業
- 千曲市循環バス「戸倉駅」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ 1973年12月20日、長野鉄道管理局から「戸倉駅改築落成記念急行券」が発売された。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、252頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、577頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『国鉄直営のコーヒー店、長野・戸倉駅構内にオープン』昭和61年3月21日日本経済新聞地方経済面長野
- ^ 『2023年3月のダイヤ改正並びに運賃の一部見直しのお知らせ』(PDF)(プレスリリース)しなの鉄道、2022年12月16日。オリジナルの2022年12月16日時点におけるアーカイブ 。2022年12月30日閲覧。
- ^ 『コロナ禍を乗り切る経営改善策の概要について』(PDF)(プレスリリース)しなの鉄道、2021年11月。オリジナルの2021年11月27日時点におけるアーカイブ 。2022年8月5日閲覧。
利用状況
[編集]- 千曲市統計書
- ^ “千曲市統計書 2004年版” (PDF). p. 106 (2005年3月). 2023年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ “千曲市統計書 2009年版” (PDF). 千曲市. p. 106 (2010年3月). 2023年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ “千曲市統計書 2014年版” (PDF). 千曲市. p. 96 (2015年3月). 2023年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ “千曲市統計書 2020年版” (PDF). 千曲市. p. 98 (2021年3月). 2023年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ “千曲市統計書 2022年版” (PDF). 千曲市. p. 98 (2023年3月). 2023年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 戸倉駅 - しなの鉄道