愛別飛行場
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愛別飛行場(あいべつひこうじょう)とは、北海道上川郡愛別町にかつて所在した、軽飛行機専用の飛行場である。管理運営は北陸航空株式会社が行っていたが、現在は有限会社粕谷不動産(東京都港区)が所有し管理している。
2024年時点ではSKY-GATE AIBETSUとして車のドラッグレース会場として利用されている[1]。
概要
[編集]- 種類 : 非公共用飛行場
- 所在地 : 北海道上川郡愛別町字愛別683
- 位置 : 北緯43度52分56秒、東経142度36分34秒
- 標高 : 312.1m
- 滑走路 : 880m×25m (07/25)
- 面積 :
- 運用時間 : 8:20〜17:00
- 運用期間 : 通年(年末年始を除く)
- 管理主体 : 有限会社粕谷不動産(東京都港区)
沿革
[編集]- 1985年(昭和60年)4月 - ダイコロ株式会社による設置許可申請[2]。
- 1988年(昭和63年)8月 - ダイコロにより、ダイコロ愛別飛行場として供用開始[3][4]
- 2005年(平成17年)
- 2007年(平成19年)11月 : 北陸航空や共同航空の役員らが出資して長崎県大村市に「西部長崎航空」を設立し[7]、飛行訓練を長崎県新上五島町の上五島空港や小値賀町の小値賀空港に移転することを発表[5]
- 2008年(平成20年)5月 - 愛別飛行場での運航業務を休止[8]。移転計画が頓挫[7][9]
- 2013年12月31日 - 廃港[10]
脚注
[編集]- ^ “SKY-GATE AIBETSU DRAG”. 北海道 愛別町 (2024年7月14日). 2024年8月28日閲覧。
- ^ 「不動産関係法令の案内」『不動産研究』 27巻、3号、1985年7月、79頁。doi:10.11501/2800306 。 この時点では供用開始予定は昭和61年10月1日
- ^ “道内唯一の民間飛行場、ダイコロ愛別に1番機-一般小型機にも開放へ”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年8月21日)
- ^ 「N・E・W・S(商工ネットワーク) 北海道愛別町に民間飛行場開港」『商工ジャーナル』 14巻、12(165)、1988年12月、8頁。doi:10.11501/2831106 。 この時点でダイコロは 単発プロペラ機マリブ 1機、双発プロペラ機ハスキー 2機を所有
- ^ a b “長崎にパイロット養成の新会社 福井の北陸航空”. 産経新聞 (産経新聞社). (2007年11月27日)
- ^ a b “新・愛別飛行場 操縦士養成校が開校 北陸航空買収30人申し込み 遊覧飛行も拡充”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2005年12月4日)
- ^ a b “パイロットスクール開校断念 西部長崎航空”. 長崎新聞 (長崎新聞社). (2008年5月24日)
- ^ “運航業務を休止 愛別飛行場で北陸航空”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2008年5月30日)
- ^ 「パイロットスクール計画を断念」『広報しんかみごとう』47号、長崎県 新上五島町、2008年7月 。2024年8月28日閲覧。
- ^ “愛別飛行場(非公共用)供用廃止について”. 国土交通省東京航空局 (2013年12月24日). 2024年8月28日閲覧。