小川諒也
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名前 | ||||||
愛称 | リョーヤ[1] | |||||
カタカナ | オガワ リョウヤ | |||||
ラテン文字 | OGAWA Ryoya | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1996年11月24日(28歳) | |||||
出身地 | 東京都練馬区(長野県長野市生まれ[2][3]) | |||||
身長 | 183cm | |||||
体重 | 78kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | シント=トロイデンVV | |||||
ポジション | DF(LSB) | |||||
背番号 | 2 | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
2012-2014 | 流通経済大学付属柏高校 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2015-2024 | FC東京 | 133 | (4) | |||
2015 | → Jリーグ・アンダー22選抜 | 1 | (0) | |||
2016-2019 | → FC東京U-23 | 52 | (1) | |||
2022-2023 | → ヴィトーリアSC(loan) | 6 | (0) | |||
2023-2024 | → シント=トロイデンVV(loan) | 4 | (0) | |||
2024- | シント=トロイデンVV | |||||
通算 | 196 | (5) | ||||
代表歴2 | ||||||
2021-2022 | 日本 | 5 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年6月3日現在。 2. 2021年6月15日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
小川 諒也(おがわ りょうや、1996年11月24日 - )は、長野県長野市生まれ[2][3]、東京都練馬区出身[4]のプロサッカー選手。ジュピラー・プロ・リーグ・シント=トロイデンVV所属。ポジションはディフェンダー(左サイドバック)。元日本代表。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学1年生からサッカーを始める。小学生時代は、練馬区のコレーガSCに所属。Forza'02(中学生時代)から左サイドバック(SB)でプレー[5][6]。2011年に日本クラブユースサッカー選手権 (U-15)大会で活躍し、複数の強豪校からオファーを受けた[3]。2007年度の全国高校選手権で優勝した流通経済大学付属柏高等学校に憧れ[7]、2012年に同校へ進学。1年時にはイギョラカップ連覇[6][8]。身体能力の高さから[9]センターバックからフォワードまで様々なポジションで起用されたが[10][11]、2014年夏からは攻撃力を見込まれて主に左サイドハーフに配され[5][2][6]、同年度の全国高校選手権では正確なプレースキックで好機を作り[12][2]ベスト4進出、大会優秀選手に選出された[13]。
FC東京時代
[編集]複数クラブが獲得の争奪戦に乗り出す中[11]、スカウトの熱意、若手の積極起用、地元クラブという理由で[10]、 2015年Jリーグ・FC東京に入団[4]。こだわりを持つ左SBで[14][6]ポジション争いに臨み[15] ポジショニングと筋力を向上させた[16]。 迎えた2016年3月、ACLグループステージ第2節・ビンズオン戦においてFC東京トップチームでの公式戦初出場。手薄となっていた左SBに配されると共に[9]プレースキッカーを任されると、相手GKを強襲するオウンゴールの誘発とFW前田遼一へのアシストによって[17] 逆転勝利の立役者となった[18]。通年ではリーグ戦のアシスト数とクロス数でチーム最多を記録した[19]。また、同年4月にはU-23日本代表候補合宿に参加[20]。左足のクロスでアピールしたが[21]同年開催のオリンピックメンバーからは外れたが、2017年5月31日のルヴァンカップ第7節の清水エスパルス戦でFKからプロ入り初得点を決めた。7月15日、J3第17節のガイナーレ鳥取でリーグ戦初得点を決めた。7月30日、第19節のアルビレックス新潟戦で、J1初出場。2018年3月31日、第5節のガンバ大阪戦では先発すると2アシストの活躍を見せた[22]。7月19日、第16節の柏レイソル戦では本職ではない右サイドバックで先発する。クリスティアーノ・ダ・シウヴァとマッチアップするも無失点に抑えて勝利に貢献した[23]。
2019年は、元日本代表SB太田宏介とのハイレベルなポジション争いを制し、レギュラーに定着した。5月18日、第12節の北海道コンサドーレ札幌戦でJ1リーグ初得点を決めた[24]。
ヴィトーリアSC時代
[編集]2022年5月28日、ポルトガルのヴィトーリアSCに期限付きで移籍することが発表された[25]。
2022年7月21日、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)予選2回戦で公式戦デビューを飾った[26]。
シント=トロイデンVV時代
[編集]2023年6月26日、ベルギーのシント=トロイデンVVへ期限付き移籍が発表された[27]。契約期間は2023年7月1日から2024年6月30日まで[27]。
代表
[編集]2021年3月18日、国際親善試合およびFIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦のメンバーとして日本代表に初選出された[28]。
プレースタイル
[編集]183cmという身長は日本人左サイドバックの中では大きく、空中戦の勝負にも強い。オーバーラップから上げるクロスの精度が高く、FC東京ではコーナーキックのキッカーを務めることもある[29]。
所属クラブ
[編集]- コレーガSC (練馬区立橋戸小学校[3])
- Forza'02 (練馬区立石神井東中学校[2][3])
- 2012年 - 2014年 流通経済大学付属柏高等学校
- 2015年 - 2024年6月 FC東京 (早稲田大学人間科学部eスクール 通信教育課程[30])
- 2015年 Jリーグ・アンダー22選抜
- 2022年7月 - 2023年 ヴィトーリアSC(期限付き移籍)
- 2023年 - 2024年6月 シント=トロイデンVV(期限付き移籍)
- 2024年6月 - シント=トロイデンVV
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2015 | FC東京 | 25 | J1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2016 | 18 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 22 | 0 | |||
2017 | 5 | 0 | 7 | 1 | 1 | 0 | 13 | 1 | |||
2018 | 15 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 20 | 0 | |||
2019 | 22 | 1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 27 | 1 | |||
2020 | 6 | 28 | 0 | 3 | 0 | - | 31 | 0 | |||
2021 | 30 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 33 | 1 | |||
2022 | 15 | 2 | 2 | 1 | 2 | 0 | 19 | 3 | |||
ポルトガル | リーグ戦 | リーグ杯 | ポルトガル杯 | 期間通算 | |||||||
2022-23 | ヴィトーリア | 25 | プリメイラ | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 |
ベルギー | リーグ戦 | リーグ杯 | ベルギー杯 | 期間通算 | |||||||
2023-24 | シント=トロイデン | 2 | ジュピラー | 4 | 0 | - | 2 | 0 | 6 | 0 | |
通算 | 日本 | J1 | 133 | 4 | 24 | 2 | 8 | 0 | 165 | 6 | |
ポルトガル | プリメイラ | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | ||
ベルギー | ジュピラー | 4 | 0 | - | 2 | 0 | 6 | 0 | |||
総通算 | 143 | 4 | 25 | 2 | 10 | 0 | 178 | 6 |
その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2015 | J-22 | - | J3 | 1 | 0 | 1 | 0 | ||||
2016 | F東23 | 25 | 14 | 0 | 14 | 0 | |||||
2017 | 26 | 1 | 26 | 1 | |||||||
2018 | 11 | 0 | 11 | 0 | |||||||
2019 | 1 | 0 | 1 | 0 | |||||||
通算 | 日本 | J3 | 53 | 1 | 53 | 1 | |||||
総通算 | 53 | 1 | 53 | 1 |
- 2024年
- ベルギーリーグ・プレーオフ 3試合1得点
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2016 | FC東京 | 25 | 4 | 0 |
2020 | 6 | 6 | 0 | |
通算 | AFC | 10 | 0 |
その他の国際公式戦
- 2020年
- AFCチャンピオンズリーグ2020・プレーオフ 1試合0得点
- 出場歴
- 2015年3月21日:J3リーグ初出場 - J3第2節 vsレノファ山口FC (維新百年記念公園陸上競技場)
- 2016年3月ベガルタ仙台 (ユアテックスタジアム仙台) 6日:J1リーグ初出場 - J1第2節 vs
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- 千葉県選抜
- 第67回国民体育大会サッカー競技 (ベスト8[31])
- U-23日本代表
- 候補合宿(2016年)
- 日本代表
- 2022 FIFAワールドカップ・アジア予選(2021年)
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 5試合 0得点(2021年)
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2021 | 5 | 0 |
通算 | 5 | 0 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 2021年3月25日 | 横浜 | 横浜国際総合競技場 (日産スタジアム) |
韓国 | ○3-0 | 森保一 | 国際親善試合 |
2. | 2021年3月30日 | 千葉 | 千葉市蘇我球技場 (フクダ電子アリーナ) |
モンゴル | ○14-0 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 兼AFCアジアカップ2023予選 | |
3. | 2021年6月7日 | 大阪府 | 市立吹田サッカースタジアム | タジキスタン | ○3-1 | ワールドカップ予選 | |
4. | 2021年6月11日 | 兵庫県 | 御崎公園球技場 | セルビア | ○1-0 | キリンチャレンジカップ | |
5. | 2021年6月15日 | 大阪府 | 市立吹田サッカースタジアム | キルギス | ○5-1 | ワールドカップ予選 |
タイトル
[編集]チーム
[編集]- イギョラカップ (2013年)[8]
- 高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST (2013年)
- FC東京
個人
[編集]脚注
[編集]- ^ 『サッカーダイジェスト J1&J2&J3選手名鑑 2015 (NSK MOOK)』日本スポーツ企画出版社、2015年、77頁。ISBN 978-4905411253。
- ^ a b c d e “【高校サッカー】流経大柏のFK職人・小川お目覚め! 先制呼んだ”. 2015年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月28日閲覧。 スポーツ報知 (2015年1月6日)
- ^ a b c d e 『ジュニアサッカーを応援しよう! VOL.42』カンゼン、2016年、12-18頁。
- ^ a b 小川諒也選手(流通経済大学付属柏高等学校)来シーズン新加入内定のお知らせ FC東京 (2014年11月17日)
- ^ a b FC東京内定の流通経大柏・小川 先制弾&PK戦もきっちり スポーツニッポン (2015年1月3日)
- ^ a b c d FC東京DF小川諒也が振り返る流通経済大柏高校3年時の夏「ほぼ“4部練”で一日中ずーっとグランドにいました(苦笑)」 サッカーキング (2015年7月26日)
- ^ “高校サッカー 流経大柏PKに散る”. 2015年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月28日閲覧。 YOMIURI ONLINE (2015年1月11日)
- ^ a b イギョラ杯 新2年生のみで準決勝、決勝を連勝!流通経済大柏が2連覇! ゲキサカ (2013年3月22日)
- ^ a b 東京、公式戦ゼロ男19歳左SB小川をACL抜擢へ 日刊スポーツ (2016年3月1日)
- ^ a b “そのFKは「ほぼ100%枠にいく」。FC東京内定の小川諒也(流経大柏高)が、左足で狙うもの”. 2014年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月28日閲覧。 Yahoo!ニュース (2014年11月26日)
- ^ a b 選手権予選「全国9地域の注目校・選手vol.8」流通経済大柏高(千葉) ゲキサカ (2014年10月23日)
- ^ 選手権 F東京内定の流経柏DF小川、痛み止め服用し決勝アシスト ゲキサカ (2015年1月3日)
- ^ a b 第93回全国高校サッカー選手権大会 優秀選手 日本サッカー協会 (2015年01月13日)
- ^ F東京内定、流経大柏MF小川が大会初得点!厳しいマークにあうも「打開できなければプロとしてやっていけない」 ゲキサカ (2015年1月2日)
- ^ 東京8年ぶり高卒ルーキーDF小川が先発抜てきか 日刊スポーツ (2015年3月6日)
- ^ FC東京 19歳DF小川が開幕戦メンバー入りへ「いつも通りやるだけ」 スポーツニッポン (2016年2月23日)
- ^ 【F東京】19歳小川、初の公式戦でキラリ“2アシスト” スポーツ報知 (2016年3月2日)
- ^ FC東京・小川「活躍できるとは…」、プロデビュー戦で逆転呼んだ! スポーツニッポン (2016年3月1日)
- ^ 『エルゴラッソ イヤーブック2016 (J1・J2リーグシーズンレビュー)』三栄書房、2016年、57頁。
- ^ “小川 クロスでU23生き残りへ! 清水との練習試合へ意欲”. 2016年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月15日閲覧。スポーツニッポン (2016年4月13日)
- ^ 東京コンビ小川&橋本、U23生き残りへアピール 日刊スポーツ (2016年4月12日)
- ^ 連勝FC東京、小川諒也が2アシスト「結果を残さないと」 ゲキサカ(2018年3月31日)
- ^ 「右利きの選手が左SBをやる時代」…FC東京の小川が右SBで先発フル出場 ゲキサカ(2018年7月19日)
- ^ J1初得点のFC東京SB小川諒也「サポーターに感謝の気持ちを伝えたかった」 ゲキサカ(2019年5月18日)
- ^ FC東京DF小川諒也がポルトガル1部へレンタル移籍決定!「自分のわがままを受け入れてくれた全ての人に感謝」 ゲキサカ(2022年6月28日)2022年6月28日閲覧。
- ^ “元FC東京・小川諒也が公式戦デビュー!追加点演出でレギュラー定着前進か”. Football Tribe Japan (2022年7月21日). 2022年9月16日閲覧。
- ^ a b “小川諒也選手 シント=トロイデンVVへ期限付き移籍のお知らせ”. FC東京. (2023年6月26日) 2023年6月26日閲覧。
- ^ “SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー 国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム)FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “日本代表初選出の小川諒也ってどんな選手? 希少な大型左サイドバック、国際試合向きのプレースタイルとは…”. 2021年3月29日閲覧。
- ^ 早稲田大学 人間科学部eスクール 特別選抜入試について Jリーグ (2015年1月30日)
- ^ Match No.Y-17 第67回国民体育大会サッカー競技 少年男子 日本サッカー協会 (2012年10月2日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
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- 小川諒也 - National-Football-Teams.com
- 小川諒也 - Soccerway.com
- 小川諒也 - Soccerbase.comによる選手データ
- 小川諒也 - FootballDatabase.eu
- 小川諒也 - WorldFootball.net
- 小川諒也 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 小川諒也 - J.League Data Siteによる選手データ
- 小川諒也 - TheFinalBall.com
- プロフィール - 日本サッカー協会
- プロフィール - FC東京
- TOKYO MANIA Connect DF 25 小川 諒也 - 182ch (2015年3月30日)