コンテンツにスキップ

大非常線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大非常線
ジャンル 刑事ドラマ
脚本 作品リスト参照
監督 作品リスト参照
出演者 千葉真一
谷隼人
川地民夫
大門正明
井上誠吾
志穂美悦子
ひし美ゆり子
北村和夫
ナレーター 羽佐間道夫
音楽 渡辺宙明
エンディング 『哀愁のスキャット』(ほりえみつこ
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗 日本語
時代設定 現代(1976年
製作
プロデューサー 宮崎慎一(NET)
佐伯明(東映)
加藤貢(〃)
編集 山口一喜
松谷正雄
制作 NET
東映
放送
放送チャンネルNET系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1976年1月23日 - 同年3月26日
放送時間金曜 21:00 - 21:54
放送枠NET金曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数全10回
テンプレートを表示

大非常線』(だいひじょうせん)は、1976年日本テレビドラマ。日本の刑事ドラマのひとつ。

1976年1月23日から3月26日まで毎週金曜日21:00 - 21:54に、 NETにて全10話がカラーアナログ放送された。

内容・解説

[編集]

通称「デンジャー」と呼ばれる警視庁捜査第五課(架空の部署)に所属する刑事たちの活躍を描く。

視聴率的に苦戦した前番組『燃える捜査網』の終了を受けスタートした。

レギュラー出演者のうち千葉真一谷隼人志穂美悦子が役名を変えて前番組から続投したほかスタッフの大半も前番組から続投した。

脚本には、新たに東宝作品に携わっていた小川英率いるジャック・プロダクション陣営が加わった。

ザ★ゴリラ7』以来、千葉主演のNETにおける金曜21時台の連続ドラマは本作が最後である。

キャスト

[編集]
(左:俳優、右:役名、未出演は作品リスト「備考」参照)










作品リスト

[編集]

※出演はクレジットタイトルの表記順。

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト 備考
1 1976年
1月23日
愛の天使 小川英
四十物光男
西村潔 岡田英次寺泉哲章ミッチー・ラブモーリン・ピーコックレスター・ラタイル山形久美子今村堅洸山下恵子前島誠羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技斗部 日尾孝司細川俊夫
2 1月30日 誘拐プロフェッショナル 高久進
新井光
江崎実生 南原宏治北川めぐみ水原麻記六本木真三夏伸弘松三郎木島一郎河合弦司槇ひろ子江藤昭山田禅二竹田將二佐川二郎木村修田川勝雄角本佳恵篠部一彦細沼茂菊地正孝小川昌純鈴木康之田中信司、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技斗部 日尾孝司 [1]
3 2月6日 ダイヤモンドに愛を 田波靖男
安斉あゆ子
小川英
三堀篤 荒谷公之松平純子江見俊太郎長谷川弘菅野直行土山登士幸団厳ユセフ・オスマン高品正広大阪憲三坂千恵子伊藤慶子今井久美子粕谷多賀子、木村修、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司 [2]
4 2月13日 必死の逃亡者 永原秀一 西村潔 今井健二中島ゆたか伴直弥柿沼真二伊藤利子鈴木茂斉藤春元、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司 [3]
5 2月20日 脱獄の唄 田波靖男
安斉あゆ子
小川英
村山新治 待田京介西沢利明水上竜子西尾三枝子森章二夏木章はやみ竜次高野隆志打越章之松下昌司塚田末人/細沼茂、富山一徳、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司、西本良治郎 [4]
6 2月27日 勇者は誰か 小川英
胡桃哲
江崎実生 郷鍈治南条弘二八名信夫藤山律子、田川勝雄、高木真二伊東光一岩城和男古能成二山田光一高月忠高橋健二富士乃幸夫山本緑黒川一臣新井真由美高橋俊一比良元高杉本祐司遠藤重夫、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司、西本良治郎 [5]
7 3月5日 挑戦 小川英
杉村のぼる
山崎大助 三浦真弓加藤和夫幸田宗丸、ユセフ・オスマン/船渡伸二桐島好夫森裕介安達由紀麻生龍広井純ブライアン/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司、西本良治郎/羽佐間道夫(ナレーター、ノンクレジット) [6]
8 3月12日 第三夫人の横顔 永原秀一
峯尾基三
三堀篤 真山知子上野山功一斉藤真藤山浩二西本良次郎小貫千恵子松本柳太郎、富士乃幸夫/細沼茂、藤木あけみ、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司、西本良治郎 [7]
9 3月19日 非常線強行突破 高久進
新井光
村山新治 浜田寅彦武藤章生速水亮幾野道子大山いづみ沖田駿一、西本良治郎、高松政男/木村修、松田芳夫飯塚裕次吉沢高明赤津真知子葛西喜義鈴木功、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司、西本良治郎 [8]
10 3月26日 高山刑事死す 小川英
田波靖男
安斉あゆ子
山崎大助 河村弘二高津住男内田勝正溝口舜亮/山田禅二、トニー・セテラ佐野美智子北野英二、松下昌司、羽佐間道夫(ナレーター)/アクション指導 ジャパンアクションクラブ技闘部 日尾孝司、西本良治郎 [9]

スタッフ

[編集]

監督脚本作品リストを参照

音楽

[編集]
注:オープニングでのタイトルロゴのバックの音楽:『燃える捜査網』のオープニングメインテーマ前の音楽(通りの風景をバックに拳銃が大映しになるシーンのバックの音楽)と同じもの。
オープニングテーマ(一部回のみ)(「グレートマジンガー」の挿入歌「ビューナスAの歌」のインスト版。)
作曲・編曲 - 渡辺宙明
エンディングテーマ「哀愁のスキャット」(「グレートマジンガー」の挿入歌「ジュンの歌」の歌詞を変えて、メロディを流用したもの。)(レコードは日本コロムビアから発売。)
作詞 - 中村しのぶ / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - ほりえみつこ
挿入歌「別れを告げて旅に出る」(「グレートマジンガー」の挿入歌「ビューナスAの歌」の歌詞を変えて、カラオケを流用したもの。)(「哀愁のスキャット」のB面に収録。)
作詞 - 中村しのぶ / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - ほりえみつこ

媒体

[編集]

2022年現在、DVD等は発売されていない。

ネット配信

[編集]
  • 2022年12月28日より2023年3月8日まで、YouTube「東映シアターオンライン」から毎週水曜21:00(JST)に1週間の期間限定で無料配信が行われた(第1話は最終配信まで)。2023年8月10日からは同チャンネルの据置枠で、第1・2話が常時無料配信されている。
  • Amazon Prime Video(東映オンデマンド)でも有料で配信[10]

脚注

[編集]
  1. ^ 志穂美悦子、北村和夫未出演
  2. ^ 大門正明未出演
  3. ^ 谷隼人、志穂美悦子未出演
  4. ^ 千葉真一、大門正明、志穂美悦子未出演
  5. ^ ひし美ゆり子、北村和夫未出演。次回予告は羽佐間道夫ではなく、千葉真一が担当。
  6. ^ 大門正明、井上誠吾、北村和夫未出演
  7. ^ 谷隼人、川地民夫、ひし美ゆり子、北村和夫未出演
  8. ^ 大門正明、ひし美ゆり子、北村和夫未出演
  9. ^ 川地民夫、北村和夫、羽佐間道夫未出演
  10. ^ Amazon.co.jp: 大非常線を観る | Prime Video”. www.amazon.co.jp. 2023年1月5日閲覧。

関連項目

[編集]

1974年 - 1976年千葉真一主演NET系テレビドラマ

前後番組

[編集]
NET系 金曜日 21:00
前番組 番組名 次番組
大非常線