大川清
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大川 清(おおかわ きよし、1925年3月15日[1] - 2004年7月10日)は、日本の考古学者。陶芸家。国士舘大学名誉教授、日本窯業史研究所社長。歴史考古学、奈良・平安期古瓦、窯業史研究。
略歴
[編集]静岡県熱海市生まれ[1]。1942年 (昭和17年)までこの地で育つ。この間、1941年に三島商業学校を戦時下繰り上げ卒業[1]。大陸の国策会社に就職、北京、山西省大原で勤務。1944年7月帰国。1949年に早稲田大学付属早稲田専門学校政治経済科、1951年に早稲田大学第一文学部史学科を卒業[1]。1954年に早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程を修了[1]。大陸時代から就労の一方で、史蹟・歴史研究を並行して進めており、大学進学以降は考古学専攻。
1965年東邦大学助教授、1967年国士舘大学助教授、1977年教授となり、1995年定年退職[1]。
1984年に「古代造瓦組織の研究」により、早稲田大学から文学博士の学位を授与される[2]。
著書
[編集]古代窯業史研究『日本の古代瓦窯』 雄山閣出版
参考文献
[編集]- 大川清博士古稀記念会事務局 編『大川清年譜・著作目録』日本窯業史研究所、1995年。 NCID BB06373690。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 「略年譜」(大川清博士古稀記念会事務局 1995, pp. 3–14)
- ^ [“書誌事項(CiNii Dissertations)”. 国立情報学研究所. 2017年6月16日閲覧。]