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堂込麻紀子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堂込 麻紀子
どうごみ まきこ
生年月日 (1975-09-15) 1975年9月15日(49歳)
出生地 日本の旗 日本 茨城県稲敷郡阿見町
出身校 流通経済大学社会学部社会学科
前職 イオンリテール社員
連合茨城執行委員
所属政党 無所属国民民主党新緑風会
公式サイト 堂込まきこ 公式ホームページ

選挙区 茨城県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2022年7月26日 - 現職
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堂込 麻紀子(どうごみ まきこ、1975年9月15日 - )は、日本の政治家参議院議員(1期)。

来歴

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茨城県稲敷郡阿見町出身。茨城県立土浦第二高等学校流通経済大学社会学部卒業。1998年4月にジャスコ株式会社(現在のイオンリテール)に入社し、笠間市今市市下妻市などの店舗に勤務。2007年10月よりイオンリテール労働組合専従となり、2012年10月よりイオンリテールワーカーズユニオンの中央執行委員を務め、同時にカンボジア中国などの海外グループで4年間、本部専門局スタッフで2年間、地域議長で3年間働いた。2021年10月より連合茨城の執行委員兼女性委員会委員、UAゼンセン茨城県支部の運営評議員、イオンリテールワーカーズユニオンの中央執行副委員長を務める[1]

2022年4月22日、連合茨城が同年夏の第26回参議院議員通常選挙茨城県選挙区(改選数2)に堂込を無所属で擁立すると発表した[2]。同選挙に向けては、現職の郡司彰2021年11月に政界引退を表明したことを受け、立憲民主党国民民主党の県連がすでにそれぞれ候補者公募を開始しており、立憲には5人、国民には2人が公募に名乗りを上げていたが、4月7日に連合が主導する形で2党1団体での統一候補として堂込の擁立論が急遽浮上。国民が早期に連合の意向を受け入れる方針を決めた一方、立憲県連は頭越しの動きに一部幹部が反発。堂込が国民民主党支援産別のUAゼンセン所属であることもあり4月15日の県連常任幹事会は紛糾し、翌16日に多数決で独自候補の擁立断念を決めた[3][4]

7月10日の投開票の結果、堂込は得票数2位で初当選した[5]が、労組票固めを中心とした内向きの選挙運動や原発政策を巡る立国両党の不協和音、さらに立憲民主党そのものの不振もあり[6]、堂込の得票は約19万7千票に留まり、同選挙区での当選者の得票数が20万票を割り込むのは1959年第5回参議院議員通常選挙以来63年ぶりで、次点となった日本維新の会の候補者に約3万8千票差まで迫られる辛勝となった[7]

2024年11月25日付で参議院の国民民主党会派「国民民主党新緑風会」に入会した[8]

政策・主張

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憲法

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  • 憲法改正について、2022年のNHKのアンケートで「どちらとも言えない」と回答[9]。同年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[10]
  • 9条改憲について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[10]。9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[9]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[9]

外交・安全保障

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  • 敵基地攻撃能力を持つことについて、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[9]
  • 普天間基地辺野古移設について、2022年の毎日新聞社のアンケートで回答しなかった[10]
  • ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[11]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「さらに強めるべきだ」と回答[9]。同年の毎日新聞社のアンケートで「制裁をより強めるべきだ」と回答[10]
  • 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[12]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「ある程度増やすべき」と回答[9]
  • 徴用工訴訟問題慰安婦問題などをめぐり日韓の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで回答しなかった[10]

ジェンダー

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  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[9]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[9]
  • クオータ制の導入について、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[9]

その他

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  • アベノミクスについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「評価できず、見直すべきだ」と回答[10]
  • 原子力発電への依存度を今後どうするべきか」との問題提起に対し、2022年のNHKのアンケートで「下げるべき」と回答[9]
  • 国会議員の被選挙権年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで回答しなかった[10]

選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第26回参議院議員通常選挙 2022年07月10日 46 茨城県選挙区 無所属 19万7292票 18.08% 2 2/8 /

脚注

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  1. ^ 堂込まきこ 公式ホームページ - 茨城から 日本を笑顔に”. 2022年7月11日閲覧。
  2. ^ “参院選2022:連合、堂込氏を擁立 議席継続へ立憲、国民推薦 /茨城”. 毎日新聞. (2022年4月23日). https://mainichi.jp/articles/20220423/ddl/k08/010/093000c 2022年7月20日閲覧。 
  3. ^ “参院選2022:立憲県連に不協和音 統一候補擁立巡り混乱 「自前」調整が雲散霧消に /茨城”. 毎日新聞. (2022年4月27日). https://mainichi.jp/articles/20220427/ddl/k08/010/038000c 2022年7月20日閲覧。 
  4. ^ “今夏の参院選茨城選挙区 連合が堂込氏を擁立 立民と国民が推薦、候補一本化”. 東京新聞. (2022年4月23日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/173398 2022年7月20日閲覧。 
  5. ^ 茨城 参議院選挙結果・開票速報”. 参議院選挙2022特設サイト. NHK. 2022年7月11日閲覧。
  6. ^ “参院選茨城 戦い終えて(上) 無所属・堂込麻紀子 2議席目死守も「惨敗」”. 東京新聞. (2022年7月13日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/189272 2022年7月20日閲覧。 
  7. ^ “維新の勢い、茨城でも 立憲・国民推薦候補に迫る 参院選出口調査”. 朝日新聞. (2022年7月12日). https://www.asahi.com/articles/ASQ7C7D84Q7CUJHB00L.html 2022年7月20日閲覧。 
  8. ^ 政治部, 時事通信 (2024年11月25日). “堂込氏が国民会派入り 参院:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2024年12月15日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j 選挙区 茨城”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g 堂込麻紀子 無 茨城”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
  11. ^ ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
  12. ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 2022年6月27日閲覧。 

外部リンク

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