台湾タワー
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台湾タワー(たいわんたわー、繁体字中国語: 台灣塔)は、台湾台中市の水湳飛行場跡地で進行中の都市計画において、建設が構想・予定されていた塔の一般呼称。タワーはそのデザインを世界から募集する、国際コンペが開催された。その最終選考で1位になったのは、日本の建築家藤本壮介の作品。
概要
[編集]飛行場跡地は約4.4ヘクタール。このエリアを「台中水湳経貿生態園区」に制定し、タワーを含む都市計画のデザインをコンペで募った。
100名を超える応募者の中から、第1次選考で2次選考候補者5名まで絞られた。この時点ではルーマニアのStefan Dorinのデザインがトップを取った。その後第2次選考で、日本の建築家藤本壮介のデザインが最終的に第1位となった[1]。タワーは65.88億台湾元の予算で、2017年に完成予定だったが、計画を進めていく中で予算が倍増し建設中止となった[2]。
沿革
[編集]- 2007年:台中市政府は都市計画に着手
- 2008年:エリアを「台中水湳経貿生態園区」に制定
- 2010年:区画内の塔の位置などの概要説明会を開催
- 2011年9月2日:第1次選考でルーマニア国籍の建築家が選ばれる。11月11日第2次選考で、日本人の作品が1位に選ばれた。
- 2015年:建設中止を発表
脚注
[編集]- ^ 藤本壮介氏が台湾タワー・コンペで優勝 TOKYO DESIGNERS WEEK
- ^ 日本人建築家設計の「台湾タワー」、建設一時中止へ フォーカス台湾
関連項目
[編集]- List of tallest buildings in Taiwan(台湾の高層ビル:英語)