友山茂樹
友山 茂樹(ともやま しげき、1958年9月2日 - )は、日本の実業家。トヨタ自動車Executive Fellow。トヨタモビリティ東京取締役副会長。トヨタ自動車元副社長、執行役員Chief Information & Security Officer 兼 Chief Production Officer、GAZOO Racingカンパニープレジデント、トヨタコネクティッド代表取締役社長、北米トヨタ自動車取締役副社長などを歴任。
人物・経歴
[編集]埼玉県生まれ。1981年に群馬大学工学部機械工学科を卒業後、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社。生産技術部配属。1991年にトヨタ生産方式を担当する生産調査部に異動。同部で係長を務めていた豊田章男(現在のトヨタ自動車会長)の知遇を得る。その後、1998年に豊田章男とともにGAZOO.comを立ち上げ、2000年にはe-TOYOTA部やガズーメディアサービス(現トヨタコネクティッド)を設立し、トヨタ自動車のIT事業を開始させた。2002年G-BOOKを開設。2003年からシンガポールのトヨタ モーター アジア パシフィックに出向し経営大学院に留学[1][2][3]。
トヨタ自動車e-TOYOTA部部長、 広汽トヨタ自動車出向を経て、2007年、当時副社長を務めていた豊田章男とともにGAZOO Racingの立ち上げにあたった。2010年トヨタ自動車常務役員。2011年事業開発本部長兼情報事業本部長兼情報システム本部長兼IT本部長。2015年から専務役員、2018年から副社長として、事業開発本部長及び情報システム本部長、コネクティッドカンパニーPresident、Chief Information Security Officer、渉外・広報本部統括、GRカンパニーPresident、TPS本部長を務める[4][5]。
2020年の役員体制の変更に伴いトヨタ自動車執行役員、Chief Information & Security Officer 兼 Chief Production Officerに就任。同年トヨタ モーター ノース アメリカ取締役兼生産部門の最高情報責任者チーフプロダクションオフィサー兼執行副社長を兼務。2021年1月トヨタ自動車Executive Fellowに就任[6][7]。2022年トヨタ自動車Executive Fellow 国内販売事業本部本部長[8]。トヨタモビリティ東京取締役副会長[9]。
豊田章男同様クルマ好きで知られ、友山によると、豊田は運転好きで自分はメカ好きだという[10]。愛車はロールケージや織戸学の『RIDOX』製バンパーなどを装着し、HKS製タービンのTO4Zで600馬力にチューニングした1997年型スープラ[11][12]。また2017年のTGRF(TOYOTA GAZOO Racingフェスティバル)ではTS050 HYBRIDを自らの手でドライブした[13]。
出典
[編集]- ^ 「友山 茂樹 氏」トヨタコネクティッド
- ^ 「友山 茂樹」トヨタ自動車
- ^ 「卓話 低炭素・省エネルギー社会の実現と 自動車の未来」名古屋中ロータリークラブ
- ^ 「副社長友山 茂樹」トヨタ自動車
- ^ 「新生「トヨタコネクティッド」のキーマン研究代表取締役社長 友山茂樹氏が面白い【コラム】」web.motormagazine
- ^ “役員人事、幹部職人事および組織改正について”. トヨタ自動車. 2020年12月3日閲覧。
- ^ トヨタ自動車の友山執行役員、北米生産部門の最高情報責任者を兼務---11月9日付け新体制レスポンス2020年11月10日
- ^ トヨタの国内営業トップに友山氏が就任へ中日新聞2022年6月16日 05:00
- ^ トヨタモビリティ東京「組織改編、役員担当委嘱変更および役員人事について」
- ^ GR magazine vol.2 限定150台のVits GRMNを一番乗り 三栄書房刊行 平成30年6月3日
- ^ 今年もやってます!自工会主催の出前授業 トヨタの友山専務が東京理科大で講演
- ^ トヨタのCIOが語るConnected CarとAzure、これからのIT屋
- ^ トヨタGRカンパニー社長、TS050を試走「いつかWEC技術を市販車に」
|
|
|