南陽市
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なんようし 南陽市 | |||||
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赤湯温泉街 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 山形県 | ||||
市町村コード | 06213-8 | ||||
法人番号 | 7000020062138 | ||||
面積 |
160.52km2 | ||||
総人口 |
28,730人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 179人/km2 | ||||
隣接自治体 | 山形市、上山市、長井市、東村山郡山辺町、東置賜郡高畠町、川西町、西置賜郡白鷹町 | ||||
市の木 | サクラ | ||||
市の花 | キク | ||||
南陽市役所 | |||||
市長 | 白岩孝夫 | ||||
所在地 |
〒999-2292 山形県南陽市三間通436-1 北緯38度03分18秒 東経140度08分54秒 / 北緯38.05511度 東経140.14836度座標: 北緯38度03分18秒 東経140度08分54秒 / 北緯38.05511度 東経140.14836度 南陽市役所 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
南陽市(なんようし)は、山形県の南東にある人口約3万人の市。赤湯温泉や鶴の恩返しの民話が伝わる里として知られる。1967年(昭和42年)市制施行。
地理
[編集]南陽市は、置賜盆地の北部に位置し、市の北部は白鷹丘陵、南部は平地が開け、最上川を南端とする。標高は平野部で200メートル程、北部山間部で450メートル程である。
歴史
[編集]- 1967年(昭和42年)[1]
- 1968年(昭和43年) - 南陽市民会館完成。(2015年閉館)
- 1974年(昭和49年) - 吉野鉱山閉山。
- 1980年(昭和55年) - 稲荷森古墳、国の史跡に指定(県内最大で東北で6番目に大きい前方後円墳)。
- 1988年(昭和63年) - 山形鉄道フラワー長井線開業。(旧JR長井線)
- 1989年(平成元年) - 南陽市武道場、向山公園完成。
- 1992年(平成4年) - ハイジアパーク南陽オープン。
- 1996年(平成8年) - 南陽市中央花公園(南陽市民体育館)完成。
- 2001年(平成13年) - えくぼプラザ(南陽市立図書館)完成。
- 2013年(平成25年) - 豪雨被害。市内2つの河川が氾濫。小滝地区で住宅1戸全壊などの被害。
- 2014年(平成26年) - 平成26年台風第8号による集中豪雨被害。市内2つの河川が氾濫し赤湯地区などで1,200棟が床上浸水。災害救助法の適用を受ける[2]。
- 2015年(平成27年) - 市役所庁舎脇に南陽市文化会館完成。
- 2016年(平成28年) - 文化会館が世界最大の木造コンサートホールとしてギネスに認定される。
- 2019年(平成31年) - 東北中央自動車道南陽高畠IC-山形上山IC間開通により、市内に初めて高速道路が通る。(南陽PAも供用開始)これにより、仙台、福島、東京が高速道路で結ばれた。
- 2024年(令和6年) - 秋葉山で山火事。焼失面積は約137ha。148世帯410人に一時避難指示が発出された[3]。
市名の由来
[編集]合併時に宮内町と赤湯町の双方が新市名で譲らず、仲裁案として安孫子藤吉山形県知事(当時)が中国の故事である「南陽の菊水」から引用して命名した瑞祥地名である(市役所は中間地点に建てられた)。市名決定の経緯から、中国の南陽市とは1988年に友好都市として提携している[4]。
行政
[編集]歴代市長
[編集]代・任期 | 氏名 | 就任 | 退任 |
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市長職務執行者 | 佐藤義一 | 1967年4月1日 | 1967年4月17日 |
1 2期 | 佐藤義一 | 1967年4月28日 | 1975年3月29日 |
2 1期 | 遠藤東平 | 1975年4月28日 | 1978年3月10日 |
3 1期 | 須藤直一郎 | 1978年4月16日 | 1978年6月15日 |
4 2期 | 新山昌孝 | 1978年7月30日 | 1986年7月29日 |
5 3期 | 大竹俊博 | 1986年7月30日 | 1998年7月29日 |
6 2期 | 荒井幸昭 | 1998年7月30日 | 2006年7月29日 |
7 2期 | 塩田秀雄 | 2006年7月30日 | 2014年7月29日 |
8 2期 | 白岩孝夫 | 2014年7月30日 | 現職 |
議会
[編集]定数:17[5]
経済
[編集]産業
[編集]- 農業(ぶどう)
- 漆山地区に南陽西工業団地がある。
南陽市に本社を置く主要企業
[編集]- かわでん:東証スタンダード市場上場(証券コード:6648) - 山形県で初めて上場した企業。
- エヌ・デーソフトウェア
- ナカノアパレル(東京から本社移転)
- 山形食品
- 宮内ハム
- 東の麓酒造有限会社
郵便局
[編集]金融機関
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]地域
[編集]人口
[編集]南陽市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 南陽市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 南陽市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
南陽市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
[編集]高等学校
[編集]→閉校した高等学校は「山形県高等学校の廃校一覧#南陽市」を参照
中学校
[編集]- 南陽市立宮内中学校
- 2010年4月、宮内中学校、漆山中学校、吉野中学校が統合し開校
- 南陽市立赤湯中学校
- 2010年4月、赤湯中学校、中川中学校が統合し開校
- 南陽市立沖郷中学校
- 2010年4月、沖郷中学校、梨郷中学校が統合し開校
→閉校した中学校は「山形県中学校の廃校一覧#南陽市」を参照
小学校
[編集]- 南陽市立中川小学校
- 南陽市立宮内小学校
- 南陽市立梨郷小学校
→閉校した小学校は「山形県小学校の廃校一覧#南陽市」を参照
交通
[編集]置賜地方の交通の要衝としての役割を果たしている。
鉄道路線
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
バス
[編集]- 高速・都市間バス
- 路線バス
- 山交バス:小滝地区
- 北部地区バス(赤湯駅 - 小滝不動尊前、赤湯観光バスに受託)
- 西部地区バス(南陽病院 - 置賜病院、赤湯観光バスに受託)
- 中川地区バス(南陽病院 - 元中山公民館、米沢バス観光に委託)
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 南陽の菊まつり
- 烏帽子山公園(日本さくら名所100選)
- 烏帽子山八幡宮
- 赤湯温泉
- 稲荷森古墳(国の史跡、山形県最大の前方後円墳)
- 熊野大社(日本三熊野の一つ)
- 岩部山三十三観音(磨崖仏)
- 珍蔵寺
- 梨郷神社
- 南陽スカイパーク
- ハイジアパーク南陽
- 夕鶴の里
- 南陽市立結城豊太郎記念館
- 白鷹山
- くぐり滝
- 小滝わらび園
- 荻わらび園
- 妹背の松
著名な出身者
[編集]- 星岳雄 - 経済学者、スタンフォード大学教授
- 井上京子 - プロレスラー
- 菅井信也 - プロ野球選手
- 須貝智郎 - 農業、シンガーソングライター
- 須藤克三 - 教育者、児童文学者
- 須藤憲三 - 医学者、金沢医科大学学長
- 橘ノ圓 (3代目) - 落語家
- 宇留木康二 - 俳優
- 中村映里子 - 女優
- 錦三郎 - 歌人、クモ研究家
- 水谷修 - 教育者
- 結城豊太郎 - 銀行家、政治家
- 水心子正秀[要曖昧さ回避] - 江戸時代後期の刀工、泰平の世で衰退した日本刀を復興させた。いわゆる新々刀の祖。
- 池田めぐみ - フェンシング選手
- 若杉嘉津子 - 女優
- 深町秋生 - 作家
- 黒江哲郎 - 防衛官僚、第31代防衛事務次官
- 結城よしを - 童謡詩人。代表作に『ないしょ話』
脚注
[編集]- ^ “50年のあゆみ”. 南陽市. 2020年4月7日閲覧。
- ^ “災害救助法の適用p11 災害救助法の適用に当たって ③法適用の状況(平成26~令和元年度)”. 内閣府政策統括官 (2020年). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “山林火災の鎮圧状態後も続いた「ジェットシューター」消火活動、落ち葉の下に入り込んだ火の粉”. 読売新聞ONLINE (2024年5月17日). 2024年5月16日閲覧。
- ^ “姉妹(友好)提携情報 姉妹提携データ”. 一般財団法人自治体国際化協会. 2024年8月4日閲覧。
- ^ “南陽市議選、少数激戦の見込み 告示まで1カ月、定数17に17人名乗り”. 山形新聞. 2020年4月27日閲覧。
- ^ “姉妹提携データ”. 一般財団法人自治体国際化協会. 2020年6月29日閲覧。