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兼山橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
兼山橋
可児市側、下流側より撮影
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県加茂郡八百津町和知 - 岐阜県可児市兼山
交差物件 木曽川
用途 道路橋
路線名 岐阜県道381号多治見八百津線
管理者 岐阜県
施工者 合資会社辰巳組
開通 1967年(昭和42年)11月29日
構造諸元
材料
全長 94.0 m
6 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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岐阜県道381号標識

兼山橋(かねやまばし)は、岐阜県加茂郡八百津町可児市(旧可児郡兼山町)の木曽川に架かる橋梁である。かつては岐阜県道365号和知兼山停車場線の一部だったが、同路線の廃止により岐阜県道381号多治見八百津線に移管された。

現在の橋は4代目である。初代、2代目は有料であった。

概要

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  • 供用:1967年(昭和42年)11月29日
  • 延長:94.0m
  • 幅員:6m
  • 区間:岐阜県加茂郡八百津町和知 - 岐阜県可児市兼山

沿革

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1891年(明治24年)9月5日、兼山橋(初代)が開通する。延長265尺(約80m)、幅10尺(約3m)の全木製の吊り橋であった。開通当初の料金は、人が7厘、荷車人力車が2銭、牛馬が2銭5厘であった。位置は現在の兼山橋の約900m下流であった。

1907年(明治40年)、兼山橋(初代)の老朽化により、同じ位置に兼山橋(2代目)が開通する。

1923年(大正12年)6月11日、現在の兼山橋の下流約500mの位置に、兼山橋(3代目)が開通する。橋は岐阜県が築き、無料の橋となった。延長107.5m、幅3.5mの鉄骨製の吊り橋であった。

昭和30年以降、自動車の通過が著しく増加し、兼山橋(3代目)も老朽化が進んでしまう。1965年(昭和40年)10月に橋桁が破損し、全面通行止めとなる。また、ワイヤーの腐食が深刻となり、兼山橋(3代目)は人間・二輪車専用となる。

1967年(昭和42年)、兼山橋(4代目)が開通する。兼山橋(3代目)は人間専用となる。しかし老朽化が進行し、1992年(平成4年)に通行禁止となり、1995年(平成7年)に解体される。

外部リンク

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座標: 北緯35度27分48.2秒 東経137度05分58.4秒 / 北緯35.463389度 東経137.099556度 / 35.463389; 137.099556