伊東香織
伊東 香織 いとう かおり | |
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2017年 | |
生年月日 | 1966年5月14日(58歳) |
出生地 | 福岡県福岡市 |
出身校 |
東京大学法学部 ハーバード・ロー・スクール |
前職 | 総務省国際部多国間経済室長 |
現職 | 第6代 岡山県倉敷市長 |
所属政党 | 無所属 |
称号 |
学士 (法学)(東京大学) 法学修士(アメリカ合衆国LLM) |
公式サイト | より良い未来へ! みんなで創ろう!地域の笑顔と元気 / 伊東かおり |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 2008年5月19日 - 現職 |
伊東 香織(いとう かおり、1966年(昭和41年)5月14日[1] ‐ )は、日本の政治家、郵政・総務官僚。岡山県倉敷市長(5期目)。岡山県初の女性首長である[2]。
概要
[編集]福岡県福岡市生まれ。1990年3月、東京大学法学部卒業。同年4月、郵政省(現総務省)に入省した。1993年6月、アメリカ合衆国ハーバード・ロー・スクールを修了し、法学修士号(LLM)を取得。1995年6月、日光郵便局長に就任。1998年から2000年まで総理府(現内閣府)国際平和協力本部事務局で勤務。ボスニア・ヘルツェゴビナ国際平和協力業務に従事した[3]。
2003年4月、総務省から倉敷市へ出向し、倉敷市総務局長に就任。翌2004年より倉敷市収入役。2007年8月に総務省へ戻り、国際部多国間経済室長に就任したが、同年11月に退官[4]。
2008年倉敷市長選挙
[編集]2008年4月27日執行。現職の古市健三、元市議の秋山正らを破り初当選[5]。中国・四国地方では史上初の女性市長であり、かつ初当選時の年齢(42歳5日)が、それまで女性市長では史上最年少であった白井文(元兵庫県尼崎市長)の初当選時(2002年)の年齢(42歳6ヶ月)を下回った。しかしこの記録は2010年白井の後継として尼崎市長に当選した稲村和美が37歳10ヶ月で当選して更新された後、その2年後の2012年に36歳6ヶ月で滋賀県大津市長に当選した越直美に再度更新されている(いずれも中核市市長である)。5月19日、市長就任[6]。
※当日有権者数:373,435人 最終投票率:47.13%(前回比:0.64pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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伊東香織 | 41 | 無所属 | 新 | 79,135票 | 45.35% | |
古市健三 | 60 | 無所属 | 現 | 70,915票 | 40.64% | |
秋山正 | 53 | 無所属 | 新 | 24,445票 | 14.01% |
2012年倉敷市長選挙
[編集]2012年4月22日執行。元京都府大山崎町議の矢引亮介[7]を破り再選。
※当日有権者数:377,023人 最終投票率:33.72%(前回比:-13.41pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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伊東香織 | 45 | 無所属 | 現 | 112,634票 | 89.31% | |
矢引亮介 | 41 | 無所属 | 新 | 13,477票 | 10.69% | (推薦)日本共産党 |
2016年倉敷市長選挙
[編集]2016年4月25日執行。元小学校教諭の田中容子と元倉敷市議会議員の木村圭司を破り3選[8]。
※当日有権者数:380,096人 最終投票率:37.19%(前回比:+3.47pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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伊東香織 | 49 | 無所属 | 現 | 118,676票 | 83.95% | |
田中容子 | 62 | 無所属 | 新 | 11,167票 | 7.90% | (推薦)日本共産党 |
木村圭司 | 56 | 無所属 | 新 | 10,618票 | 7.51% |
2020年倉敷市長選挙
[編集]2020年4月26日執行。IT会社社長でNHKから国民を守る党公認の越智寛之を大差で破り4選。
※当日有権者数:390,619人 最終投票率:25.65%(前回比:-11.54pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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伊東香織 | 53 | 無所属 | 現 | 93,388票 | 94.70% | 自由民主党・公明党・立憲民主党・国民民主党・社会民主党・岡山維新の会推薦 |
越智寛之 | 45 | NHKから国民を守る党 | 新 | 5,227票 | 5.30% |
2024年倉敷市長選挙
[編集]2024年4月21日執行。無投票で5選[9]。
※当日有権者数:392,723人
市政
[編集]脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、336頁。
- ^ 辻由希「レジーム再編と女性首長:キャリアパスと政治的資源」『選挙研究』第29巻第2号、日本選挙学会、2013年、90-102頁、doi:10.14854/jaes.29.2_90、ISSN 0912-3512、NAID 130006247004、2021年6月24日閲覧。
- ^ 国際平和協力リレー・メッセージ - 内閣府国際平和協力本部事務局(PKO)
- ^ プロフィール | 倉敷市 市長室
- ^ 倉敷市開票速報 H20/4/27市長選・市議補選
- ^ 長及び議会議員の任期満了日一覧 (平成29年11月1日現在)
- ^ “倉敷市長選に矢引氏が出馬”. 西日本放送. (2012年2月21日) 2016年1月18日閲覧。
- ^ “倉敷市長選 伊東氏、盤石3選 「子育て支援を推進」 /岡山”. 毎日新聞. オリジナルの2016年5月2日時点におけるアーカイブ。 2016年5月2日閲覧。
- ^ “倉敷市長選挙(2024年04月21日投票)”. 選挙ドットコム. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “三重県、宇部市、入間市が9月1日から同性パートナーシップ証明制度を開始、倉敷市も年内に導入”. OUT JAPAN. (2021年8月20日) 2021年8月24日閲覧。
- ^ “パートナーシップ宣言制度、真庭市や倉敷市が導入へ”. 朝日新聞. (2021年11月26日) 2021年12月1日閲覧。