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五十嵐文郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いがらし ふみお
五十嵐 文郎
出生地 東京都
職業 プロデューサー
事務所 テレビ朝日
受賞
エランドール賞プロデューサー賞(2004年)[1]
放送人グランプリ特別賞(2006年)[2]
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五十嵐 文郎(いがらし ふみお)は、日本テレビドラマプロデューサーテレビ朝日役員待遇・総合編成局ドラマ制作部エグゼクティブ・プロデューサー

来歴・人物

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東京都出身。東京教育大学附属中学校・高等学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)を経て、東京大学文学部仏文科卒業。東大時代は将棋部で活躍した[3]

1980年テレビ朝日入社[3]。ドラマ畑を歩み、2003年秋からドラマ制作のトップ、制作2部長を務め[2]、編成制作局局次長兼制作2部チーフプロデューサー、編成制作局制作2部エグゼクティブプロデューサーを経て、2013年6月27日付で役員待遇に昇格。ほかに制作会社・メディアミックス・ジャパン(MMJ)の非常勤取締役も務める。

ドラマ界が若者向けの恋愛ドラマ全盛となった90年代も、「ドラマはもっと幅広いもの。他局が得意のものは他局に任せて、自分たちがやりたいものをやった方がいい」と思い、若いプロデューサーにもそう言い続け、うまれたのが、『トリック』や『時効警察』だった[2]。チーフプロデューサーを担い、中国ロケを敢行した愛新覚羅溥傑と妻、の人生をつづった『流転の王妃・最後の皇弟』、石原裕次郎の生涯を5夜連続で描いた『』などは、評価も視聴率も得た[3]。「他局に比べると、まだまだ制作費や宣伝費も少ないが、それを重点的に投入すれば、張り合えるドラマが作れるという結果が出せた」と五十嵐は語る[3]

1998年に発売されたゲームソフトサウンドノベル 街 -machi-』には、「木嵐袋郎」という名前のキャラクターが登場する。ゲームの原作者で長年、五十嵐と一緒に仕事に取り組んでいる脚本家長坂秀佳は、このキャラクターのモデルは五十嵐であると明言している。またゲームのスピンオフドラマ『透明少女エア』では、プロデューサーを務めた。

TRICK』のノベライズ本では「五十嵐文三警部補」という人物が登場する。

手掛けた作品

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チーフプロデューサー

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プロデューサー

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製作・企画

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 2004年 エランドール賞 受賞作品・受賞者”. 日本映画テレビプロデューサー協会. 2024年2月8日閲覧。
  2. ^ a b c 「プロデューサーズ「熟年離婚」「けものみち」を手がけた五十嵐文郎さん」『朝日新聞』夕刊 2006年6月3日 5頁
  3. ^ a b c d 「放送人 テレビ朝日ドラマ制作の司令塔・五十嵐文郎さん」『毎日新聞』2005年10月17日 11頁
  4. ^ 笑ゥせぇるすまん”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2024年2月8日閲覧。

外部リンク

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