下地亜記子
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下地 亜記子(しもじ あきこ、1943年12月5日 - 2016年11月17日[1])は、日本の作詞家。三重県出身。
略歴
[編集]上京後、学習研究社勤務を経てコピーライターに転身。その後、デザイン編集事務所を設立。離婚後、自宅で子育てをしながら生活する必要に迫られ、作詞の勉強を始めた。
1983年、東京ロマンチカの『また逢えるような顔をして』で作詞家デビュー。
デビュー曲を提供された市川由紀乃はブログで「下地先生との思い出を大事に、私は、歌い続けてまいります」とコメントした[2]。水森かおりは「先生の作品をこれからも大切に歌い続けます!」[3]、山内惠介は「先生、素晴らしい作品をどうもありがとうございました。これからもずっと、大切に歌い続けます」[4]、北山たけしは「先生が心を込めて作ってくれた曲を大切に歌って行きたいと思います」[5]、花咲ゆき美は「下地先生のあの優しい話し方や笑顔を忘れません!先生、本当にありがとうございました」[6]と、それぞれブログでコメントした。
2024年、岐阜県本巣市の淡墨公園内に代表作[7]『淡墨桜』(石原詢子)の歌碑が建立された[8]。
作詞楽曲
[編集]- 逢川まさき「港ブルース」
- 石川さゆり「たんぽぽ」
- 石原詢子「淡墨桜」「迷い蛍」「寿契り酒」「港ひとり」「おんな雨」「涙に抱かれて」
- 市川由紀乃「おんなの祭り」(デビュー曲)
- 五木ひろし「九頭竜川」(第67回NHK紅白歌合戦で歌唱)
- 上杉香緒里「おけさ海峡」
- 鹿島ひろ美「曽根崎しぐれ」「浅草パラダイス」「花吹雪・恋吹雪」「夢海峡」
- 金田たつえ「浪花恋歌」
- 唐木淳「もどっておいでよ」
- 北島三郎「月夜酒」
- 北原ミレイ「愛したいの」
- 北山たけし「流れ雲」
- 黒川英二「さすらい純情」
- 香田晋「手酌酒」
- 伍代夏子「夜明け坂」
- 島崎和歌子「HのあとにはI(愛)がある」
- 長保有紀「おしろい天使」「雪舞い」
- 野中彩央里「夕月海峡」
- 花咲ゆき美「揚羽蝶」
- 原田悠里「人生夢桜」
- 氷川きよし「夢勝負」
- 日野美歌「鳴門海峡」
- 藤あや子「かげろう」「雪荒野」(第55回NHK紅白歌合戦で歌唱)
- 細川たかし「しぐれの港」
- 真木柚布子
- 「宝船」「高瀬川」「しのび酒」「お梅哀歌」「越中恋歌」「小紅の渡し」「ふられ上手」「紅吹雪」「さくら月夜」「雨の思案橋」「北の浜唄」「美唄の風」「越佐海峡~恋情話」「大阪ブギウギ」「夜叉」「はっぴーサンバ」「助六さん」「なごり月」「しぐれ坂」「夜明けのチャチャチャ」「夕紅海峡」「春が咲く」「大和路」「東京・大阪物語」
- 増位山太志郎「白雪草」
- 松原のぶえ「春待さくら草」「泣きぼくろ」「雪挽歌」
- 水田竜子「夢宵酔」
- 水森かおり「ひとり薩摩路」(第58回NHK紅白歌合戦で歌唱)
- 南かなこ「かなこの浜っ娘ソーラン」「木遣り恋唄」
- 元谷芙美子「藤の舞」
- 山内惠介
- 「恋する街角」(第71回NHK紅白歌合戦で歌唱)
- 「想い出小樽」「柳川雨情」「炎のタンゴ」
- 山口かおる「しまなみ海道」「アモーレ・ミオ」
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “作詞家下地亜記子さん肺がんで死去 72歳”. 日刊スポーツ. (2016年11月20日) 2016年11月20日閲覧。
- ^ “市川由紀乃『下地先生、ありがとうございました。』”. 市川由紀乃オフィシャルブログ「由紀乃結晶」Powered by Ameba. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “水森かおり『昨日の続き』”. 水森かおりオフィシャルブログ Powered by Ameba. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “山内惠介『熱唱ライブ in 長良川』”. 山内惠介オフィシャルブログ「KEISUKE日記」Powered by Ameba. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “北山たけし『審査会特別賞。』”. 北山たけしオフィシャルブログ「演歌魂」Powered by Ameba. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “花咲ゆき美『突然の悲報』”. 花咲ゆき美オフィシャルブログ「妖精のささやき」Powered by Ameba. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “作詞家・下地亜記子氏 死去”. うたのかネット (2016年11月20日). 2024年11月22日閲覧。
- ^ “石原詢子さん「淡墨桜」の歌碑建立 岐阜・淡墨公園で”. 日本経済新聞 (2024年4月4日). 2024年11月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- 言葉の達人/下地亜記子さん - 歌ネット