三輪昭
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三輪 昭(みわ あきら、1950年 - )は、日本の元外交官。近鉄グループホールディングスの特別顧問。ブラジル駐箚特命全権大使、関西担当特命全権大使、政府代表などを務めた。
人物・経歴
[編集]1950年(昭和25年)大阪府大阪市南区(現・中央区)に生まれ、子供の頃は「大阪城内の坂でブレーキをかけずに自転車をしょっちゅう走らせて」遊んでおり、大阪城から約2kmの近くにある大阪府立高津高等学校に入学。1968年3月に卒業[1]し浪人生活を経て京都大学に入学。1974年(昭和49年)に外交官試験に合格し1975年(昭和50年)京都大学法学部を卒業後、外務省に入省した。2016年(平成28年)6月に退職し、母校高津高校の近くに本社のある近鉄グループホールディングスに特別顧問として再就職した。
趣味は日本古代史の研究。高津高校の同級生に伊藤忠商事の代表取締役会長CEO岡藤正広がいる[2]。
- 1997年(平成9年)2月 経済協力開発機構(OECD)代表部公使
- 1999年(平成11年)7月 駐ブラジル大使館公使
- 2002年(平成14年)1月 経済局審議官
- 2004年(平成16年)8月 経済産業省通商政策局審議官
- 2006年(平成18年)8月 中南米局長
- 2008年(平成20年)9月 駐ポルトガル大使
- 2010年(平成22年)8月 駐ブラジル大使
- 2014年(平成26年)3月 特命全権大使(関西担当)、政府代表[3]
- 2016年(平成28年)6月 外務省を退職。同年8月近鉄グループホールディングス株式会社の特別顧問[4]
同期
[編集]- 河相周夫(12年外務事務次官・10年内閣官房副長官補)
- 別所浩郎(12年駐韓大使・10年外務審議官)
- 奥田紀宏(13年駐カナダ大使・10年駐エジプト大使・08年国連次席大使)
- 谷崎泰明(13年外務省研修所長・10年駐ベトナム大使)
- 鈴木庸一(13年駐フランス大使・10年駐シンガポール大使)
- 持田繁(10年国連事務総長副特別代表)
- 門司健次郎(13年ユネスコ代表部大使・10年駐カタール大使)
- 渥美千尋(11年駐アイルランド大使・08年駐パキスタン大使)
- 山口寿男(07年駐ノルウェー大使・06年駐イラク大使)
- 岸野博之(13年駐ラオス大使・10年駐エチオピア大使)
- 水城幾雄(10年駐パナマ大使)
- 江川明夫(13年駐スロバキア大使・10年駐ザンビア大使)
- 竹内春久(13年駐シンガポール大使・11年駐沖縄担当大使・08年駐イスラエル大使)
- 西林万寿夫(13年駐ギリシャ大使・10年兼北極担当大使・12年文化交流担当大使・09年駐キューバ大使)
- 篠塚保(12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当大使・09年駐バングラデシュ大使)
- 蒲原正義(13年駐カザフスタン大使・12年査察担当大使・9年駐グルジア大使)
- 森元誠二(13年駐スウェーデン大使・08年駐オマーン大使)
- 小林祐武(98年外務省経済局総務参事官室課長補佐)
- 椿秀洋(12年駐ボリビア大使)
- 庄司隆一(11年駐ナイジェリア大使)
- 清水武則(11年駐モンゴル大使)
- 福田米蔵(11年駐ジンバブエ大使)
- 隈丸優次(13年駐カンボジア大使)
- 藤田順三(13年駐ウガンダ大使)
- 丸尾眞(12年科学技術協力担当大使・10年駐キルギス大使)
- 名井良三(13年駐アンゴラ大使)
- 大部一秋(13年駐ウルグアイ大使)
脚注
[編集]- ^ 【大阪特派員】日本の外務省に「関西担当」大使がいる なにわっ子の三輪さん「関西人、みな外交術ウマい」産経新聞「産経ニュース」2014年(平成26年)4月16日
- ^ 文藝春秋“同級生交歓”に【高校20期】の8名が登場されました | 群芳・大阪府立高津高等学校同窓会
- ^ 大使館案内 三輪大使略歴”. 在ポルトガル日本国大使館. 2011年4月16日閲覧。 “
- ^ 「特別職国家公務員の再就職状況の公表について(平成28年4月1日~平成29年3月31日)」外務省
外部リンク
[編集]- 三輪大使の新年の挨拶(在ブラジル日本国大使館ホームページ内)
- 三輪大使略歴(在ポルトガル日本国大使館ホームページ内)