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ペンケトー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペンケトー

ペンケトー
所在地 北海道釧路総合振興局
位置 北緯43度27分45秒 東経144度12分0秒 / 北緯43.46250度 東経144.20000度 / 43.46250; 144.20000座標: 北緯43度27分45秒 東経144度12分0秒 / 北緯43.46250度 東経144.20000度 / 43.46250; 144.20000
面積 0.3 km2
周囲長 3.9 km
最大水深 39.4 m
平均水深 14.0 m
貯水量 0.006 km3
水面の標高 520 m
成因 堰止湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 -
透明度 - m
プロジェクト 地形
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航空機から見下ろしたペンケトー
双湖台から見えるパンケトー(左上)とペンケトー(右下)

ペンケトーは、北海道東部、釧路市にある淡水湖である。ペンケトーの湖水はパンケトー阿寒湖を経て、最終的には阿寒川に流出する。

国道241号の双湖台から遠望可能である。双湖台から見られるペンケトーの形は、北海道の形に似ていると言われる。

地理

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雄阿寒岳の東麓に広がる湖である。

  • 流入河川 :双岳台川、双湖台川
  • 流出河川 :上イベシベツ川を通じてパンケトーに流出する。

歴史

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土砂の堆積により形成された堰止湖である。かつては現在の阿寒湖パンケトーと一体で古阿寒湖を形成していたが、土砂の堰き止めにより3つの湖に分かれたと考えられている。

湖の名前はアイヌ語のペンケ・トー(=上の・湖)に由来する。ペンケトーに対し、下流のパンケトーはアイヌ語のパンケ・トー(=下の・湖)に由来する。

自然

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湖の周辺は阿寒摩周国立公園の特別保護地区に指定され、開発は厳しく制限されている。湖の周辺は原生林のままになっており、原生林保護のため立ち入りには管理者の許可が必要である。

湖岸への到達自体が非常に困難であるため、人があまり立ち入らず、基本的に利用されていない。ヒグマの生息地でもある。

湖岸への到達手段

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前田一歩園財団が管理する、阿寒湖西岸の林道が唯一の湖岸への到達手段である。漁協による湖の利用や学術調査等の目的を除いて、林道への車両の乗り入れは禁止されている。長い林道の終端にあるため、陸路で湖に接近するのはパンケトー以上に困難である。

また、林道終端から湖岸までは整地された道が存在しないため、徒歩で進む必要があるが、ヒグマに襲撃される危険がある。

関連項目

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