ベツレヘム県
表示
ベツレヘム県 محافظة بيت لحم Muḥāfaẓat Bayt Laḥm נפת בֵּית לֶחֶם Nafat Beit Leḥem | |
---|---|
位置 | |
ベツレヘム県の位置 | |
行政 | |
自治政府 | パレスチナ |
地区 | ヨルダン川西岸地区 |
中心都市 | ベツレヘム |
地理 | |
面積 | |
総面積 | 659 km2 |
人口動態 (2014年7月1日現在) | |
人口 | 210,500 人 |
人口密度 | 319.4 人/km2 |
その他 | |
等時帯 | 世界標準時 (UTC+2) |
夏時間 | 夏時間 (UTC+3) |
ISOコード | PS-BTH |
ベツレヘム県 (アラビア語: محافظة بيت لحم Muḥāfaẓat Bayt Laḥm; ヘブライ語: נפת בֵּית לֶחֶם Nafat Beit Leḥem)は、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区南部の県。 県都はベツレヘム。 2014年7月1日の人口は21万500人[1]で、西岸地区の7.5%を占め、11県中6位。 面積は659km²で、西岸地区の11.7%を占め、11県中3位。 人口密度は319.4人/km²。 イスラエルが土地の87%を占領している[2]。
現状
[編集]パレスチナ解放機構によると、2020年現在、ベツレヘム県は依然として87%がイスラエルの占領下にある。県内にはイスラエルの違法なユダヤ人入植地が18存在し、ベツレヘムの市街を取り囲む形になっている。たとえば、ギブ・アット・ハマトス入植地とイスラエルが建築した分離壁により、エルサレムとベツレヘム市街地は分断されている。同様に、マル・エリアス修道院はベツレヘムから切り離された孤島と化している。
2019年には、イスラエルはユダヤ民族基金の資金により、世界遺産・バティールの一部であるアル・マクルールに、新たな入植地を建設した。2020年だけで、イスラエルは県内に5522棟の入植を許可し、また工業団地の建設許可を行った。また、私設のプネイ・ケデム入植地を公認した。また、県内で約1530本のパレスチナ人の林業・農業用樹木が、イスラエルによって伐採された[3]。
人口
[編集]隣接県
[編集]主要都市
[編集]政治
[編集]左翼政党が盛んで、2006年の選挙ではパレスチナ解放人民戦線とパレスチナ代替党が、全国で最大の得票率を獲得した。
難民キャンプ
[編集]脚注
[編集]- ^ City Population[リンク切れ]閲覧日:2017年1月22日
- ^ “Shrinking Space: Urban Contraction and Rural Fragmentation in the Bethlehem Governorate”. United Nations Office for the Coordination of Humanitarian Affairs (May 2009). 2015年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月22日閲覧。
- ^ "Israel's Ongoing Annexation Process: Bethlehem Governorate in 2020" (Press release) (英語). パレスチナ解放機構. 3 December 2020. 2020年12月7日閲覧。