ドラマ甲子園
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ドラマ甲子園(ドラマこうしえん)は、フジテレビが日本全国の高校生から公募する脚本の賞。
創設は2013年。年1回の募集で、募集期間はその年の8月30日 - 翌年の3月31日であったが、第6回より締め切りが5月6日に延期された。締め切りの2、3ヶ月後に結果が発表される。原則として大賞作品1編、佳作数編が選出され、大賞作品は主に夏休み期間を利用して自身が演出を務め映像化、佳作には記念品が贈呈される。映像化した大賞作品は1時間ドラマとしてフジテレビTWOにて、放映される。
応募資格は、高校に在学しており、演出を務める準備と覚悟があるものとしている。また、テーマは自由である。
2015年、第5回衛星放送協会オリジナル番組アワードで、オリジナル編成企画賞 最優秀賞を受賞[1]。
受賞者・受賞作品一覧
[編集]年 | 回 | 大賞 | 佳作 | 最終選考作品 |
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2014 | 1
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青山ななみ「十七歳」[2][3] | 丸山美海「爆音依存症!!」[4] 鈴木あかり「閃光アーケード」 |
五十嵐紗英「僕たちの分も」 冨永哲平「リトルメモリー」 栗田陸「あ、どうも、はじめまして。スタントマンです。」 「教室に居座る怪物たち」 山崎連「F」 寺尾剛「BLUE」 奥村摩耶「誰が僕らを裁けるか」 |
2015 | 2
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丸山美海[5][6]「なんでやねん受験生」[4] | 五十嵐紗英「知りたい」[4] | |
2016 | 3
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佐藤孝樹「変身」[7] | 末岡滉弘「セイヤク」[7] 田中一光「初恋の詩」[7] |
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2017 | 4
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栗林由子「青い鳥なんて」[8] | 辻元新「線香花火」[8] 種村公誠「私のこと」[8] 橋野透弥「違法派遣」[8] |
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2018 | 5
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宮嵜瑛太「キミの墓石を建てに行こう。」[9] | 長尾光倫「なんて衝撃的なあなた」[9] | |
2019 | 6
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伊藤佑里香「受験ゾンビ」[10] | 彦坂美緒「花言葉は憧れ」 小野拓馬「針が重なり、ツバメ飛び立つ」 |
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2020 | 7
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平野水乙「言の葉」[11] | 青葉美樹「アパシー記」 |
テレビドラマ
[編集]受賞者自らが監督を務めてプロのスタッフとともに映像化し、フジテレビTWOで放送される。なお、2020年からは映像配信サービス「FOD」での配信も行われる[11]。
- 十七歳(2014年8月30日、出演:葉山奨之・中村ゆり・黒島結菜) [3]
- なんでやねん受験生(2015年8月30日、出演:白洲迅・吉岡里帆・白鳥久美子[12]・須賀健太・大東駿介)[13]
- 変身(2016年10月19日、出演:戸塚純貴[14]・堀井新太・松井愛莉[15]・濱田マリ[15])[16][17]
- 青い鳥なんて(2017年10月22日[18]、出演:飯豊まりえ・杉野遥亮・中村ゆりか・マキタスポーツ)[19]
- キミの墓石を建てに行こう。(2018年10月28日、出演:磯村勇斗・志田未来・白石聖)[20]
- 受験ゾンビ(2019年10月20日、出演:玉城ティナ・坂東龍汰・堀田真由・柄本時生)[21]
- 言の葉(2020年10月31日、出演:蒔田彩珠・桜田ひより・箭内夢菜・宮世琉弥・泉谷しげる)[22][23]
脚注
[編集]- ^ “「ドラマ甲子園」衛星放送協会アワードで最優秀賞!注目のキャストも発表”. 産経ニュース. (2015年7月31日) 2015年8月28日閲覧。
- ^ “「ドラマ甲子園」第1回大賞受賞、17歳の高校生が初監督!”. 産経ニュース. (2014年8月14日) 2015年7月4日閲覧。
- ^ a b “「ドラマ甲子園」大賞の現役高校生・青山ななみがドラマ監督初挑戦!「最高の17歳の夏になりました」”. テレビドガッチ (2014年8月15日). 2015年7月4日閲覧。
- ^ a b c “「第2回ドラマ甲子園」大賞作品発表!テレビドラマ化も”. SANSPO.COM. (2015年7月3日) 2015年7月4日閲覧。
- ^ “ドラマ甲子園大賞の丸山さん「受験はダメだったが、撮影でそれ以上の経験」”. スポーツ報知. (2015年8月28日). オリジナルの2015年8月29日時点におけるアーカイブ。 2017年8月7日閲覧。
- ^ “「第2回ドラマ甲子園」大賞の丸山美海「ミュージカルも書いてみたい」”. SANSPO.COM. (2015年8月27日) 2016年8月21日閲覧。
- ^ a b c “第3回「ドラマ甲子園」 初の男子高3生が大賞受賞”. 産経ニュース. (2016年7月8日) 2016年7月9日閲覧。
- ^ a b c d “第4回『ドラマ甲子園』 東京都在住の17歳が大賞受賞”. ORICON NEWS. オリコン (2017年7月10日). 2017年8月7日閲覧。
- ^ “『ドラマ甲子園』大賞は“真夜中のラブレター”のような作品「受験に悩んだ気持ちを込めた」”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2019年7月5日) 2019年8月9日閲覧。
- ^ a b “ドラマ甲子園で史上最年少の16歳が大賞に輝く、自身の演出でドラマ化も”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年7月27日) 2020年7月28日閲覧。
- ^ “たんぽぽ白鳥がドラマで試験官役、10代の監督に演技付けてもらった”. お笑いナタリー (2015年8月28日). 2015年9月5日閲覧。
- ^ “白洲迅「めっちゃ青春してる」『ドラマ甲子園』第2弾完成披露試写会”. テレビドガッチ (2015年8月27日). 2015年8月28日閲覧。
- ^ 戸塚純貴×堀井新太×松井愛莉(インタビュー)「戸塚純貴「女子との会話にムズムズしちゃいました」」『ザテレビジョン』、2016年8月19日 。2016年8月21日閲覧。
- ^ a b “松井愛莉は「もっと可愛くなる」演技指南に困惑”. モデルプレス (2016年8月19日). 2016年8月21日閲覧。
- ^ “男子高校生脚本、監督作品クランクアップ 10・19放送決定”. 産経ニュース. (2016年8月19日) 2016年8月21日閲覧。
- ^ “男子高校生の脚本&監督ドラマ「変身」に戸塚純貴、堀井新太、松井愛莉が出演!”. インターネットTVガイド (2016年8月19日). 2016年8月21日閲覧。
- ^ “【フジテレビONE TWO NEXT】第4回ドラマ甲子園大賞受賞作品「青い鳥なんて」 10月22日(日)23:00〜23:50”. 産経ニュース. (2017年10月21日) 2017年10月25日閲覧。
- ^ “主演は飯豊まりえ!現役高校生が監督・脚本の「ドラマ甲子園」大賞受賞作キャスト決定”. TV LIFE Web. 学研プラス (2017年8月2日). 2017年8月7日閲覧。
- ^ “磯村勇斗が「キミの墓石を建てに行こう。」でドラマ初主演、監督は19歳”. 映画ナタリー (2018年8月9日). 2018年8月9日閲覧。
- ^ “玉城ティナ主演「受験ゾンビ」放送、坂東龍汰や堀田真由も出演、柄本時生は13浪の役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年8月7日) 2019年8月9日閲覧。
- ^ 『【フジテレビ】「ドラマ甲子園」キャスト決定! 蒔田彩珠と桜田ひよりがダブル主演! 箭内夢菜、宮世琉弥、泉谷しげる等、豪華俳優陣が出演決定 第7回「ドラマ甲子園」大賞受賞作品『言の葉』』(プレスリリース)株式会社フジテレビジョン、2020年8月10日 。2020年8月11日閲覧。
- ^ 『【フジテレビ】第7回「ドラマ甲子園」大賞受賞作品『言の葉』10月19日(月) 0時FODにて配信スタート 10月31日(土)20時〜CS放送フジテレビTWOにて放送開始』(プレスリリース)フジテレビジョン、2020年9月11日 。2020年9月12日閲覧。
外部リンク
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