トム・ロギッチ
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2018年オーストラリア代表 | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
トーマス・ピーター・ロギッチ Tomas Petar Rogić[1] Томас Петар Рогић | |||||
ラテン文字 | Tom Rogić | |||||
キリル文字 | Том Рогић | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
オーストラリア セルビア | |||||
生年月日 | 1992年12月16日(31歳)[1] | |||||
出身地 | オーストラリア グリフィス | |||||
身長 | 189cm[2] | |||||
体重 | 89kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2007-2009 | Woden Weston | |||||
2011 | ナイキ・フットボール・アカデミー | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2009-2010 | ANU FC | 18 | (5) | |||
2011-2012 | ベルコヌン・ユナイテッドFC | 6 | (6) | |||
2012-2013 | セントラルコースト・マリナーズFC | 24 | (5) | |||
2013-2022 | セルティックFC | 177 | (32) | |||
2014 | → メルボルン・ビクトリーFC(loan) | 8 | (0) | |||
2022-2023 | WBA | 20 | (1) | |||
通算 | 254 | (49) | ||||
代表歴 | ||||||
2012 | オーストラリア U-23 | 1 | (0) | |||
2012-2022 | オーストラリア | 53 | (10) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
トム・ロギッチ(セルビア語: Том Рогић, 英語: Tom Rogić)ことトーマス・ピーター・ロギッチ(セルビア語: Томас Петар Рогић 発音: [tômaːs pětar rǒːgitɕ], 英語: Tomas Petar Rogić [ˈrɒɡɪtʃ] ROG-itch[3]、1992年12月16日 - )は、オーストラリア・グリフィス出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはMF。元オーストラリア代表。
経歴
[編集]セルビア系の家系に生まれたロギッチはオーストラリアのACTブルース にあるラドフォード大学(en)に進学した[4]。
20歳の2013年1月13日、スコットランドの名門セルティックFCに加入し自身初の海外移籍を果たした[5]。同年2月3日のインヴァネス・カレドニアン・シッスルFC戦でリーグデビューを果たし、初得点も記録する[6]。
その後はチームの主力として奮闘し、2016-17シーズンにはチームのリーグ6連覇の原動力にもなった。メディアではしきりにアーセナルFCやフィオレンティーナ、バレンシアから勧誘されたと報じられたものの、ロギッチは2016年8月9日にセルティックと契約を更改し[7]、その翌日にスコティッシュリーグカップで対戦したマザウェルを5–0 で下した試合では2得点を挙げた[8]。さらにチャンピオンズ・リーグのプレーオフ戦を2016年8月17日に迎えると1ゴール目を入れてハポエル・ベエルシェバFCに先制し、チームはこの試合を5–2で勝つことになる[9]。同年11月27日にハムデン・パークで迎えたスコッティッシュリーグカップ決勝(en)ではアバディーンを3-0で破り、優勝する[10]。
故障リスト期間中の2016年12月3日にファーパークで再びマザーウェルと当たると、セルティックが 4–3 で接戦を切り抜ける原動力となった[11]。
シーズンもかなり進んだ2017年5月27日、ロギッチは2017年スコッティシュカップ(en)決勝戦となる対アバディーン戦で国内No. 1 の座をセルティックにもたらした[12]。
セルティックとの契約更改は2018年5月に迎え、2023年初夏まで向こう5年は在籍することが決まった[13]。2021-22シーズンは同郷のアンジェ・ポステコグルー監督の元、リーグ戦32試合に出場したが、シーズン終了後に退団を発表した。
2022年9月12日、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCへの加入が発表された[14]。
代表
[編集]ロンドン五輪のオーストラリア代表として召集され、A代表には2012年11月14日に韓国代表との親善試合で代表デビューを飾る。
2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の最終予選では、日本国内のサッカー紙でも警戒すべき選手として大々的に報じられていた[15]。2017年8月31日の日本代表戦では先発出場した[16]が、チームは敗れ、プレーオフに回ることになった。
プレースタイル
[編集]主にトップ下などの中盤に入り、FWを活性化させる役割を担っている。パスの精度が高く、ボール一本で自由に味方を動かせるため、代表戦では他チームからも警戒される存在となっている[17]。
個人成績
[編集]- 2018年5月13日現在
クラブ | シーズン | リーグ | カップ | リーグカップ | 国際大会 | 通算 | |||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
セントラルコースト・マリナーズ | 2011-12 | 12 | 2 | 0 | 0 | – | 4 | 0 | 16 | 2 | |
2012-13 | 11 | 3 | 0 | 0 | – | 0 | 0 | 11 | 3 | ||
通算 | 23 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 27 | 5 | |
セルティック | 2012-13 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 |
2013-14 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 7 | 0 | |
2014-15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2015-16 | 30 | 8 | 2 | 1 | 2 | 1 | 5 | 0 | 39 | 10 | |
2016-17 | 22 | 7 | 2 | 1 | 4 | 3 | 9 | 1 | 36 | 12 | |
2017-18 | 23 | 5 | 3 | 1 | 3 | 0 | 13 | 2 | 42 | 8 | |
通算 | 86 | 20 | 7 | 3 | 10 | 4 | 30 | 3 | 133 | 30 | |
メルボルン・ビクトリー (loan) | 2013-14 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 11 | 0 |
総通算 | 117 | 25 | 7 | 3 | 10 | 4 | 37 | 3 | 171 | 35 |
試合数
[編集]国際Aマッチ 53試合 10得点(2012年-2022年)
オーストラリア代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2012 | 4 | 0 |
2013 | 4 | 0 |
2014 | 1 | 0 |
2015 | 4 | 2 |
2016 | 10 | 3 |
2017 | 10 | 2 |
2018 | 9 | 1 |
2019 | 5 | 1 |
2021 | 4 | 0 |
2022 | 2 | 1 |
通算 | 53 | 10 |
タイトル
[編集]- セルティックFC
- スコティッシュ・プレミアシップ 2012-13, 2014-15, 2015-16, 2016-17, 2017-18, 2019-20, 2021-22
- スコティッシュカップ 2012-13, 2016-17, 2017-18, 2018-19, 2019-20
- スコティッシュリーグカップ 2014-15, 2016-17, 2017-18, 2018-19, 2019-20, 2021-22
脚注
[編集]- ^ a b “FIFA Confederations Cup Russia 2017: List of players: Australia”. FIFA. p. 1 (2 July 2017). 24 July 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。21 July 2017閲覧。
- ^ “2018 FIFA World Cup Russia: List of players”. FIFA. p. 2. 19 June 2018閲覧。
- ^ FOX Soccer (19 June 2017), Tomas Rogic makes it 1–1 for Australia vs. Germany | 2017 FIFA Confederations Cup Highlights 17 November 2017閲覧。
- ^ Sebastian Hassett (28 March 2014). “Tom Rogic: From A-League to Zizou”. Sydney Morning Herald. 13 December 2014閲覧。
- ^ “Celtic will sign Tomas Rogic from Central Coast Mariners” (英語). Sky Sports. 2017年9月10日閲覧。
- ^ LTD, Digital Sports Group. “Celtic's Tom Rogic - From Nike Academy to Australian national team” (英語). sport.co.uk. 2017年9月10日閲覧。
- ^ “Rogic re-signs with Celtic despite reported interest from other clubs”. The World Game. Special Broadcasting Service. 9 August 2016閲覧。
- ^ Swales, Andy (10 August 2016). “Celtic 5 – 0 Motherwell – Match Report & Highlights”. Sky Sports (Sky UK) 17 August 2016閲覧。
- ^ Esplin, Ronnie (17 August 2016). “Celtic vs Hapoel Be'er Sheva match report: Brendan Rodgers' side take step closer to Champions League group stage”. The Independent 17 August 2016閲覧。
- ^ English, Tom (27 November 2016). “Aberdeen 0–3 Celtic”. BBC Online (BBC Sport) 27 May 2017閲覧。
- ^ English, Tom (3 December 2016). “Motherwell 3–4 Celtic”. BBC Online (BBC Sport) 3 December 2016閲覧。
- ^ English, Tom (27 May 2017). “Celtic 2–1 Aberdeen”. BBC Online (BBC Sport) 27 May 2017閲覧。
- ^ “Tom Rogic signs new five-year Celtic deal”. BBC Sport. (17 May 2018)
- ^ “AUSTRALIA INTERNATIONAL TOM ROGIC JOINS ALBION”. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “豪州代表、ケーヒルだけではない要注意選手。欧州で雄飛する4人の“新世代”。日豪戦も「恐るるに足らず」”. www.footballchannel.jp. フットボールチャンネル (2016年10月8日). 2017年9月10日閲覧。
- ^ “日本vsオーストラリア スタメン発表”. web.gekisaka.jp. ゲキサカ. 2017年9月10日閲覧。
- ^ 河治良幸 (2017年8月23日). “W杯出場に試練…ハリルJ守備陣は豪州の“超アジア級攻撃”に耐えられるか?”. AERA dot. (アエラドット). 朝日新聞. 2017年9月10日閲覧。