ソウルガールズ
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ソウルガールズ | |
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The Sapphires | |
監督 | ウェイン・ブレア |
脚本 |
キース・トンプソン トニー・ブリグズ |
原作 | The Sapphires (トニー・ブリグズによる舞台版) |
製作 |
ローズマリー・ブライト カイリー・デュ・フレズネ |
出演者 |
クリス・オダウド デボラ・メイルマン ジェシカ・マーボイ |
製作会社 | ゴールポスト・ピクチャーズ |
配給 |
ホップスコッチ・フィルム ポニーキャニオン |
公開 |
2012年8月9日 2014年1月11日 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | オーストラリア |
言語 | 英語 |
『ソウルガールズ』(英:The Sapphires)は2012年のオーストラリア映画である。
原作
[編集]60年代に実在したアボリジニのガールズグループ「ザ・サファイアズ」の業績を自由に脚色したトニー・ブリグズの舞台The Sapphires(2004年にメルボルンで初演)を原作としている[1]。ブリグズの母であるローレン・ロビンソンはザ・サファイアズのメンバーであった[2]。
あらすじ
[編集]1960年代のオーストラリア。アボリジニの居住区に暮らすゲイル、シンシア、ジュリーの三姉妹はカントリー・ミュージックのグループを組んで歌唱コンテストに出場するが、先住民であるがゆえの差別を受け、歌の実力はあるのになかなかコンテストで勝利することができない。しかしながらそんな姉妹はふとしたきっかけから飲んだくれでソウルミュージックファンのアイルランド系マネージャー、デイヴと出会い、ソウルを歌うガール・グループ「ザ・サファイアズ」としてベトナムのアメリカ軍を慰問する仕事につくことになる。いとこで政府の同化政策によりアボリジニの家族から引き離されていたケイも加わり、四人はベトナムで成功をおさめるが、ベトナム戦争の現場で様々な危険にも遭遇する。デイヴとゲイルはいがみあいながらも互いに対して恋心を感じ始め、民族の壁を越えて結婚を決める。
関連項目
[編集]- 『裸足の1500マイル』…オーストラリアの盗まれた世代に関する映像作品。『ソウルガールズ』の登場人物であるケイも盗まれた世代のひとりであり、オーストラリアの白豪主義的同化政策によりアボリジニの家族から引き離され、都市部で教育を受けた子供である[3]。
- 『ドリームガールズ』…60年代のアメリカのガール・グループを扱った映画。『ソウルガールズ』はしばしば『ドリームガールズ』からの影響を指摘されているが、クリエイター側は二作は非常に異なる作品であると述べている[4]。
脚注
[編集]- ^ Usher, Robin (2004年11月15日)Sparkle, in any colour.The Age. 2013年3月22日のオリジナルよりアーカイブ
- ^ http://www.examiner.com/article/laurel-robinson-and-her-son-writer-tony-briggs-talk-the-sapphires
- ^ http://www.npr.org/2013/03/23/175035616/maori-mentored-soul-singing-mom-inspired-the-sapphires
- ^ http://blogs.indiewire.com/shadowandact/the-sapphires-interview-shadow-act