ザラ・ラーソン
ザラ・ラーソン Zara Larsson | |
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基本情報 | |
出生名 | Zara Maria Larsson |
別名 | サラ・ラーション |
生誕 |
1997年12月16日(26歳) スウェーデン ストックホルム県ソルナ |
出身地 | 同・ストックホルム |
ジャンル | ポップ、ダンスミュージック、EDM、R&B |
職業 | 歌手、ソングライター |
担当楽器 | ピアノ、ギター |
活動期間 | 2008年 – 現在 |
レーベル |
エピック・レコード TEN ユニバーサルミュージック |
共同作業者 | MNEK、アイコナ・ポップ、Astronomyy、タイニー・テンパー |
公式サイト | zaralarsson.se |
ザラ・ラーソン(Zara Larsson、1997年12月16日 - )は、スウェーデン・ストックホルム出身の女性ポップシンガー。
10歳の頃より才能を見出され、母国で歌手デビュー。以来国内で実績を伸ばし、2015年に世界進出を果たした[1]。
バイオグラフィー
[編集]2008年: オーディション番組での優勝
[編集]スウェーデン・ソルナの生まれで、幼少期は隣接する首都ストックホルムの南部で育つ。当初は地元の小学校に通っていたが、途中からスウェーデン王立バレエ学校に転校し15歳まで在学。高校は首都の芸術系教育機関 Kulturama校に進学している。
2008年に10歳でスウェーデン版ブリテンズ・ゴット・タレントの"Talang"で優勝、デビューシングルとしてセリーヌ・ディオンのカバーである「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」をデビューシングルとしてリリース、スウェーデン国内で7位のヒット。番組での映像がYouTubeで話題を呼び、2016年4月8日現在、1500万回以上の再生回数を記録している[2]。
2012年 - 2014年: 本格デビューとスウェーデン国内でのヒット
[編集]2012年、アイコナ・ポップなどを抱えるスウェーデンの大手レコード会社「TEN Music Group」と契約を結ぶ。
2013年1月、初めてのEP『イントロデューシング』を発表。収録曲の「アンカバー」がスウェーデンで年間6位の大ヒットを記録するほか、デンマークやスカンディナビア半島全体で知られるようになる。
同年4月、アメリカのエピック・レコードと3年間の契約を結んだことを発表。
同年6月にメジャー2枚目のシングルとして「シーズ・ノット・ミー」を発表、同年7月には早くも2枚目のEPとして『アラウ・ミー・トゥ・リイントロデュース・マイセルフ』を発売した。
2014年10月にはファーストアルバム『1』をリリース。スウェーデン国内で1位を記録し、プラチナム認定を受ける。また、このアルバムには『ハビッツ』の大ヒットで知られるトーヴ・ローも制作に参加している[3]。
2015年: 2ndアルバム『ソー・グッド』の発売世界的ヒット
[編集]2015年1月には全世界デビューEP『アンカバー』をエピック・レコードからリリース。再リリースされたシングル「アンカバー」は再び注目を集め、ベルギー、スイス、フランスなどヨーロッパ各国でトップ10入りの大ヒットを記録する。
6月・7月には立て続けにシングル「ラッシュ・ライフ」と「ネヴァー・フォーゲット・ユー」を発表。両作ともスウェーデンで1位を記録。「ネヴァー・フォーゲット・ユー」は、ナイジェリア出身でイギリス国籍を持つミュージシャン、MNEKとのコラボレーションが話題となり、イギリスのシングルチャートで5位の大ヒットを記録、翌年3月には全米シングルチャートでも13位を記録するヒットとなる。また「ラッシュ・ライフ」もその後じわじわと世界各国のチャートを上り、2016年3月24日付のイギリスシングルチャートで3位、オーストラリアで4位、ドイツで4位を記録する自身最大のヒットとなる(2017年2月現在)。
2016年2月にはイギリスの人気歌手タイニー・テンパーのシングル、「ガールズ・ライク」に客演参加。イギリス本国で8位のヒットとなる。 また、同月にエスティローダーの化粧品ブランド「クリニーク」のイメージキャラクターにも選ばれた[4]。
同年5月、デヴィッド・ゲッタによるUEFA EURO 2016オフィシャルソング「ディス・ワンズ・フォー・ユー」に客演参加し、人気を確実なものとした。また同月には初のプロモーション来日を果たし、一般向けのイベント等は行わなかったものの、ZIP-FMなどのメディアに登場した[5]。
同年8月、セカンドアルバムからのリードシングル「エイント・マイ・フォールト」を発売。スウェーデンで3作連続(通算4作目)の1位を獲得するとともに、イギリスで13位、アメリカで76位を記録するなど世界中でヒット。同年10月にはタイム誌の"2016年の最も影響力のある10代30人"に選ばれた。
同年11月、プロモーショナルシングルとして「アイ・ウドゥ・ライク」を発表。スウェーデンで4位を記録、イギリスでは自身最高となる2位を記録するなど、ポップスターとしての地位を確立した。
2017年1月、タイ・ダラー・サインを客演に、チャーリー・プースをソングライターに迎えたシングル「ソー・グッド」を発売するとともに、同年3月17日に世界デビューアルバム『ソー・グッド』を発売[6]。アルバムに伴うワールドツアーを開始し、同5月にプロモーション・イベント[7]、および同8月の『サマーソニック 2017』出演にて来日[8]。
2019年、次作に先行したシングル作品を連続でリリースし[9]、全米ツアーを開催。
2020年、「中国は友好的な国ではない、北京の行いに賛同できない」と述べ、中国企業のファーウェイ(華為)とスマートフォンの広告契約を終了したことを発表した。[10]
2021年: 3rdアルバム『ポスター・ガール』
[編集]2021年3月、3rdアルバム『ポスター・ガール』をリリース[11]。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SWE | DEN | NOR | UK | US | |||
1 | 1 | 33 | 28 | - | - |
| |
So Good | 1 | 8 | 3 | 7 | 26 |
| |
Poster Girl |
|
3 | - | 11 | 12 | 170 |
|
Venus |
|
3 | - | 4 | 15 |
EP
[編集]タイトル | アルバム詳細 |
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Introducing | |
Allow Me to Reintroduce Myself | |
Uncover | |
The Remixes EP |
シングル
[編集]年 | タイトル | チャート最高位 | 認定 | 収録アルバム | |||||||||
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SWE | AUS | DEN | GER | NED | NOR | NZ | SWI | UK | US | ||||
2008 | "My Heart Will Go On" | 7 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | アルバム未収録 | |
2013 | "Uncover" | 1 | - | 3 | - | - | 1 | - | 8 | - | - |
|
Introducing 1 Uncover |
"She's Not Me" | 21 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
|
Allow Me to Reintroduce Myself 1 Uncover | |
"Bad Boys" | 27 | - | 33 | - | - | - | - | - | - | - |
|
1 | |
2014 | "Carry You Home" | 3 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
|
1 Uncover |
"Rooftop" | 6 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| ||
2015 | "Weak Heart" | 53 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 1 |
"Lush Life" | 1 | 4 | 2 | 4 | 3 | 2 | 8 | 3 | 3 | 75 |
|
So Good | |
"Never Forget You" (feat. MNEK) |
1 | 3 | 5 | 20 | 8 | 2 | 6 | 32 | 5 | 13 |
| ||
2016 | "Ain't My Fault" | 1 | 17 | 15 | 16 | 29 | 8 | 19 | 43 | 13 | 76 |
| |
"I Would Like" | 4 | 16 | 23 | 56 | 28 | 23 | 19 | 55 | 2 | - |
| ||
2017 | "So Good" (feat. Ty Dolla Sign) |
7 | 59 | 30 | 99 | - | 27 | - | 89 | 44 | - |
| |
"Don't Let Me Be Yours" | 36 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | ||
"Only You" | 5 | - | - | - | - | 39 | - | - | - | - | - | ||
2018 | "Ruin My Life" | 2 | 32 | 21 | 62 | 60 | 14 | 28 | 71 | 9 | 76 |
| |
2019 | "Don't Worry Bout Me" | 7 | - | - | - | - | 26 | - | - | 34 | - | - | |
"Wow" | 27 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
客演参加
[編集]- "Girls Like" (2016) - タイニー・テンパー feat. ザラ・ラーソン
- "This One's For You" (2016) - デヴィッド・ゲッタ feat. ザラ・ラーソン
- "Symphony" (2017) - クリーン・バンディット feat. ザラ・ラーソン
- "Holding Out for You" (2019) - フェデス feat. ザラ・ラーソン
出典
[編集]- ^ Zara Larsson | プロフィール - Sony Music Entertainment
- ^ Zara Larsson My Heart Will Go On Celine Dion (Titanic Theme) - Final Talang 2008 - YouTube
- ^ Skipping a Beat - vagalume
- ^ 「クリニーク」がザラ・ラーソンを起用した動画を配信 - WWD japan
- ^ スウェーデン生まれの新星ザラ・ラーソンが初来日! 世界が認めた美貌には無頓着? 「外見よりも、歌で評価される方がいい」 - TVGroove
- ^ ザラ・ラーソン デビュー・アルバム『ソー・グッド』発売記念特集 - billboard JAPAN
- ^ 「Zara larsson><H&M」 MUSIC NIGHT LIVE - 来日ライヴ・イベント - H&M
- ^ サマソニ出演のザラ・ラーソンからメッセージ動画が到着! - AndMore!
- ^ “ザラ・ラーソン、最新シングル“Don’t Worry Bout Me”を含む10分のパフォーマンス映像が公開”. NME JAPAN (2019年4月26日). 2019年5月31日閲覧。
- ^ “Singer Zara Larsson cuts ties with Huawei: China not a nice state”. Eyewitness News (2020年8月4日). 2020年8月14日閲覧。
- ^ “ザラ・ラーソン、新作『ポスター・ガール』について語る”. NME JAPAN (2021年3月10日). 2021年3月11日閲覧。