オウテス
自治体庁舎 | |
州 | ガリシア州 |
---|---|
県 | ア・コルーニャ県 |
コマルカ | ノイア |
司法管轄区 | ムーロス |
面積 | 99.7 km² |
教区数 | 10 |
居住地区数 | 153 |
人口 | 7,192 人 (2012年[1]) |
人口密度 | 72.14 人/km² |
住民呼称 | outiense |
ガリシア語率 | 99.79% (2011年[2]) |
自治体首長 (2011年) |
カルロス・エンリケ・ロペス・クレスポ (PPdeG) |
北緯42度51分 西経8度54分 / 北緯42.850度 西経8.900度座標: 北緯42度51分 西経8度54分 / 北緯42.850度 西経8.900度
|
オウテス(Outes)は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体。コマルカ・デ・ノイアに属する。ガリシア統計局によると、2012年の人口は7,192人(2010年:7,313人、2008年:7,547人、2006年:7,751人、2005年:7,889人、2004年:8,050人、2003年:8,243人)[1]。住民呼称は男女同形で、outiense。
ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.79%(2001年)。
地理
[編集]オウテスは面積99.74km²で、11の教区に分けられる。北は、マサリコスとネグレイラと、東はノイアと、西はムーロスの各自治体と、そして南はリア・デ・ムーロス・エ・ノイアにそそぐタンブレ川と境界をなす。自治体の中心はア・セラ・デ・オウテス。
オウテスはムーロス司法管轄区に属す[3]。
自治体内には標高500mの峰が5つあり、トレムーソ山がそれらのうちで最も高い。気候は大西洋に面しているため、オウテスは湿潤な海洋性気候である。降水量は11月から3月にかけて最も多く、夏季にはアゾーレス高気圧の影響で、高温少雨となる。
人口
[編集]居住人口が最も多かったのは20世紀半ば、1950年のことで11,303人を数えた。その後、10年に7%の割合で減少し、1970年時点で人口9,968人で、現象の要因は大部分が他のヨーロッパ諸国、ついで米国、カナリア諸島への移民であった。 現在も人口は毎年減り続けている。
オウテスの人口推移 1900-2010 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[4]、1996年 - [5] |
歴史
[編集]今日のオウテスの領域に人が住み始めたのは、かなり早い時期からで、ドルメンなどの巨石記念物やペトログリフ、そしてカストロがその証拠となっている。ローマ帝国の支配ののちスエビ族が侵入、そして8世紀にはイスラム教徒が短期間の間、クレバ島とロウロ山に居を構えた。
経済
[編集]オウテスの経済における主要な産業は、漁労、牧畜、農業などの第一次産業で、かなり初期の段階から多くの人々が農牧業に携わっている。牧畜については、現在、肉と牛乳生産のための牛の飼育が最も重要で、ついでウサギと羊となっている. 漁業に関してはフレイショとサン・コスメ両教区が中心となっている。 製造業については、造船、製材、コンクリート、建築の分野での工業生産がある。
政治
[編集]自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のカルロス・エンリケ・ロペス・クレスポ(Carlos Enrique López Crespo)[6]。自治体評議員はガリシア国民党:9、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):1となっている(2011年5月22日自治体選挙結果、得票順)[7]。
1999年6月13日自治体選挙[8] | |||||
政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | ||
PPdeG | 3,364 | 65.30% | 9 | ||
BNG | 738 | 14.32% | 2 | ||
PSdeG-PSOE | 712 | 13.82% | 2 | ||
IO[9] | 276 | 5.36% | 0 |
首長当選者:カルロス・エンリケ・ロペス・クレスポ(PPdeG)
2003年5月25日自治体選挙[8] | |||||
政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | ||
PPdeG | 3,424 | 67.38% | 9 | ||
PSdeG-PSOE | 882 | 17.36% | 2 | ||
BNG | 706 | 13.89% | 2 |
首長当選者:カルロス・エンリケ・ロペス・クレスポ(PPdeG)
2007年5月27日自治体選挙[8] | |||||
政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | ||
PPdeG | 3,171 | 63.93% | 9 | ||
PSdeG-PSOE | 861 | 17.36% | 2 | ||
BNG | 843 | 17.00% | 2 |
首長当選者:カルロス・エンリケ・ロペス・クレスポ(PPdeG)
2011年5月22日の自治体選挙 | |||||
政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | ||
PPdeG | 2,890 | 65.94% | 9 | ||
BNG | 907 | 20.69% | 3 | ||
PSdeG-PSOE | 521 | 11.89% | 1 |
首長当選者:カルロス・エンリケ・ロペス・クレスポ(PPdeG)
教区
[編集]オウテスは10の教区に分けられている。
- カンド(サン・ティルソ)
- エンティンス(サンタ・マリーア)
- オ・フレイショ・デ・サバールデス(サン・ショアン)
- マタスエイロ(サン・ロウレンソ)
- オウテス(サン・ペドロ)
- ロオ(サン・ショアン)
- サン・コスメ・デ・オウテイロ(サン・コスメ)
- サント・オウレンテ・デ・エンティンス(サント・オウレンテ)
- タラス(サン・シアン)
- バルダーレス(サン・ミゲル)
脚注
[編集]- ^ a b c “IGE(ガリシア統計局)” (ガリシア語). ガリシア自治州政府. 2013年4月17日閲覧。
- ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública.
- ^ “Muros, partido judicial nº12 de Coruña (A)” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2011年12月18日閲覧。
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
- ^ “Alcaldes Elecciones 2011” (スペイン語). Gobierno de España, Ministerio de Política Territorial y Administración Pública. 2011年12月18日閲覧。
- ^ “Elecciones Locales 2011” (スペイン語). Gobierno de España, Ministerio de Interior. 2011年12月18日閲覧。
- ^ a b c “Consulta de Resultados Electorales” (スペイン語). Gobierno de España, Ministerio de Interior, Subsecretaría Dirección General de Política Interior. 2011年12月18日閲覧。
- ^ IOはPartido Independiente de Outes、ローカル政党
マサリコス | マサリコス | ネグレイラ | ||
ムーロス | ネグレイラ、ノイア | |||
オウテス | ||||
ムーロス | リア・デ・ムーロス・エ・ノイア(大西洋) | ノイア |