シロクロライン

ユウと本体の記憶

「……ユウは　何を見た…？」
「今の彼にとって「知らない人間」「知らない景色」
　最近は夢でも見るそうですよ」

セカンドがエクソシストの肉体を材料にしてるのはほぼ確定っぽい。
記憶の転移は細胞記憶理論を基にしてるのかな。

参考⇒ 心臓移植で転移する人格 - 記憶は細胞に宿るか （X51.ORG）

ベースの自我がきっちり成立してる状態での人格転移なら「個性が増えた」程度で済むんだろうけど、今までの被験体は自我が固まってない状態で人格転移が起こったから気が触れてしまったのかもしれない。


「あの使徒は本体の記憶を取り戻し始めてる
　エクソシストと接触させてはマズイ」
「お前…　どっかで…？」

エクソシストと接触させたら、本体の記憶がより戻りやすくなるかもしれないから？
ユウの本体はマリの事を知ってたっぽい。

あの人は幻なのか本当にそこに居るのか

現時点では不明。
ユウとの会話が成立していないから単にユウにしか見えない幻である可能性は高いけれど、それだと「アルマを斬らせた」という部分が分からない。

今回も含め、彼女の幻は胎中室にしか現れていない。（夢は除く）
もし本当にそこに居るとしたら、彼女はあの子達全員の関係者？

アルマもユウも、あの部屋にいた子達は全員同じ人間から造られていて
その元となった人の恋人の残留思念があの幻の女性？

愛する人の細胞をこれ以上弄ばれたくなかったから
あの人がユウ（本体の転生体）に、他の子達を殺すよう指示したのかもしれない。

あの人のメッセージ

「ハナビラが落ちる前に…　き…　…か…　」

「花びらが落ちる前に聞かせて」？
　→「聞かせて」の答えが「おまえをあいしてる」なのかな。

だから神田は、あの花の花びらが落ちきる前にあの人と会って
本体の「お前をあいしてる」という言葉を伝えなくてはいけない、とか？

…でもあの蓮の出所が分からないしなぁ…。現時点ではまだ予想不能か。

冒頭のユウと現状整理＋推測

１．本体の記憶が戻り始めたのでユウを凍結処分に決定
２．それを聞いていたアルマがユウを逃がす
３．ユウはマリ・バクと接触後もとの部屋に連れ戻される（191夜ラスト）

　（この間が謎）

４．ズゥ達がアルマにユウを殺すよう指示。アルマが研究所職員46名を殺害
５．ユウがイノセンス（のちの六幻）に適合
　　ズゥ達がユウにアルマを殺すよう指示。アルマはユウを攻撃
　 「あの人」が原因でユウはアルマを破壊
７．ユウは研究所の外に出て始めて青空を目にする（191夜冒頭）

・まだ目覚めていない被験体も全員殺害されているっぽい。
　ユウかアルマのどちらかがやったと思われる。

ズゥが「私らが二人を殺し合わせたんじゃぞ！！！」と言っているのに
他者の心を読めるロードが
「もしかしてキミにアルマを斬らせた女ぁ…
　“あの人”のことが関係あるのぉ？」と言っている。

つまり、神田がアルマを殺した直接の原因は「あの人」。
ズゥ達の指示もあったけど、それが決め手ではないらしい。

そして、「私らがアルマを殺させたんじゃぞ！」じゃなくて
「私らが二人を殺し合わせたんじゃぞ！！！」。

という事は、ズゥ達はアルマにもユウを殺すよう指示を出している。
初めにおかしくなったのはユウの方？
ユウが他の目覚めてない子達を壊したから抹殺命令が出たんだろうか。


「そうだのう　アルマは閉ざしておる
　ワタシの魔眼でも覗けぬほどにな」（188夜）

アルマは心を閉ざしている。それはつまり、アルマの心にとって酷くショックな事があったという事。
アルマが以前の被験体達のように「気が触れ正気を失った」状態で殺されたのなら、アルマ本人にはほぼ罪がない。

アルマが研究所職員達を殺した時、アルマ自身の意思も少しはあったのかもしれない。アレンが自分に制御できない左腕でマナを壊したように。

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あと上記とは違う線で、あの人がアルマを斬らせた事に
みなとさんが大変興味深い説を上げられていて「なるほど！」と思ったので紹介。
イノセンスがあの人の言葉を借りて指示を下した説です。

⇒ Dグレ191夜 （「ざるそばのつぶやき」みなと ぺけ様）