江青日誌

夢は野山を駆け巡る

地域の防災訓練に初参加!

今日は、住んでいる杉並区の自治会の防災訓練に初参加してみました。
この地区は、神田川が溢れ、災害がたびたびおこっているためと、木造住宅が多く道が狭いため、火災が一度起きたときに大災害につながるリスクが高く、かつ、環七が封鎖されるような災害が起こったときに、孤立するリスクがあるため、もともと、災害意識が高い地域なんだそうです。
今回は、自衛隊上がりの地域の内科医で開業しているお医者様からの緊急避難時に必要なものリストのお話があったあと、消防訓練班、炊き出し訓練班、避難所疑似体験班に分かれ作業を行い、最後は炊き出しでできた焼きそばを食べて解散。歳をとっている方が主な参加者にも関わらず、荷物や避難所の設置、後片付けなど、若い人に任せるのではなく、積極的に行動されていて、とても清々しい訓練でした。
釜石の出身だとお話したら、「3.11の時の経験を話して欲しい、この訓練で足りなかったことを話してほしい」と上役さんから声をかけられました。私からは「釜石の小学校は、地震が来て、火事が起きて、津波が来るということを想定した訓練を小学校からやっているので、ぜひ、みなさんで地震が来た時どういう動きをすればいいか、来年取り組まれたらどうでしょうか?」とお話ししました。終わったあと「釜石の大観音は大丈夫ですか?昔行ったことがあります」「釜石の奇跡、素晴らしい」「ご家族は大丈夫でしたか?」「復興予算の使い道はひどいですね」などなど、温かく声をかけていただいて、とてもうれしかったです。
参加者の80%以上が、失礼ながら60歳以上でした。そもそも、このエリアが退職金で回っているらしいので、さもありなんという感じなのですが、津波はこないし、地すべりもないエリアだと思うので、火事を出さないことがとても大事だなと思いました。来年は、だんなさんも消防訓練に参加してもらいたいと思います!