電子カルテシステムを導入するときに、
医師の負担が増えることや入力に時間がかかって患者さんに迷惑をかけること、
画面ばかり見て患者さんを見ない等が問題になります。
size="4">負担を少しでも軽減し、全職員でフォローする体制をつくってすすめることが大事だと思います。
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size="4">医師の負担軽減について
size="4">電子カルテの導入当初は、医師への負担が増えます。これは、否定できません。
いくら予行演習をしても本番で、最初からスムーズに使えることは望めません。
size="4">そのため、規模によって違いますが1週間から3週間、導入支援の体制をとって、
操作に困ったときやエラーの対応などヘルプにすぐ答えられるようにします。
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size="4">負担軽減対策で重要な点の第一は(・・・順不同です)、辞書対策です。
辞書は非常に重要で、医療・
医学用語をできるだけスムーズに変換できる辞書を選択すべきです。
最近、ジャストシステムの
"http://www.atok.com/option/dic1_003.html">
"4">ATOK2005の医療辞書がバージョンアップしました。まだ、
試していませんが期待できます。
size="4">ただ、クライアントが、多くなるとコストが気になります。
そこで、
MS-IME+
Yo-Nagisa版【一万語医学辞書】 または、
"http://www.geocities.co.jp/Technopolis/4306/">
"4">ATOK+Yo-Nagisa版【一万語医学辞書】
"4">という選択肢が有力候補になります。Yo-Nagisa版【一万語医学辞書】はフリーのオープンウエアです。
(詳細はリンク先を参照ください)
size="4">使用経験では、ATOKとの組み合わせがベターだと思いますが、
MS-IMEに慣れているユーザも多いです。
従って、辞書が複数になりますが、両方設定をして、ユーザが選択する方式で運用できます。
size="4">この辞書運用は辞書をサーバ管理して共有することもできます。
メリットは、ユーザ登録辞書(ユーザが追加登録した辞書)も共有できることにあります。
デメリットは、変換スピードがネットワークトラフィックの影響を受けてか?極端に遅くなることです。(当院だけかもしれません。・・・)。
また、ある程度辞書のユーザ登録ルールをつくって運用しないと、例えば、HbA1cを「あ」とよみがな1文字で登録してしまい、
使いづらくなることもあります。
結局、現在は、サーバ管理ではなく、クライアント毎の医療辞書にしています。
size="4">医師には、専用のノートパソコンを用意することで、クライアント毎の辞書管理でも、
専用なので自分仕様の辞書と学習ができ、入力ストレスが軽減できます。
医療系、医学系辞書は、他にフリーでは、
"http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html">ライフサイエンス辞書プロジェクト、
有償では、
"http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00091/0009164.html">医学書院医学看護用語変換辞書Ver.1.0などがあります。