「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

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【読書】「生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋」安藤寿康:著

生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋、安藤寿康

人の能力や性格は、遺伝と環境要因でほとんど決まるので、親の遺伝子をどうしようもない現実では、努力することにあんまり意味はないと言う行動遺伝学の話。

 

「遺伝で決まるなら、どうしようもな」と落ち込んでしまうのは、現代社会が「高度知識社会」という学歴一辺倒で多くのことの優劣が決まっているから。

 

まるでかけっこが早い順に社会的地位の高い職業に無理やり付けさせているのが”学歴社会”なんです。

 

逆にいえば、それぞれの遺伝子に適した活躍できる場で、最大限の能力を発揮することが、「幸せ」になるのであれば、もっと豊かな社会ができるのではないでしょうか?

 

Ai技術の発展、遺伝子工学の発展が、人類に幸せで豊かな社会をもたらすのか?

 

やはり学歴一辺倒で順位が決まる社会を捨てられるか、にかかっているのかも知れません。

 

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