ねごと

ひとりごとです

新しい季節に今、名前をつけるなら『扬扬』が良い

オタクと言うジャンルに属してからは長い方だと思う。大体人生の三分の二ぐらいそうだから、歴代の推しなる人がいる。だからこそ、自分の好みもある程度理解しているし、友人からの「ぽい」も確立されている。故に「好きそう」で片づけられそうな刘扬扬への好きを、なんとなく言葉に残しておきたいなと思い筆を執りました。

べらべら今の私のすき、を書き連ねるだけ記事ですので、きっと得るものはない記事です、すみません。

タイトルは大好きな歌詞から抜粋しました。私の通ってきた界隈も大公開(?)しつつ書き始めます。

顔がすきだよね、まずという話

まず私はヤンヤンのご尊顔が信じられないほど好み。本当に世界一好きな顔。完全に顔から入った。

唇以外ははっきりぱっきりした顔が好き。二重の大きな目と高い鼻、薄い唇。中性的、というよりは綺麗な男顔が好み。できればそこにちょっとかわいい要素があると、本当に狂う。そう、まさにヤンヤンのような。

因みに初代の顔落ちは小学生の時に出会った櫻井翔。イケメンを10分割ぐらいしたらギリ同じジャンルかな(適当)

■好きなヤンヤンさん6選

f:id:hr2ih:20240618173445j:image
f:id:hr2ih:20240618173450j:image 
f:id:hr2ih:20240618173501j:image
f:id:hr2ih:20240618173442j:image
f:id:hr2ih:20240618173503j:imagef:id:hr2ih:20240618173455j:image

(※保存してあるものは引用元が分からないものが多いので、インスタから選抜)

育ちの良さ、自頭の良さ

バブルやメントの言葉選びとか、会話の切り返しのスピード感とか、エピソードトークが一早く口をつくところとか、ゲームや状況の理解の速さとか、これは後述するつもりなんだけど、あまり器用じゃないよね…という瞬間を上手く隠しているところとか、そういう所で自頭が良いんだろうなと思う。

あとシンプルにマルチリンガルであると言う事実は、彼のバックボーンがよく見える魅力的な肩書きだと感じている。本人は姉のように勉強ができたわけじゃないから、別のことをしようとしてオーディションを受けたと言っていたけど、他言語を学生時代からの延長線で使える人というのは、ある程度の知識の土台とそれを叶える財力が必要なんだろうなと思っているので、ヤンヤンがたくさんの国の言葉で喋れると言うのは自頭の良さや育ちの良さを感じられる最強ポイントだなあと。

バイオリン弾いたり、家族の留学の話とか、本当にお金に不自由なく暮らしてきたんだろうなとエピソードからでも十分に感じられるし、それは現状アイドルを選んだという選択の重みが増すので、自分の中でも好きを構築する一つの要素になっていると思う。

積み上げの美しさがあるパフォーマンス

先程ちょっと書いた通り、ヤンヤンは基本的に不器用なタイプだと思っている。パフォーマンスを見ているとよく感じる。一応書いておくと、ダンス下手だなとか歌やラップが下手だなと思っているわけではなく、”センス”ではなく、”努力”でカバーしているタイプであるという話で。

表情まで練習を繰り返している自分のパートはここぞとばかりアピールして沸かせてくれるのに、それ以外は緊張で慣れるまで顔や動きがこわばることもしばしばあるし、正直本領を出し切れてなくて勿体無い!と感じるステージも実際にある。でも、基本的に正規として出ている音楽番組や配信、ライブのモニターを見ると、特別違和感もないしこれは演者である彼のプライドによって作られているよなと思ったりする。

言葉選びが乱暴で申し訳ないけれど、ポテンシャルはないが、それを取っ払う努力ができて、さらにカバーする頭の良さもあると言うような感じの印象。

元来、私は天性の輝きよりも積み上げた美しさの方が尊いと感じるタイプなので、ヤンヤンの全てパフォーマンスを敬愛している。

■好きなチッケム3選

ヤンヤンが憧れたステージの上

パフォーマンスとセットで考えておきたいのが、ヤンヤンの中にある演者としてのマインドについてなんだけど、基本的にハングリー精神旺盛でステージに立ってる姿に私はよく胸打たれる。

どんな小さな短いステージでも、何か残して帰ろうという気概を彼からよく感じる。これは、威神Vというグループ自体に感じていることでもあるんだけど。

そもそもヤンヤンは前歴で何か経験していたということではなさそうだし、SMに入って具体的に歌が歌いたかったわけでも、ダンスが踊りたかったわけでもなく、ただ"クレイジーなこと(ステージの上に立つ)"がしたかったわけで、デビュー後に彼の口から語られた通り、先輩グループが"アイドル"という形で活躍する姿に概念的な魅力を感じていたのかなと認識してる。完成されたKPOPアイドルに憧れる、学生のヤンヤンがいたって思うとどうにも可愛いな。

この経緯や普段の活動(ステージだけでなくヨントンや対面イベント、コンテンツ含め)から、ある程度彼の中で思い描く「アイドル像」は何かしら存在しているんだろうなと思っている。しかも彼の中の基準値って天下のSMドルだから、きっと自身が自身に求める歌もダンスのレベルも生半可なものではないはずで。

アイドルとして時間を重ねていくうちに、この理想像は自分の中で細かく分析され、精度は上がっていくだろうし、別途自分の実力を俯瞰してみたりもする時間もあったと思う。この理想像と己の実力の差は今もなお、ヤンヤンの悩みの種なのだろうなと感じる。

でもその葛藤が、何より原動力になっているんだなとも。だからどんな舞台だとしても、そこで爪痕を残す努力をするヤンヤンの姿が腑に落ちる。

場数を踏めないもどかしさや同じ名前を持つ仲間のパフォーマンスから来る焦りだったり、いろんなものと向き合っていた時間がそこにはあったはずで。去年の送ってくれた誕生日のメッセージは、まさに彼のそういう部分だったなと感じる。

決して恵まれたとは言えない環境で、彼がへそを曲げずに毎度パフォーマンスを届けてくれること、ヤンヤンが描くアイドルが見られること、私は宝物のように思っています。

リウヤンヤンだけのあざとい

ヤンヤンを見てると、元々シャイだし、変なとこで照れたりするのに、それ自発でやるんだ?と思うことが多々ある。

それこそ、さっきの話じゃないけど、思考の先にいた自分が"なりたい"姿と自分が"できる"姿と自分が"求めらている"姿、この辺の間をするんと抜けてでてきたのがこのあざとい(かわいい)ヤンヤンなのかなと。

NATIONの楽日の挨拶、万人受けしそうな動物ポーズとくしゃ笑顔、なんかかわいい日本語で挨拶してくれて全部カンペなしで言えたのに、あえて手のひらに書いたメモを読んで確認する振りをしていたのを見て、全部がヤンヤンだなーとなった。

なんというか、大阪でウィンウィンが手のひらに日本語をメモ書きしていて、それをメンバーからいじられていたと思うんだけど、あれをヤンヤンはかわいいだと認識して実行したという点がまずとんでもなくて、何よりカメラが入った最終日にそれをしようと最終公演まで温めていた所や、そもそもメモしていたことを忘れていたのか「あっメモしてたんだった」と慌てて手のひらを見た所が計算と不器用がブッキングしていて、らしいなと。

狙ってかわいいができる人っていっぱいいるんだよ。器用にアイドルを全うしてくれる人もたくさんいる。でもヤンヤンはさ、頭が良いのに立ち回りが上手じゃないから、かわいいやアイドルを全うとしようとしたヤンヤンの努力の足跡が見える。私はこれが"リウヤンヤンだけのあざとい"だと思う。

小学生からかわいいのオタクをしてきた人間だけど、これは今までのどんなものにもジャンル分けできないにゅ~かわいいだと思いま~す(?)

対人関係から滲む不器用な優しさ

私は元来、所謂良い人や正義が通ってる人、何方かと言えば情に熱いタイプを好きになりやすい傾向がある。ヤンヤンはこれがすべて当てはまるような人ではないと思うけど、それでもじんわり人への優しさが滲んでくるタイプだなと感じていて。

彼の場合、これを感じるのはメンバーへの言葉が多いけど、特に良いなあと思ったのは人に贈る曲の選曲で。

カバーで選んでいた「Look Up At The Stars」やテンさんへ歌った「Way Back Home」。どちらも押しすぎない優しさがあるというか、ただ寄り添ってくれる温かさのある歌詞が多くを語らないヤンヤンらしさがあって素敵だなあ、と。

優しいが能動的ではなくて、ここぞという時に満を持して出てくるようなそんな感じ。

だから、逆にね、去年のドリの誕生日に超絶人見知りお兄さんなヤンヤンくんがたくさんのスタッフに声をかけてお祝いしてたのにびっくりして。

彼が一番印象に残ってる誕生日に90'sLoveの活動期をあげていたと思うんだけど、それは現場でお祝いしてもらったという理由だったから、自分がされて嬉しかったことを大好きなメンバーにやってあげたかったのかと考えたら、メンバーやスタッフ含めいろな人とのコミュニケーションを経て、徐々に彼が持っているそういうやわっこいところが表に出てこれるような環境になってきたのかなと思う。

信用できるひと

対人関係は好き、と同時に信頼がついてこないと自分にとってプラスに働くことはない、と個人的に思っていて。

分かりやすい話で言えば、同じ時間を過ごしていると本当に楽しい大好きな友達がいたとして、ただその子が毎回遊びの前日にリスケしたいと言って5回に1回くらいしか予定通りに事が進まなかったら、『また約束破られるのかな』とか『自分のこと適当に扱っていい人間だと思ってるかな』とか考えたりする。

こうなってしまったらどんどん好きも低迷するし、関係が長く続くことがなくなるのではないかなと思う。

この点において、現状私はアイドルであるヤンヤンを信用していると言える。

実はヤンヤンの人間性を信用する要素の中に、ロンジュンの親友という人間関係があり……これは、私がロンジュンが二推しだからという訳ではなく、ロンジュンのことを好きな理由が『人としてちゃんとしているから』という経緯がある。

良くも悪くもロンジュンはいつも真っすぐで、人は常に優しく、そして正しくあるべきというタイプだから、あれだけプライベートで会っていたり、互いによく合うと言っているのは少なからずロンジュンの正義や良心にはヤンヤンの価値観もマッチしてるんだろうね。

2人の価値観エピソードとして私の中でしっくりきているのがどちらも「スポ」を反対していることで。互いに楽しみにしてる人が、万全の状態で1番良い時に見れることを美徳としているものの見方が本当に素敵だと思う。

色々な考え方があるんだと思うんだけど、2人のエンタメに対する敬意とか、ファンに対する誠意がそこに現れているように感じたんだよね。

元々私はネタバレはできるだけ踏まずに曲を聴いたり、ライブに行きたい派で、なんでかというと、初めて見たその瞬間の感動がエンタメの本質である気がしているから、という理由で。

演者と受け手という見る方向が逆のロンヤンと私が同じ考えで、とっても嬉しかったんだよね。もちろんこれだけじゃないけど、2人のことが演者として心から信頼できるなと思ったエピソードだった。

ただ、運命を信じている

ヤンヤンが気になっていた頃、彼が何故オーディションを受けたかという話をしていた映像を見た。バスケをしていて骨が折れ手術をした時にステージに立つ夢を見た、と彼は話していた。そして、これは運命だと思う、と。

これを見た瞬間、心拍数も体温も上がってこの人だ、と不思議な確信があった。私は『運命』という言葉にめっぽう弱い。

ただ一応補足しておくと、スピリチュアルな話ではなく、これをMBTIが"T"である彼がそう感じたというところに惹かれていて。映画や漫画のようなその出来事が彼の心を強く動かした出来事だったということがなんだか、ヤンヤンの中にある感情のキラキラした希望的で愛おしい部分に触れた気がした。

この間愛の相談コンテンツでTとFが50:50と言っていたけれど、そういう合理性に振りきらない夢見がちな彼が人として純粋にかわいいなと思う。

私も人生の中で、人であれ物事であれ、出会うべくして出会い、別れるべき場所で別れると思っている部分があるので、彼がSMのアイドルを見つけ、オーディションに出会ったこと、そして長い月日を経て誰かがステージの上に立つ彼を見つけたこと、それもきっと何かの運命だと信じている。

演者が溢れたこの世界で

おそらく私はアイドルへの執着心がある。できればアーティストではなく、アイドルでいてほしいし、いつだって手の届かない光であってほしい。少しでも、アイドルの仮面が剥がれるところは見たくない。

だからこそ、「アイドル」を憧れ「アイドル」を望み、「アイドル」を全うできるタイプの人間がとにかく輝いて見える。

自国のアイドルよりもずっとアーティスト色が強いKドルの中で、アイドルの自認を持つのはもしかしたら難しいのかもしれないけど、だからこそ私はヤンヤンの「ただみんなを幸せにしたい」という言葉の潜在意識にあるアイドル素質に惹かれるし、何かクレイジーなことがしたいと思った理想の扉がK-POPアイドルだったというストーリーは好きの理由になる。

エゴだと重々承知ではあるけど、これから先も誇り高きアイドルでいてほしいし、演者が飽和したこの世の中で、ヤンヤンの深い思考力で考えぬいたアイドルでいてほしいなと思う。

正直今は彼を模るピースを少しずつ集めている段階で、最終的な形がどこに落ち着くのか分からない。ただ、今私はそういう日々を送っているのが何よりも楽しい。一生懸命生きているヤンヤンを出来るだけ正しく、美しく記憶していきたいと思う。

まだまだ書ききれないことも多いけれど、きっとまた単コンで新しいパーツを見つけられる気がするので、一先ずこれまでの記録としてこの文章を残しておきます。

ヤンヤン、今日も幸せでいてね。世界一大好きだよ!

2024.07.23

NCT NATIONを刻む

9/17から約1か月がたった今日、今世紀最大(当社調べ)の祭りであったNCTNATIONについて、落ち着いて言葉を残しておこうと思う。

本当に悲しいことに私は物忘れ及び、記憶の改ざんが酷いので、未来の自分のために少しでも多くのものを覚えておくための備忘録ですので悪しからず。

見たもの感じたことを書いていくつもりですが、ヤンヤンとロンジュンを懸命に双眼鏡で追っていたので、その辺の内容が多いかもしれません。

NCT NATIONを通して

NCTNATION

引用:公式Instagram

ネオカルのメンバーが日本で過ごしてくれた4日間は今でもなお多幸感が続く特別な時間でした。こんなに「ライブ」を心底楽しんだのは久しぶりだった。2023のハイライトは間違いなく、NATIONの4日間だと思う。何ならここ数年で一番楽しい時間だったな。

今改めて思うのはNATIONが発表されたときの私は、まだこの「お祭り」の価値がまだ本質的に理解できていなかったなと。今回のライブは少し悲しかったり、寂しかったり、言葉に出さないけどそういうものが根底にあって、だから尊く愛おしいものだと気付いていなくて。NATIONを終えて時間がたった今、ようやく彼らの第一章のフィナーレが始まったんだと実感している。私はすべて見てきたわけではないけど、それでも今大切にしなくちゃいけない時間が刻一刻と少なくなっていて、記憶にきちんと残しておこうと言う想いが強い。

私は本当に心からNCTというグループが大好きだし、中本さんの言葉を借りるならそれは今最前線で活動している20人だけではなくて、今籍を置いてないソンタロもルカスも、これから活動するニューチームも含めてそう感じています。

本当に大きな家だね、守りたいね。同じ気持ちだよ、テヨンくん。間違いなく、私ひとりじゃ大きな変化はもたらせないけど、こういうひとりひとりの気持ちがあの大きな声援に変わっていくと思うので、私は鳥取砂丘の砂の如く(?)大きな力の一端であろうと思う。

グループの印象

「圧倒的オリジナル」NCT127

ファンダム以外が想像する「ネオカルチャーテクノロジー」はイリチルがすべてだと感じた。第七感からはじまった歴史は、イリチルに引き継がれていて、彼らの魅せる全てがソウルから発信する新しい音楽文化である。オリジナルという言葉がぴったり。

イリチルのパフォーマンスは巻き込む力があるし、シズニからも「よし、今から宴だ、やるぞ」という意気込みを感じる。登場前の緊迫感や迫力、気付いたら何も考えられなくなるほどのアドレナリン。"ライブ"の持つ性質と一番マッチするグループだと思う。

ユウタがラジオで「俺らが一番格好良くないといけないと思って」がすごく腑に落ちる。アイドルなのに独特の男くささみたいながあるのも非常に良い。

「英雄」もしかして国家か…?と錯覚するレベルで腹から声の出ているオタクたちを客観的に見ながら、直前のWayVに必死すぎて気付いたら貧血気味で立てなくなっていた私は、こうやって支えあってきたんだと実感して目頭が熱くなったりした。

叫びすぎて死にかけながら、同時に感動したのは初めての出来事だったかもしれない。格好良かった、イリチルもシズニも。

「アイドルという魔法」NCTDREAM

NCTDREAM

ドリムはあまりにも「アイドル」が上手。彼らはひとりひとりのパーソナリティーをアイドルという概念やパフォーマンスに落とし込んでいる印象で、それは意図的かもしれないし、幼いころから最前線にいた環境によって作られたものかもしれないけど、どちらにせよ歩く偶像だなと思う。

オープニングのワンカットから一気にドリム色に変わった。メインステージから溢れ出る煌めきに空気が明るくなって、NCTDREAMという魔法が掛かる。

今回はNATIONだったので可愛さ控えめの選曲だったけど(いやそうでもないか?)、お構いなしにお互いを可愛がっていてこの一面すら場慣れやアイドルとしてのポテンシャルを証明していた。

ドリムって本当に「アイドルオタク」の欲しいもの好きなもの詰め放題パックなので、会場の母数にこんな夢見たいなアイドルグループ中々ないもんな…と何度も思った。

誰がセンターでも様になるし、それぞれ強くなる色が変わるのも面白い。同じ曲なのに、歌うメンバーが変わるだけで受ける印象変わるし、ISTJなんか特にカメレオンみたいな曲。

マクドンはイリチルにいると味付けする飛び道具だと思ってるんだけど、NCTDREAMの中にいる彼らは良い意味で溶け込み、大きく主張しない。これもすごく不思議だと思う瞬間がある。

さらに言うならば、ドリムのメンバーみんなが必ずドリムという箱の中によく収まっていると思う。NCTDREAMと言うパッケージの中で最大限に色が変わる。これは既存の3グループの中でアイドルを全うしてきた彼らの特徴な気がします。

「異次元の美」威神V

WayV

イリチルがファン側を踏み込ませる巻きこみ型なら、威神のパフォーマンスは気付いたら360度すべて威神の世界になる転換型だなと思う。交わらないのに、同じ空間でこちら側が魅了されるサーカスやマジックショーのような空気を感じる。引き込まれるとはまさに…という感じ。

今回のNATION、Phantomをremix ver.にしたのも非常に適していたと思う。クンの編曲があまりにも天才的なのでそれだけと言えばそれがすべてなんですが…大きな会場だからこそ映える重厚感のある演出がパフォーマンスにボリュームを与えて、威神が魅せる「全知全能」感が存分に発揮されていた。

これをもっともっとたくさんの人に見てもらいたいと思ったし、本当に彼らは美しくて今のウェイゼンニの人数では手に負えないレベル。抱えきれないほどの美しさをみんなで分け合いたい。

グループの発信源テンからメインボーカルクン、シャオジュンに伝線し、丁寧にパフォーマンスを整えるヘンドリーとブースターみたいなウィンヤン。これが今の威神の形なのかなと思っている。

これからいろいろな形の彼らを見られるとまた楽しいだろうな。起爆剤みたいに暴れるヘンドリーや曲の発信源となるクンやヤンヤンも見てみたい。今の威神の布陣もこれはこれで完璧だけど、思わぬスパイスが世界を一変させることもあるので、新しい威神の形にも期待しています。(訳:早くカムバの詳細出してください本当にお願い)(発表されたよ良かったね 16日の私より)

「未完成な最高」NCTNewTeam

引用:公式Instagram

緊張で明らかに迷子な挨拶も、途切れない息切れも、今しかないのですべてが愛おしいNewTeam。この瞬間しか堪能できないお披露目時の彼らを目に焼き付けておこうと双眼鏡を覗き続けた4日間。

ルーキーズだったユウシオンは変わらず安定したパフォーマンスだったし、他の子たちもラスタートからそんなに日もたってないだろうに、確実にパワーアップした姿で大舞台に立っていて、それだけでも感動だよ…

あのフレッシュさに「HandsUp」を当てがった事務所の皆さん、これだけは本当に感謝申し上げます。

どんな気持ちであの信じられないぐらい広いステージに立ったのか、考えるだけでこちらの手が震えてきそう。既存のグループに入る、しかもオリジナルメンバーとこんなに差がある状態で不安も多いだろうし、既に色々ある彼らですが、これからたくさん夢をかなえていこうね。

セットリストで見るNATION

OP ACT+NCT NEW TEAM(仮)

爽やか映像でお披露目からのHandsUp。信じられないほど暑い野外ライブの冒頭がこれじゃなければ、我々は途中で息絶えていたかもしれません。

Cメロのデヨンさんこぶしがすごくよかったのと、シオンくんの腰の可動域広…と思いながら見てた。ダンスちょっと不安かなとか余計な心配してたけど、何も不安に思うことはなかったようです…プレデビュー曲が最高だったので、デビュー曲にも期待。

0 INTRO:「Neo Got My Back」

19人並んだ瞬間の顔圧。見渡す限りの美形。一人ひとりカメラに抜かれたとき、それぞれアピール方法が違うのも醍醐味だなと。

毎回本日のメイクを確認するのも楽しかったな。なんでだかピンクメイク率が高くて非常にありがたかった。

最終日カメラ切り替わったジェノさんがこちらに強い視線を投げられていたのをみて、アッこわいイケメンが始まると思いました。

01 「The 7th Sense」NCT U

テヨン/ジェヒョン/ドヨン/マーク/テン

NCTの核となるメンバー達による、デビュー曲。改めて目の当たりにするとよくこれでデビュー…という気持ちになった。

音の質感も本人たちも今までのKドルっぽくない、アーティスト感。

SMが4年ぶりに選出したボーイズデビューグループのメンバーというだけで重たい足かせがあっただろうに、惜しまぬ努力があの広い会場に繋がったと思うと、私なんかが伝えられる言葉がない。

02 「Limitless」NCT 127

まさに冒頭で言った通り、第七感を強く引き継いでいるチームがイリチルだと、鮮明に焼き付いた曲。

得体の知れなさというか、なんか化け物を美形で隠していると言うか(?)そんな雰囲気を感じます。

個人的にこれを引き出しているのが、95ズな気がしている。居るだけでイリチルの世界観を深くしてくれる感じがした。

終始暗いサウンドの曲なのに、リミレスを聴いてここから始まるなと思うのは彼らが「ネオカルチャーテクノロジー」だからなのでしょうか。

03 「Take Off」WayV

何と言うか、冒頭からもう、攻撃的な顔面…となっていた。毎日互いの顔を見てる威神、いつかお互いの目ん玉つぶし合わないか不安。

TakeOffの聴きやすさというか、重すぎないライトサウンドが威神のギャル感を残していいなといつも思う。かけ声もみんな出来る感じだし非常に楽しい!

とにもかくにも、3,2,1の時のヘンドリーさんまじで美しすぎて毎公演「信じられない!!!!!!」となっていた。あまりにも異国の地の森の中で巡り会った貴族。

04 「BOOM」NCT DREAM

踊り込まれ方が違うと言うか…完全にドリムの手の中にある曲。サビ振り数少ないが故に味を出す感じが、ダンサーじゃなくアーティストらしくて好き。

ジェミニは本当にいるだけで空気を纏うと言うか、パートは決して多くないけど、センターに来た時破壊力がすさまじい。正直BOOM以外でもそう思った。

個人的にはチソン・ジェノが映えていて、見せ場が来るたび、気を失いそうになっていた気がする(私が)。

ロンジュンいつもの担当音域よりも低くてそれを非常に楽しめるし、低めでもこんな透き通った声なの多分何かのバグ。

05 「Black on Black」NCT 2018

私はこの曲を本物の生き物か何かだと思ってるんですが、冒頭のイメージが強いからでしょうか。狙った獲物を見つけた動物の呼吸みたいな緊迫感と一体感、本当に癖になる。

とは言え、ただ立ってたり、変な小振りをしている後方まで楽しめるのが非常に醍醐味な楽曲で単独で見るとツッコミどころ満載なのが愉快。

そして、倒れ込むチソンくんや少女漫画さながらウィンクを飛ばすチソンくんは最後の全体マンネを存分に生かしている気がしました。

シャオドリヤンの話をしても良いならば、一先ずNCT2018に居なかった3人が何故、このグループに追加されたのか知らしめるパートだったように感じる。最強三銃士。誇らしいよ。ヤンさんの膝着くパート本当に永久リピートしたいぐらい格好良い。

06 「Interlude: Oasis」NCT U

ジェヒョン/ユウタ/ジェミン/チョンロ/ウィンウィン

日が落ちてきた会場にぴったりの曲。ロロの噛みしめるような歌い方も相まって、完全に感傷モードになる。

灼熱の会場での輝く光は完全にお歌いになられている皆さんですよ…気付いていらっしゃいますか…

07 「WITHOUT YOU」NCT U

ジェヒョン/ドヨン/クン

クン哥…歌ってくれてありがとう。まずそれから言わせてください。

大阪1日目ドヨンくんの表情がかなり印象的で、君の立場だったら私我慢できずに泣き出してしまうかもしれないと思った。

君なしでは生きていけないって歌詞、すごくロマンチックで優しい嘘だなと思います。また少しみんなと生きることを耐えさせてね。

08 「Round & Round」NCT U

ジェヒョン/ヘチャン/テン/シャオジュン

つかみどころのないメンバーで歌う「Round & Round」というラブソング。たまらない。シャオはひとり直球ストレートな感じでそれもまた良かった。

なんと言うか下手できゃっきゃしてるヘチテンすごく、よかったですよね。多分、そういう曲じゃないんですけどね。本国のムビステとも違う良さだったと思います。

ラウラウはテンちゃんの歌声が非常によく合う楽曲だと感じました。

09 「Know Now」NCT U

ジェミン/ジェノ/ヤンヤン/マーク/ロンジュン/ジャニー/ドヨン

ボーカルしてるヤンヤンを一生食べていた生き物なので、Knownow優しい声質ともぴったり合っていて生で聴けるなんて…贅沢だ…セトリにいれてくれた人ここから感謝申し上げたい。

記憶に残っているのは、下手トロッコのドヨンがジャニに空綺麗だよ、見てってやってたのが愛おしくて愛おしくて。確か東京1日目だった気がします。

一応次があるかもしれないので先にお伝えしておきますが、ロンヤン一緒に出す時はセットで移動させてもらうことって可能でしょうか…(小声)

10 「Vroom」NCT U

チョンロ/チソン/クン/ジェヒョン/ジョンウ/ヘンドリー

ヘンドリーが笑う度にやめて…好きになっちゃう…と思っていたし、チソンくんが笑う度にやめて…好きになっちゃう…と思ってました。

上手組、あまりにもチョンロさんの身内編成でとにかくマイナスイオン放っていた。もう3人がお互いの夢に行き来すれば良いので、私の夢の扉は締めておきますね。

あと冷静に舞台の上にヨギボーがセットとして置いてあるの初めて見た。

11 「Kangaroo」NCT U

チョンロ/チソン/クン/ロンジュン/ヤンヤン

これのためにNATIONに行っていたと言っても過言じゃありません。本当にこれのために…私は…野を越え山を越え…?

ネオカルかわいい選抜の皆さんが送る、かんがる~あまりにも最高だったし、テイルいなくてほぼ中華の森みたいになってたのもじわじわ面白い。

伝説の大阪NATION大雨のDAY2で見たキキララロンヤンウルトラカンガルータイム「のぞき込むヤンヤンと素で驚くロンジュン、それからケタケタ笑うヤンヤン」は一生の宝物にします…。

振りが各々若干ずつ違う感じも歌詞に忠実で良かったし、サビのロンジュンさんのアイドル感、俺のテリトリー誰も勝てないだろうと言われている感じがしました。でもキュートさでヤンヤンさんが対抗してました(?)

ヤンヤンがクン哥がかわい子ぶってるの揶揄ったり、打って変わって甘えたりしてたのも非常に上質なクンヤンとして摂取できて本当にこの3分で私は何度でも幸せになれる。

ロンヤンがサビ最後の「I'm trippin' kangaroo」やってくれなかったので、これからも一生Kangarooの亡霊です。

みんなにたくさん見てほしいので、リンクも張っておきますね…。本国ver.はロンヤンのタイタニックが見れますよ…。

12 「Coming Home」NCT U

ドヨン/ヘチャン/ジェヒョン

これはぜひ、次ムン・テイルさん込みで見たい。大好きな曲なので、聴けば聴くほど欲が出る一曲だった。

ドヨンさん本当にロングトーンたくさんお疲れ様。正統派のジェヒョンとアクセサリーのようなヘチャン、どちらの良さも見れる曲なので、また音響の違う会場でも聞いてみたい曲だなと思った。

13 「My Everything」NCT U

ロンジュン/シャオジュン

シャオジュンの声ってすごく人間味のある美声と言うか、それに透き通ったロンさんの美声あまりにも理想的なデュエット。

最終日どちらともなく、引き合っていたの本当によかった。思わぬアクシデントでの2人歌唱だったけど、ジュンジュンまた一緒に歌ってね。約束。

14 「Good Night」NCT U

ドヨン/ロンジュン/シャオジュン

実は今回のバラードの中で一番好き曲だったGoodNight。いつの間にか暗くなっていた会場すべてが曲の世界観作ってて良かったな。心が浄化された。

みんなが宇宙ネコと言ってるのを東京はじまる前に知ったんだけど、本当にみなさんの着眼点って素晴らしい…そうやって言われてみると完全に宇宙ネコでした…。

思いっきりセットに頭をぶつけるシャオジュンさんと絶妙な顔で指ハートするロンジュンさんそして、そんな二人に挟まれるドヨンさん。とても良いバランス感なのではないでしょうか(?)

15 「From Home」NCT U

ドヨン/ロンジュン/ヘチャン/ユウタ/チョンロ/クン

正直、一番泣いた曲はフロムホームだった。やはり私は日本人なので、ユウタの「僕ら強くなれる」でいつも涙腺が崩壊。大阪2日目、東京2日目の表情がすごくよかった。胸を拳で叩く仕草にもう彼らは強くなって、今度は自分の番だと言われているような気がしました。私も頑張ろう、本当。

若くして親元を離れたみんなの家がチームだったら嬉しいし、満たされる場所は果てしない愛を受けるライブだったら良いなと思う。他にもそういう場所があるなら、なお嬉しい。

アイドルがそうやって犠牲にしてるものや私たちが貰っているもの、改めて考えたいなと思った。本当に素敵な曲だけど、ちょっぴり彼らの現実が覗くような曲なのかな、とか、それすらも私の見ている偶像なのかなとか、想像は膨らむばかりなので、これにて終了。

16 「SHALALA」TAEYONG

イ・テヨンは127及びネオカル全体のアイコン的な役割であり、彼の場数を思い知らされるステージだった。繊細な中身からくる優しい彼の人間性と相反する攻撃的なコンセプト、すべてが重なって人を熱狂させるエネルギーになってる。怖い。

毎回かわいいポーズを用意してくれてた中、뀨を織り交ぜてくるあたりに愛を感じたりしました。シナモンもかわいかったな。

17 「Perfume」NCT DOJAEJUNG

シズニに聞いた楽しかった楽曲ランキングTOP5ぐらいに入るのでは、と個人的に感じている曲。ドジェジョンってあまりにも完成されていて、隣国王子様のプライベート感。清純なのに色っぽいし、洗練されたスタイリッシュさもある。とんでもない。

そして、流石アンバサダーズ、白のシンプル衣装がとにかく似合ってたな。一曲だけなの勿体なかった。

Perfumeってなんで聴きやすいんだろうと少し考えてたんですが、きっとラップがないから入りやすいんだなと最終日の曲終わったあとに気付いた。(ラップが嫌いとかではなく、歌詞の入ってきやすさみたいなことです…)

これは私のエピソードトークですが、3連してた身内(マクペン)がパフュームが来たらドヨンくんの匂いを嗅ぐんだ!と意気込んで、しゃらら終わった後すぐに持参したドヨンお揃い香水を自分に吹きかけ、ドヨンの匂い!!!と興奮しながら観ていたのが非常に怖くて、オタクの良い所と悪い所を詰め込んでるなと見守ってました。

18 「Broken Melodies」NCT DREAM

登場からずっとえんしてぃ!どりむちゃんです!みたいなのよかったですよね。自分たちの可愛さを熟知していて。1日目は普通の顔してた気もするんですけど、私の記憶違いでしょうか。確認しましょう。

本当にボーカルライン、そしてボーカルライン以外(それを人は全員と呼びます)の歌唱に酔える一曲です。低音大好き芸人なので、ジェノチソのお歌…ありがとう…。王道ですが、サビ前のドンヒョク、ロンジュン、チョンロパートは本当に何度でも聴きたい。

ただ、7人とも互いを可愛がるのに必死なせいでこちらも毎回てんやわんやになってたね。双眼鏡も目も足りてなかった。

Broken Melodiesは歌詞もすごく詩的な表現で美しいし、ライブで歌うから見える新しい見方ができる曲だなと思う。"グリーンライト"という言葉で目の前の私たちも曲の中の一端にしてくれている感覚があって感動した。

19 「ISTJ」NCT DREAM

初めて聞いた時のワクワクが色あせない曲。掛け声も楽しいし、20代前半の彼らが魅せる「恰好良い」としてベストアンサーなのではないかと思っている。まだまだ若さを武器にしていてほしい。

ジェノがセンターになった瞬間のバチコン感がドリムの成長過程を感じられて好きだし、マクドンの足ずりは視線諸々含め、いつみても大人の彼らが透けて見れて良い。

ISTJはパートごとに見ておきたい人がいて双眼鏡の扱いが難しかったな。

あ、そう。これみんな好きだと思うんだけど、ブリッチパートのドンさんのダーツ?が超性癖なので、あそこだけはオッパ…と呟きながら拝見してます。

20 「Best Friend Ever」NCT DREAM

アイゴー!コールの後気付いたらBFEになっていた、ドンヒョクさんの前振りあまりにもスムーズでこちらが「えっえっ」となってるうちにアヒルが浮かびだす。

背景のとんでも映像の印象が強いけど、多分全41曲の中で一番ファンシーでしたよね、あれ。

目が足りない曲の再来。わかんないけど、人ってみんなあんなに顔近づけるもんなの?幼少期の親か彼氏彼女しか無理なもんだと思ってたよ…。ドンロンの引き連れ押し倒しモーメント、リアルに友人と顔を合わせて困惑した。NCTDREAM、本当にこわい。

ただのH2OってなチソンくんとI wanna be the best thingのロンジュンさん一生聴いていられるぐらい好きだなあ。

21 「Kick Back」WayV

衣装が常に優勝な威神Vさん、単独ステージでも当たり前に最高。

会場の掛け声を聞いて嬉しくて、ちょっと泣けてきて、でもその後は自分も声を張り上げていたのでほぼ酸欠でみていたKickback。

キクバクサビの足だけの振りが本当にすき。脚の動きだけで人はこんなに魅了されるんだってテンさん見てると思う。あとHoldingOnのクンさんの振りも好き(なんか引っ張ってくれる振り)。

ヤンヤンさんの話をするとですね、RealDealChillの流れで(掛け声で表すな)、本当にもう…Realでターンした瞬間1000人ぐらいオタクを増やして、Chillで笑った瞬間10000人オタクを増やしてると思うので、NATIONではあの瞬間だけで55000人ペンが増えましたね。おめでとう。

そして相変わらずキラーフレーズのヘンドリーさん顔圧たるや。一回城をプレゼントしよう、私は石油王じゃないからクラファンでもしてみんなで買おう。

22 「Love Talk」WayV

大阪も東京も明らかにボルテージ上がっていてオタクって本当に煩悩に従順で最高だなと思いました。

曲の性質か、威神のポテンシャルなのか、誰かが抜かれる度(要は一生)叫ばされていてオタク可哀そうなレベルだった。目を閉じて首をなぞるリウヤンヤンさん、死ぬ前絶対に走馬灯として流れてきてほしい。

最終日突然うさみみし始めたウィンウィンさん、許してないですからね。高低差でこちらインフルエンザ及び新型コロナウィルスになってますからね。しっかりしてください。次はシナモンとかが良いです。

23 「Phantom」WayV

王座に座るヤンヤン。マンネオブトップ。何がいいって4時間近くあったNATIONの中でPhantomの冒頭だけのために用意された王座ってところです。それに誰でもないヤンヤンさんが座ったという事実…すごく、すごくありがたい、ありがとう…

シンプルに6人で踊るPhantom!!!!と噛みしめていたな4日間とも。

本当にありがたいことに前方の席が多かったので知らなかったんだけど、ユーネクでみたらシャオジュンさんの美声と共にライトが広がってるの見て、これが……WayV……全知全能の神たち……となった。

クン編曲だとダンスブレイクがより魅力的に見えたし、大阪2日目豪雨・雷鳴の中で見るPhantomもう一生見られない気迫のステージで、こんな強引な煌めきみんなで分け合わないと見る方も耐えきれないよと強く思いました。(冒頭のグループトークに続く)

そして最後のラップで抜かれた瞬間ヤンヤンさん恐ろしく美しくて、結構真面目に涙がでました。

豪雨の話ついでにメントの話も書いちゃうけど、雨での胸キュン台詞大会やレインソング集、雷なる度大きな声で音を緩和してくれたり、大丈夫だと何度も声をかけてくれたこと、正直私も不安だったから本当に心の支えになったよ。

結構素で「WOW」って感じだったテンシャオ本当にありがたかったし、私はヤンヤンさんがすごく悲しそうな顔をして今日のことを悪いように捉えないでほしいと言ったのも忘れたくないな。備忘録だからね、書いておきます。

24 「英雄; Kick It」NCT 127

何か門を潜り抜けて、私たちはファイターたちの集う道場に入ってしまうわけですが…(演出の話です)、揺るがないシズニはどう考えても怖いお兄さん集団のイリチルにも立ち向かっていてすごい。負けずにでかい声を出しているすごい。

冒頭、初段だと思われるヘチャン、ジョンウの時点でHPはほぼ0なのに、ジャニユタの「Baby we go wild one two seven squad」あたりの破壊力で瀕死(かなり冒頭)。シズニ可哀そう。それでも声はやまない。だって頭数が違う。

というふざけ話はさておき、記憶では基本的にドンヒョクさん人を狂わせる顔をしていたんですけど、私は大阪初日のオールバックが忘れられず…。NEOCITYに期待…。

25 「Chain」NCT 127

突如現れた下アングルカメラに圧倒された。なんでこれ、ドリムと威神の時、使ってくれなかったんだろう絶対肉眼では味わえない画角ありがたかった。

「世界揺るがすどこまでも」がずっと耳に残ってるんですけど、本当に揺らしてたテヨンくんとマークさんのラップ。全多言語でラップしてる皆さんに尊敬の意を申し上げたいと思うぐらい綺麗な発音。

そして英雄に続き、スーパーヘチャンタイムのドンヒョクが最高にヘチャンで眩しい本当に天才アイドルだね。ヘチャンはヘチャンだから好き、本当にそう思います。

あと、一緒に踊りたくなる曲Top10入りしてるChain、あのあそこです、ブランコゆらゆらみたいなところ…あれって正式名称あるんでしょうか。

26 「2 Baddies」NCT 127

凄い当たり前のこと言うんですけど、ジェヒョンさん圧倒的顔面整い男すぎる。とんでもなく格好良い。出てくるたびびっくりして声てた気がする「イケメンだ!」って。田舎からきた坊ちゃんみたいに無垢な感じで指を指したい。

2 Baddiesの好きなパートはジャニオッパのRainbow shade爆イケverとわーおのマク(これ伝わるの?)

なーなーななが始まってからの95、本当に空気を作るのが上手いと言うか、ライブを盛り上げる魅せ方が分かっている感が大人で良い。

冷静に考えたら、3人はテイルさんがいないので、最年長だったわけですもんね。芸歴や練習歴とは別に人生の厚みもステージにでるものなんだなと思いました。

27 「New Axis」NCT U

テヨン/マーク/ヤンヤン

正直な話をするとNewAxisをやると知った時、ヤンペンの私、めちゃめちゃ不安に。並ぶのがあまりにもパフォーマーとしての経験値が異なる2人だし、しかも2人のテリトリーみたいな楽曲でヤンヤンさん、大丈夫かな…といらぬ心配をしていました。

これはヤンヤンがどうこうという話ではなく、私の中でテヨンとマークがあまりにも完成されたアーティスト過ぎて…という話なんですが、まぁそんな私の心配なんて吹っ飛ばすようにヤンヤンは「NewAxisを歌うNCT Uのヤンヤン」を作ってきていて、初めて見たとき彼が誇らしく、そして自分のことが情けなく感じた。

ヤンヤンはすごく、"魅せ方を作る"のが得意な人で、自分のできること、他の人にできないこと、そういうのを客観的に見てその曲に必要な自分の要素を持ってくる。まさにこの曲は彼のそういう所を引き出した曲だったと忘れていた気がしたから。

ヤンヤンさんの話ばかり書いてしまったけど、登場時のナチュラルにマイク回しするマークも人の上に乗りながらラップするテヨンも当たり前にカリスマで超格好良かったし、NCTのラップラインの厚さを改めて感じました。

28 「The BAT」NCT U

ジャニー/ユウタ/チソン/ジョンウ/ジェノ/ヘンドリー

まず、みんなチソンの話したいでしょ?わたしもしたい。さっきドリムで見たチソンはもちもちチソンくんだったのに、当たり前にお兄さんの顔して出てくるから、さまざまな意味で狂う。線が細く美しい体から、規格外に逞しい腕、これもさまざまな意味で狂う。

ちょっと話はそれますが、大阪の帰り道お母さま世代のオンニたちが、「チソンにあの髪型は日本ではヤンキーみたいって思われるの教えてあげてー」「あれはちょっとちゃうよなぁ」と襟足反対派に囲まれていたのを今思い出した。この発言の良し悪しはさておき、息子の友達に言っときや?みたいなノリがおもろかったので、残しておきますね。

私的にこの曲のMVPはジョンウだと思っていて、ジョンウ特有の中性感が他のメンバーの逞しさの中で華みたいな美しさがあって良かった。最終日、なゆたとのパート、身体触ったときに(言い方)すごくなんか…峰不二子みを感じました。魔性のジョンウ。

29 「Faded In My Last Song」NCT U

ジャニー/ユウタ/チソン/テン/ロンジュン/ヘチャン

ヘッドセットつけながらマイクで歌うやつライブっぽくて好きなんですが、それが見れて非常に嬉しかったです。ありがとうジャニオッパ、ユタ、チソンくん。

大阪2日目雨だからか、この辺でヘアチェンジしてくる人多くてめちゃめちゃ焦った記憶です。青髪ロンさんのちょんまげヘア最高だった。あと出てくるたび、ロンジュンの唇の縦じわのなさに驚いていた。

なんかチソンの話ばっかりしちゃうんだけど(そろそろ好きなのバレる)、最後の低音パートから抜かれた顔のあどけなさ、これも脳のバグを起こす。そんなにきれいな瞳でこちらを見られたら…思わず言っちゃうよ、好きって…。

30 「OK!」NCT U

テン/ユウタ/ヤンヤン/テヨン/ヘンドリー/マーク/ジェノ

マクテンの冒頭なんかすごく、怪しい空気が漂っており…、徐々に曲の空気がピアノから不穏な方へ変わっていく感じが良かった。

OK!って別れ際のカップルの曲な記憶だったんですが、なんかユテも心行くまま絡んでいて、もしかして次の恋始まってる?となっていた。

「If you want it My baby says she wanna dance with a ghost She wants to leave me」の歌詞がテヨンさん非常に似合ってたな。もしかしたらテヨンさんは喜怒哀楽で言う、怒哀みたいな感情の方がハマるのかも。そういう感情に敏感な人だから。

31 「PADO」NCT U

テヨン/ジャニー/へチャン/シャオジュン/マーク/ヘンドリー/ジェヒョン

みんな大好きなPADOの話をしよう。曲調◎振付◎メンバー編成◎の圧倒的勝ち曲だったPADOですが、結局こういう曲はドンが持ってくんですよね。分かってた、行く前からそうだと思ってた。(エセ預言者?)

個人的には、マクのPADOを所謂"浴びる席"で見れたので、それがすごく印象に残っています…すべての可動範囲がえげつなくて、ウワァ…マーク踊ってる…すごい…体のすべて思った通りに動くんやろなこの人…と思うくらいダンスが身体の中にいる感じがした。

サーフな感じのテーマに見せかけて、全然大人な雰囲気なの本当にやめてほしい。私が理解できてないだけで、そういうテーマではなかったのか…?まだArchivingVideoの方がさわやかさあった気がします。テヨドンシャオの上手組、ひと夏の燃える恋みたいな感じなってたんですが。いやそれはあながち間違ってないのか?

Werversライブでヘチャンが言ってた一人で道を歩いてる時に心の中で踊るイメージを意識した(意訳)というのを聴いてすごく腑に落ちるパフォーマンスだったし、全ての曲に対してこのような解釈が存在しているのだとしたら、私本当にNCTNATIONから5年ぐらい抜け出せないかもと思った。全員に41曲分聞いて回るので…(?)

PADOも見たくなる人多そうなので、載せておきます(謎の配慮)

32 「Alley Oop」NCT U

ジェミン/チソン/ウィンウィン/ユウタ/ヤンヤン/ヘンドリー/ジェノ

これってヤンヤンさんの曲だったんですね。ごめんなさい、うそです。7人の曲です。いや、でも最後抜いてくれるのはMVもNATIONも同じく本当にありがたい話で、曲終わり毎度「ありえない!!顔が良すぎる!なんで!!!!前世何しちゃったの!!!!!絶対聖人だったでしょ!!!!」と言っていました。割とまじめに(こわいですよ)

伝説のユタヤンがあったのもAlleyOopですもんね。トロッコに戻り忘れた中本さんに意を決して声かけにいくヤンヤンの後輩ムーブ。なんか最終日には向き合って歌っちゃったりして。気まずさもね…いつかなくなったらね…新しいかわいいになりそうだね…

そして爆発したヘンドリーさんの気迫のラップが印象的だった。この爆発を威神の曲でも見たい。あのムーブがメンバーに及ぼす影響も気になる。

待って、冷静に考えたら私AlleyOopヤンヤンさんとヘンドリーさんしか見てないかもしれない。いや、でもウィンが絶妙に乗り切れてない感じが愛おしいと思った記憶はありました。

33 「Misfit」NCT U

ヤンヤン/ヘンドリー/ジェノ/テヨン/マーク/ジャニー

毎日一回やりたい。Misfitだけ毎日最寄りまでやりに来てほしい。そしたら会社に毎日化粧してけるぐらいの元気は出ると思う。(すっぴん出社をしている駄目な大人です)

やっぱり書きたいのはジェノヤン!本当に愛おしかった…初日目が合ったあまりに、冒頭のジェノ⇒ヤンパートでやる?目合わせる?という感じで探り探りお互いを見るものの、結局一生噛み合わないまま視線が本当に…たぶんこれを母性本能と言うんだと思う。最終日、頑張ってー!と叫んじゃったぐらいにはじれったかった。下手の方で2人でキャッキャしてる瞬間があった時は思わずガッツポーズしました。ジェノヤンべりべりキュート!!!結構推しケミです。

推しケミの話で言えば、ジャニドリも好きなんですけど、ジャニに可愛がられてるドリも好きだし、こういうぶち上げ曲だと二人は真っ向からパワーをぶつけてくる感じがパフォーマーの性質として似ているなと思うときがある。

そしてNCTのメインラッパーイ・テヨン、イ・マーク。2人がラップ紡いだ瞬間、ネオカルだー!と脳が認識する。NCTはラップ先行なチームのイメージがあるので、まさにこの2人がNCT血液だなと思わされた。

ライブだからこそ活かせるこの曲の良さ、持て余さず発揮されていて、また伝説の曲として"新しく"刻まれた気がします。

34 「Baggy Jeans」NCT U

テヨン/ジェヒョン/ドヨン/マーク/テン

同じライブ内で七感とバギジンが見れるのってもしかしなくても最高の贅沢。これが、もういつ人前で披露されるか分からないのあまりにも残酷な現実…

知ってはいたけど、やっぱりフォーメーション見てて気持ち良すぎる。このメンバーが作る楽曲、本当に芸術作品。

最終日のメントでみんなでバギジン歌おう~となって、テンさんが先にお手本見せてくれようとしたら、オタクが乗っかったの聞いて、ドヨンさんが即座にイヤモニ外して手招きでオタクに歌わせる流れ、何度思い返してもほっこりするし、心臓がきゅっとなる。ドヨンさんのそういう「対応力」とか「優しさ」とか大好きな部分がすごく詰まってる感じがして…。

終わった後シズニは歌が上手。こんな風に踊ってた人もいた~なイタズラ笑みするジェヒョンくん、圧倒的マンネラインムーブで好き。

35 「Baby Don’t Stop」NCT U

テヨン/テン

NCTUの掛け声で嬉しそうに笑うテヨンの顔を私はずっと忘れたくない。いつまでたっても二人はネオカルチャーテクノロジーの核だし、プリキュアなんだよ。

踊り込まれているべビドン、曲の雰囲気そのままのカップルがベットの上でじゃれあってるようなくすぐったさがあって良い。

話し合いの結果、あごよしよしパートは残そう!とオタクファーストにしてくれた感じがあったのも、真実はさておき本当にありがたかったです。

36 「Call D」NCT U

テヨン/テン

波紋を呼んだCallD。結局私たちは東京という街にテヨンを攫われたってことで良いんだよね。手に届かない存在だったってこと🎶(?)

CallDって結構なメンヘラソングという認識なんですが、曲を初めて聞いた時に冒頭の「好きな人がいてね~!」みたいなノリから、「えー?それ誰?D?あはは、ねえ、誰?」みたいな鬱ゲ展開を思わせるサウンドが良く出来てるな…と思ってたんだけど、テテンの雰囲気やパフォーマンスから出る、あの人間味のなさがより曲を引き立てていた気がします。

後半てんちゃんがちょけだして、愛おしそうによしよしするてよ、あまりにも歴史を感じるケミだった。テテン曲はテンさんが楽しそうで私も幸せ。あと13曲ぐらいは作ろう。テテン曲。

37 「Universe(Let’s Play Ball)」NCT U

ジョンウ/ドヨン/マーク/ジェミン/ジェノ/シャオジュン/ヤンヤン/ヘチャン

バスケットボール落ちてきた瞬間、うわ、もう終わる…という感覚が全ての日であった。ラストスパートに向けて最後のギア上がる曲だったと思う。

そしてシャオジュンさん服!ケラケラとなっていた記憶も深くある。いや、普通にキャー!とか言ってたけどね。シャオのサービス精神と言うか、そういう思い切りのあるところ好きです。

それとドヨンさん、あんなに笑ってたのperfumeとUniverseぐらいだったのでは?感傷モードも好きですが、笑う度恋の男ですね、彼も。こんな流ちょうに書いてますが、実際の所、興奮してあまり現地での記憶がなく…映像で補正した曲ですね。ヤンヤンさんがウィンを困らせてたのはちゃんと覚えてました。

あ、そう、タロのパートをヤンがやるのすごく楽しみにしてたんだけど、嬉しい気持ちとタロが恋しい気持ちで震えた。私はタロヤンが大好きです。ヤンタロの方がゴロが良いな。とにかく好きです。

まじでどうでも良い話ですが、ジョンウの歌声がだいすきなので?「서로를 느껴 두렵지 않아 이어져 있잖아(touch me now)」のドヨウ全曲一緒に踊りました。以上です。

38 「BOSS」NCT U

テヨン/ジョンウ/ドヨン/マーク/ジェヒョン/ウィンウィン

ウィンウィンさんがいる幻。クチルズが一緒に歌っている奇跡。ほぼイリチルなのに「NCT U」と言えばこの曲だなと思う。

冒頭のわちゃわちゃしてるの最早それだけで泣けてくるぐらい終盤。「君のためにボスになった」があまりにもしっくり来てしまう最強のメンバーを引き連れるテヨン最高にネオカルのリーダーだった。

この辺で息が上がりまくってるマークさんに何故立ってられるの?と思ってたけれど、マークそんなのしらねえとばかりに笑ってパフォーマンスしてました…一番男を感じたかもしれない。

39 「RESONANCE」NCT 2020

冒頭のマークさんBOSSに引き続き何故立っているのか…と思っていましたが、ここから最早覚醒していた印象です。覇気を感じるほどの集中力。KPOP界で1番忙しい男…。

止まらない花火、圧倒的野外の特権過ぎたし、花火が上がる度ファンダムも暴れ狂う感じが最高に「夏の終わり」でよかったなと思います。

入れ代わり立ち代わりでイケメンが出てくるわ、みんな鈍器の打点が上がるわ、かなりカオスな楽しさがあった。

東京2日目ジャニヤンが途中微笑みあっていたんですが、何が起こっていたかご存じの方いませんか…ふたりして楽しそうだったのすごくかわいかった。何があったのか知りたすぎる。

フルメンバーのセンターがしっくりくるのはやはり、テヨン・ジェノ・ジェヒョン。画面が引き締まる感じがするのは3人とも共通してた。

締めの曲として大正解だったRESONANCEですが、フルで聴きたい曲が多く含まれていたのも事実…。90'sLoveのヘチテンが聴ける日が未来のどこかでありますように。

40 「Beautiful」NCT 2021

改めて、なんて優しい曲なんだろうと思う。全ての人間を肯定し、包み込んでくれる曲。

アンコールはGoldenAgeを含め、ドヨンさん本当に輝いていた。声色とぴったりな2曲。

ここからフリスビー投げとファンサ祭りだったわけですが、それぞれのキャラクターが顕著に出ていて見ていて飽きない。

景色を目に焼き付ける人や途切れずファンサをする人、周りのメンバーと曲を楽しんで、時折目に入ったうちわにレスを返す人。フリスビー飛ばすのが下手な子もいましたね…。

私的には大好きなロンヤンが同じトロッコできゃっきゃしてて本当に本当に本当に愛おしかった。大親友のふたり、こんな大きな会場で一緒にパフォーマンス出来て本当によかった。またこの日の思い出を海辺の海鮮屋さんで海見損ねるぐらいしゃべり倒してくれ…

41 「Golden Age」NCT 2023

シンプルにクラシック厨なので、大好きな楽曲なんですが、"悲愴"という曲のリメイクで"GoldenAge"を創るなんてそもそもがはちゃめちゃ。さすが「ネオカルチャーテクノロジー」。本当に面白いグループだと思います。

Xでも少し書いたんだけど、私は本国のセトリを見たときにGoldenAgeが1番最後に合ったのが少し意外で。最終日を越えて改めて、これが在るべきのセトリだったんだなと気付けた気がします。

アルバムタイトルを初めて見たときに感じていたもどかしさは、この間抜けたばかりのメンバーが存在して、そしてこれから加入してくるメンバーもいて、さらには一時的にグループを離れる人も続々と増えていく中で"今"が「GoldenAge」なんて今までのこともこれからの変化も否定しているように見えたからで。

ただ実際NCT NATIONを体験して、これを「GoldenAge」と記すのはもしかしたら限りなく真実に近いのかもしれないと感じた。だってあまりにも最高だった。もう2度とないかもしれないこのお祭りに全身全霊を掛けるすべてが黄金時代そのものだった。ひどく残酷で、でも受け入れるべき事実。そういう意味では"悲愴"でから創る"GoldenAge"は最適解だったのかもしれないね。

それでも私はこの一瞬の最高を創る彼らに、また新しい希望を感じたのも確かで。

この眩い煌めきを希望にして言うなら、もしかすれば、NCTのGoldenAgeはまだ始まったばかりなのかもしれない。

永遠に続く夢の中に

f:id:hr2ih:20231020171009j:image

私はRegular to Irregularにも出てくるA dream within a dreamの「All that we see or seem is but a dream within a dream(私たちの見えているものはすべて夢の中の夢にすぎない)」がアイドルのすべてだと思っていて、ライブはまさにそれの象徴。

夢のような存在、現実でない幻。だからこそ、私たちはここまで熱中することができるんだと思う。

今回、マークが最後のメントの中で伝えてくれた「忘れないで」という言葉がとても印象に残っている。これはアイドルの切実な願いだなと感じていて、彼らがどんなに変わらず努力し、素晴らしい存在でいても、ファンとの関係は最終的に受け身でしかいられない。いつか誰かの「過去の夢」になってしまう日はやってくるわけで。

いつかのチョンロも言っていましたが、いつだってアイドルは強烈な無償の愛を与えられる反面、"通り過ぎる存在"であるということは、彼らが私たちの幻である限り避けられない運命だなと思う。

私も「今」は一生忘れないと思っているけど、そうじゃなくなる日が来るのも理解しているし、だからこそあの瞬間を特別な時間として今回言葉に記しておくことにしました。

まさしく"GoldenAge"であったNCT NATION。次に全員の姿を見れるのがいつだか分からないけど、その時まで彼らの夢も、私の夢も冷めないことを祈って。

2023.10.20