【マイル交換日記】大韓のマイルをエミレーツの特典航空券(ビジ)に換えた

大韓のマイルが改悪される前に

大韓航空のマイルシステムは2021年4月1日から改悪されます。 

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日本⇔仁川の特典航空券発行に必要なマイル数こそ減るものの、欧米路線は軒並改悪。

今までは欧米に70,000マイルで往復できたところ(エコノミー)、来年4月以降は同じ欧米路線で80,000～90,000マイル必要になります。

 

ビジネスクラスに関しては片道62,500マイルだったものが80,000～90,000マイルに…

 

今回は「どうせなら手持ちの大韓マイルを有効に使いたい」という人のための記事です。

来年マイレージが改悪される前にお得に航空券を発券するにはどうすればいいかを、私の来春のヨーロッパ旅行の実例を元に書いてみます。

 

来年の航空券を予約するなら今がお得

来年の航空券は今の内に購入・発券しておくのがお得です。

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これは大韓航空に限ったことではありません。

なぜなら、2020年6月～9月末までなんと燃油サーチャージの徴収額がゼロだから。

これはコロナの影響で旅客需要が減少し、原油価格が暴落した結果です。

 

しかし今年の夏や秋以降は欧州内、アジア・オセアニア内での移動制限が一部解除になります。

航空需要が徐々に回復すると原油価格がまた上がっていきます。

燃油サーチャージの復活が予想される中、来年の航空券を買うなら今がチャンス！

 

もし来年欧米旅行をお考えなら燃油サーチャージの有無は大きいです。

燃油サーチャージは徴収されれば安くても2万円はかかってくるからです。

航空券が2万円安くなればこういうことができちゃいます。

 

• ホテルのランクを上げて旅行をリッチに
• オプショナルツアーを1～2件申し込んで忘れられない体験を
• 電車や飛行機を使ってもう一か国追加
• 自分への土産としてブランド小物を一つ追加
• 電車移動を一等車にしてみる
• 空港から市街地まで公共交通機関ではなくタクシーに変更
• 帰りの荷物を軽くするために旅行中に日本に宅配便を郵送
• 夕飯の材料をスーパーで調達→自炊しようと思っていたところをUberやレストランに変更

 

2万円なら私は2日で稼ぎます。

実際「2万円なんて大したことない」と思う人がいるかもしれません。

しかし旅先で少しの贅沢は一生忘れられない思い出になります。

 

• ちょっといいホテルに泊まって朝食会場やロビーでお金持ちの人を観察してみる
• 一等車に乗って『なぜ一等車に乗る人がいるのか』を考えてみる
• セグウェイや送迎付のプチ遠出ツアーに参加して大切な思い出を作る
• ブランド小物を一つ買ってケチ旅では味わえなかった喜びを感じる
• レストランで地元の店員と会話しながら食事を楽しみつつ現地の情報を得る

 

いかがですか。

たかが2万円、されど2万円。

お金の使い方ひとつで海外旅行の質が大きく変わってきます。

航空券を買う時期を選ぶだけでこれだけの差が出てくるなら、安い内に買いたいと思うのが普通でしょう。

 

来春の航空券どうするか問題

ということで来春のロンドン＆マルタ旅行の航空券を買うにあたり、いろいろ検討しました。

特典航空券発行に関して、主に以下の条件が挙げられます。

 

• 手持ちの大韓マイルは(家族マイルを合算して)80,000マイル
• 大韓便は家族のマイルを合算できるが、スカイチーム便はできない
• スカイチームの便に交換しようとするとより多くのマイルが必要(例：大韓欧米路線→7万マイル、スカイチーム欧米路線→8万マイル)
• 大韓便は片道だけでもマイルで買えるが、スカイチーム便は往復のみ
• したがって現時点ではスカイチーム便(KLMやエールフランス)に交換できない

 

なお、乗継回数はあまり気にしていません。

 

 ①大韓のエコでFUK⇔ICN⇔LHR

これは移動が比較的楽なのと、出発・到着共にいい時間であることがメリット。

マイル交換において気になる点はこちら。

 

• 福岡⇔仁川⇔ロンドンをエコで往復するには70,000マイル必要
• 諸税は23,000円くらい
• 余る10,000マイルはマイル改悪後の特典航空券発券に回すしかない
• 往路の仁川乗継時間が60分しかなく、遅延すると乗継できない可能性がある
• シートピッチは84cmでエコとしては全航空会社で一番広い(JAL、ANAと同じ)
• 旅費はこれが一番安くなる(全旅費は95,000円くらい)

 

かなり有効なマイルの使い方です。

 

②大韓のエコでICN⇔LHR、福岡⇔仁川を自腹

しかし、今月になって特典航空券の残席数を検索したところ、①の航空券は全てなくなっていました。

正確には福岡含む日本⇔仁川が全て満席。

本当にそうなのか、有償乗客数を増やしたいがために特典航空券の席数をなくしているのかは分かりません。

とにかく日本⇔仁川のエコはマイルで買うことができない状態です。

 

だけどね、福岡⇔仁川⇔ロンドンのビジネスクラスなら残席ありなのよ…

空席がゼロなのではなく『とにかく客に買わせて儲けたいから特典航空券枠をゼロにしている』のだと思っています。

だって、先月まではどの日も残席があったもの。

 

これを踏まえて仁川⇔ロンドンのエコをマイルで買い、福岡⇔仁川を自腹切るとこうなります。

 

• 仁川⇔ロンドンだけでも70,000マイル必要
• 諸税は20,000円くらい
• 余る10,000マイルはマイル改悪後の特典航空券発券に回すしかない
• 往路の仁川乗継時間が60分しかなく、遅延すると乗継できない可能性がある
• 福岡⇔仁川を自腹にすると現時点で38,000円と高い(普段は2～3万円)
• 旅費は①よりかなり高くなる(130,000円くらい)

 

福岡⇔仁川に4万円も払いたくない。

これが一番嫌。

 

③往路を大韓のビジでFUK→ICN→LHR、復路をアエロのエコでLHR→SVO→HND

①を踏まえて②を計画してみたものの案外高くなることに気付いて新たに考えたのがこれ。

往路を大韓のマイルで買い、復路を自腹でアエロのエコにする航路です。

 

• 福岡→仁川→ロンドンを片道ビジで62,500マイル必要
• 諸税は3,000円くらい
• 余る17,500マイルの使い道に迷うところ
• 往路の仁川乗継時間が60分しかなく、遅延すると乗継できない可能性がある
• 福岡→仁川も仁川→ロンドンもプレステージスイートでリッチに旅行できる
• けど『行きはよいよい帰りは怖い』状態
• 復路のアエロは恐怖のシートピッチ76cm(しかも小型機)
• シェレメーチエボ(モスクワ)の保安検査で時間を食う可能性が高い
• アエロに乗ると一応マイルが貯まる
• 旅費は①より高くなる(135,000円くらい)

 

当初予定していた①から5万円も高くなる上に帰りがシートピッチ76cmとは…

これは微妙。

アエロロンドン発、モスクワ経由の羽田行を運航していることを初めて知りました。

機材はB737-800。

アエロフロートのB737

 

えっ、これでロンドンから羽田まで飛ぶの！？

あの路線なら普通B777-300とかB787でしょ！？

 

SeatGuruによるとエコのピッチは76～80cm。

こんなの80cmもあるわけない。

絶対76cmだよ。

 

往路は天国だけど復路が地獄すぎる…

 

④KIX⇔DXBを自腹、DXB⇔LHRをエミレーツのビジ

③で妥協しようとしていたところ、駄目元でエミレーツの特典航空券を見てみました。

大韓はエミレーツと業務提携しており、大韓のマイルをエミレーツの特典航空券にすることができます。

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アレッ？

大韓航空公式サイトより

 

エミレーツの特典航空券なら家族合算できる？？？

大韓航空公式サイトより

 

よし、マイル数を見てみよう。

大韓航空公式サイトより

※往復航空券に必要なマイルです。

 

ドバイ⇔ヨーロッパのエコが40,000マイル、ビジが80,000マイル。

日本⇔ドバイのエコが70,000マイルですと？

それならドバイ⇔ロンドンをビジネスクラスで飛べるじゃん。

 

そこで新たに考えてみました。

関西⇔ドバイを自腹、ドバイ⇔ロンドンをマイルで買うプランです。

 

• 関西⇔ドバイは85,000円くらい
• 手持ちのエミレーツのマイル(8,000円相当)を航空券代に充てられるらしい
• 諸税は35,670円と高い
• 大韓のマイルはきれいさっぱりなくなって安心
• 関西発にするとぼてじゅうで鉄板焼きを食べられる(プライオリティパスで無料)
• ただし関西⇔ドバイはエコ耐久レース(往路は11時間15分、復路は9時間15分)
• ドバイではプライオリティパスでラウンジに入れる
• ドバイのビジネスラウンジではBateelのデーツが食べ放題
• ドバイ⇔ロンドンはA380
• エミレーツのビジに交換すれば往復で13時間50分もA380のビジに搭乗できる
• 旅費は当初の予定の倍(200,000円くらい)

 

さっそくエミレーツの航空券に交換すべく、大韓のサービスセンターに電話しました。

どうやら大韓航空の公式サイトではエミレーツの特典航空券の申込はできないようです。

 

電話をかけると親切なオペレーターさんが対応してくれました。

しかし思ったより残席数が少なかったようで手配までにかなりの時間を要することに…

当初の予定通りにはなりませんでしたが、無事に手配・支払いが終了しました。

予想外に時間がかかった理由はこちらです。

 

• ドバイ⇔ロンドンは通常、ヒースロー、ガトウィック、スタンステッド、ルートンに就航しているが、現時点でヒースローしか復活していない。そのためビジネスクラスは満席であることが多く、残席数も極めて少ない
• 復路はほぼ一日ドバイに滞在しなければならない(自腹)

 

そんな中、オペレーターの方が関西⇔ドバイの手配をすでにしたかどうか、ドバイでの接続便の心配(乗継時間がどうであるか)をしてくださり、その気遣いに心が温かくなりました。

 

まあ予約した特典航空券の変更・取消手数料は大したことないから何とかなりそう。

 

大韓航空公式サイトより

 

早く航空券を取ってしまいたいから近日中に取ろうと思います。

でもドバイで関空行の飛行機に乗るまで19時間25分…

 

旅行帰国日までにドバイの入国制限が完全になくなれば、ドバイに一旦入国して空港近くのホテルに泊まればいいかな。

最悪、ターミナル3内のラウンジをはしごしよう。

 

コンコースA

• マルハバラウンジ　…　最長4時間
• スリープアンドフライ　…　最長3時間

 

コンコースB

• アーランラウンジ　…　最長5時間
• マルハバラウンジ　…　最長4時間

 

コンコースC

• マルハバラウンジ　…　最長4時間

 

プライオリティパスで入れるラウンジを合計したらちょうど20時間！笑

各ラウンジを巡りつつブログを書こうと思っています。

眠くなったら寝ればいいし。

 

まとめ

【当初の予定】ロンドン3泊＋マルタ5泊＋ロンドン7泊

↓

【結果】ロンドン4泊＋マルタ5泊＋ロンドン7泊

 

になりました。

休暇中に渡航する予定でしたが、一日は有休を取ることになりそうです。

一年以上海外旅行を我慢するのだからいいよね！

給付金10万円も入ることだし、日本じゃなく海外に100％お金を落とすことになるけど。

 

 

外国人彼氏とのアレコレを綴るブログも宜しくお願いします。

gotaforeignerbfwithsmartphone.hatenablog.com