インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

2340分の1で見つける「普通の恋」?

今週のトピックから

【人生相談】婚活女の第一声が「年収は?」。胸のサイズを聞いたらビンタされたhttp://news.mynavi.jp/news/2013/09/06/314/index.html

もう婚活なんてしないhttp://anond.hatelabo.jp/20130907211741

結婚も悪くはないかもよhttp://anond.hatelabo.jp/20130908072127

このへん読んでて、婚活女子への風当たりキツいなあとか思いつつ、でも実際寄生と依存対象としての結婚相手を探している女性は多くて30歳前後で相手に追い込みかけてる人をよく見るので男性側が自衛策としてこういうネガティブ記事に傾倒するのも分からんでもない、みたいな玉虫色の感想を抱いたりしています。


わたしは結婚したいと思ってわりとマジメに「婚活」っぽいことをしたほうで(お見合いとかもしたし)、それはなんか「普通に生活してたら自分を見初めて結婚してもいいと決断してくれる人と永遠に出会えないのでは?」と思っていたせいです。
自分が難しいタイプの人間だというのは親から死ぬほど言われて育ったので自覚していたし、まあぶっちゃけ美人でもスタイル抜群でもトリンドル玲奈でもないのである程度の見極めが大事だよなって思っていて、それは感覚的な危機感だったのですが、今回ちょっと具体的な数字にしてみようと思って、しました。


1年は365日、つまり52週あるわけで、この日数を元に普通のお勤めで得られる出会いの数をざっくり計算してみると週にせいぜい2〜3人、コンパに限らず友達と飲みに行ったとかオフ会に行ったとかそういうのも含めて、1度に2人の場合があったり8人の場合があったり多少上下することを加味してまあ平均週に2〜3人として、年間で出会えるのは3人×52週で156人。
スタートは将来のことも踏まえて付き合う年齢ってことで一応成人以降に限って、ひとまず35歳までの間を婚活対象期間と設定したとき、20〜35歳の15年間に出会える人数は、156人×15年で2,340人。


最大で出会える2,340人の中にどれだけ自分のタイプがいるか、さらに自分のことを好きになってくれる人が何人いるか、を考えると、なんかこれ普通に過ごしてたら無理ゲーじゃない…?って気になりません?


そんでここで考えたのがこれなんですけど


まあこれが基本として、自分の許容範囲がすっごい大きい(顔とかスタイルにこだわりがない、相手の年収気にしない経済力が自分にある、好きって言ってくれれば誰でもいいetc.)だと、付き合える可能性が発生する対象の母数が増えますよね。


それで逆に、自分の許容範囲が普通でも、相手の対象になりやすいバリュー(顔とかスタイルがめっちゃいい、すっごい稼いでる、トリンドル玲奈であるetc.)があると、好かれることが増えるので、こちらもやはり付き合える可能性が発生する対象の母数が増える。


なので、自分はどのへんだろうなーというかなり厳しい判断を己で下して、適正なラインにアジャストしていくことが2340分の1の恋を結婚までクロージングできるコツなのかもしれないなーと思いました。


って考えると結婚までこぎつけられる恋って充分特別で、既婚者の方がおっしゃる「いやー普通に出会って普通に付き合って普通に結婚したんだよ」っていうのは何度聞いても「ウソつけ!!!」って思っちゃいます。ぜんぜん普通じゃないよ!
とか言うわたしも既婚者ですけど、わたしは子供の頃から25歳くらいになったら自動で誰か良い人と出会って結婚して自動で子供がポローンと生まれるもんだと思ってたところ自分の場合はそうでもなかったので、それが大人になって一番びっくりしたことでしたね!


タイトルは単に今日これを聴いていたせいです。名曲ですよね。

普通の恋

普通の恋