各水槽のTDS値測定してみました。
おはようございます。
家探ししてTDS計見つけました。
家探しするくらいだから常時測定することもないんです。
他のブログの記事などでTDSの件が出てたのでちょっと気になって測定。。
まずはフィルター通した水。。
130μS/cm。 ppm換算だと約半分の数値と思ってください。
まあこんなもんでしょう。。
水道水そのままでも大して変わりません。
塩素だけは完全に除去されていますが。。
60ワイド②水槽
214μS/cm 昨日半分の水替えしてるから低めなのかな。。
60ワイド①水槽
206μS/cm この水槽も昨日半分の水替え済み。。
30×45×45水槽
222μS/cm この水槽も昨日半分の水替え済み。。
45キューブ水槽
464μS/cm この水槽も昨日半分の水替え済み。。だけど、、数値が他の水槽の倍。
理由は給餌が多いからだと思う。
45テラリウム水槽
272μS/cm。イモリとターコイズドラゴンだけの水槽だからか思ったより低め。。
30high②水槽
768μS/cm いや~~高い。。あまり水替えせずに足し水が多いからだと思います。
30high①水槽
820μS/cm これも高い。。餌にブラインを与えていることと足し水が多いからでしょう。
60high水槽
188μS/cm 昨日半分水替えしてるというのと、生体数少ないからか低め。。
AGS450
290μS/cm まあ・・こんなもんか。。
番外編 30キューブ。
168μS/cm 測定した中で一番低いですね。餌あまり与えない水槽だからかな。
水道水そのままの場合。
フィルター通しても変わらないけど、今日塩素テストしたらちゃんと除去されていました。
ということで、、
なんか数値見てもわかんないですね。
TDSって電気伝導率なんですが、説明すると 水溶性電解質の量ってことになります。
電解質が多いと電気を通しやすくなりTDS値は高くなります。
もっと詳細に説明すると、
「ほとんどの水溶性無機物は、水に溶けると陽イオン(プラスイオン)と陰イオン(マイナスイオン)とに分離する。イオンは電流を運ぶ(流す)役割がある。イオン化した物質が多くなるほど、電気伝導率は高くなる。」
もう頭痛いですね。
なんでこんなこと書いてるのかというと、秋くらいに導入する洗浄設備が純水が必要で
その勉強もしなくてはならず、純水精製についていろいろ調べているから(笑)
アクアリウムではTDSは低いほうがいい
と言われることが多いと思う。
たしかに低いと水に不純物が少ない状態であるといえます。
しかし、0 であればいいのかというと
0に近いと生体は生活できません。
マリンアクアではRO水を使用することが多いわけですが、あれは人口海水を作ったりするために必要であって、淡水アクアでは使用できません。
ミネラル分も除去してしまうのが理由です。
じゃあ普通のアクアリウムでSHOPがTDS値とかなんで測定することを進めるのかというと、、
TDS計を買ってほしいから
ですね。
定期的な水替えを行っている限り、いきなりTDS値が上に飛ぶことはないと思うんですよ。
あるとすればフィルターが壊れたとかでろ過が止まっているなどですか。。
でもまあ、排水の状態は日々確認するなら必要なし。
水道水のTDS値はPHと同じく地域により結構差があるようです。
ここでは140μS/cmでした。ppmのほうがわかりやすいかな。70ppm。
測定したなかで一番高かった水槽で410ppm。
低かったのが94ppm。
1000ppmでも生体の状態がいい水槽もあるようですし、この数値だけで判断はできません。
水草やられる方はカリウムなどを添加するでしょうし、バクテリアいれたりする場合もあるでしょう。。
ようは
生体に有害な物質があるのかどうかの指標にはならないということです。
飼育の仕方によってはなる場合もあります。
ベアタンクなどで添加物を一切使わず塩素飛ばした水を定期的に水替えする方には
TDS値は水替え時期の指標になります。
水替え直後
100ppm
1週間後
300ppm
2週間後
600ppm
と変動する場合、アンモニアや硝酸塩が蓄積されていると判断できます。
生体数を変動させない条件であれば、どの日数で水替えをしなくてはならないかを知ることができるでしょう。
数値的に管理したい場合、上記のような方法もあるわけですが、一般的なアクアリストであれば生体の状態みながら~~ってなりますので、あまり気にする必要はないのかなあとも思っています。
ということでTDS値の話でした。
今日の1枚
オトシンネグロのちょっと大きくなってる子供たち。。
さて、真ん中にいる子、、色が薄い。。この前SHOPで「ゴールデン」?みたいな名前つけられたネグロが結構高値で売られていたけど、この子もそうかな??