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母は内臓が強し

ようやく屋根にうっすら雪が積もるようになったが、昨日から母の体調が悪い。

熱が出ており、本人曰くけんびき風邪らしい。実家以外では聞いたことがなかったので『けんびき風邪』を改めて調べたら、どうやら中四国特有の方言らしい。

単純に疲れから来る体調不良を総称してけんびきと呼んでおり、その中で風邪の症状が出ているものをけんびき風邪と呼ぶ。普通の風邪とどう違うのかと言われたらよく分からないが、なんにせよ温かくして寝ることに違いは無い。

ここだけの話、母はJAのパートとして働いており、セレモニーホールで葬儀の司会を務めている。近所の住民からは好評で、遺族や参列者を泣かせるナレーションで人気らしい。

流石に人の死は調整できないので、決まった休みというものは存在しない。今回の年末年始も12/31までがっつり葬儀が入っていて、先日のいとこの祖母の通夜・葬儀も母が司会を務めた。

なお、家での母の体たらくを知っているせいか、仕事モードで情感たっぷりのナレーションを聞いている時は、家族にしか分からないむず痒さがあった。

そんなこんなで季節に関係なく仕事漬けになっているうちに、疲れが溜まっていたのだろう。インフルの注射を打っているとはいえ、疲れからウイルスの侵入を許してしまうのも無理は無い。

むしろ今回体調が悪くなる時点で遅すぎるぐらいだ。母は普段から内臓がめちゃくちゃ強く、消費期限を2週間ほど過ぎた乳製品をガンガン食べてもお腹を壊さない。年の割によく食べるくせに便秘に悩まされているというよく分からない内臓をしている。

自分のほうが胃も弱く、少しのストレスで下痢になったり貧弱な内臓になっている。お恥ずかしい限りだ。

まあ母はストレスと無縁というか、腹の立つことも新しい刺激ですぐ忘れるタイプなのが良い方向に働いているのだろう。会話がコロコロ変わるので相手をしているこちらは疲れるが。

なんにせよ健康は大事である。自分が一番気をつけなければならないので早いとこ改善させたい。

…というか改善するのか?