2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧
海外サイトには珍しい、X68000の「外側」に焦点を当てたサイトが登場しています。当時は趣向を凝らしたエンベロープがX68000に限らずいろいろあったと思うのですが、さすがにもう忘れてしまいました。Slashdotのコメントでは「海外にも同じような例がありま…
IBM-PC/アミガ用のシエラ製ゲームをGBA用に作りかえるというものなので、エミュレータというよりは帽子屋インサイドが開発しているようなコンバータと考えた方がいいでしょう。「King's Quest」「King's Quest II」「King's Quest III」「King's Quest IV」…
アタリ通の人ならご存知でしょうが、Atari VCSのゲームを127本内蔵した「TV BOY」というコントローラ型ゲーム機が、1994年頃から日本でも出回っていました。そう、あれも実は、VCSの機能をワンチップに集約することで実現したものなのです。もっとも「TV BOY…
実のところ、Atari VCSをワンチップ化しようという試みは、もっと昔からあって、技術としてはすでに完成していたりします。これについて著名な8ビット機リバースエンジニア・ケヴィン・ホートン氏が、興味深いエピソードを紹介しています。 (前略) アタリはA…
ワンチップ話が続きます。FPGA/PLDテクノロジが手軽なものになって以降、旧世代の8-bit機をワンチップで再現しようという動きが、個人レベルでも盛んになっています。日本でもMSXのワンチップ化が着々と進んでいるのを、ご存知のかたも多いでしょう。Atari V…
2001年になると、跳舞毯にはほとんど誰も言及しなくなっています。裕興の現行VCDプレイヤにももうこの機能は存在していないようなので、おそらく跳舞毯ブームは素早く沈静化してしまったのでしょう。しかし中国のジャーナリズムは一時、これにより中国が娯楽…
PC用でそれだけヒットするなら、もっと普及しているプラットフォームでも使えるようにすれば、さらに人気を博するのではないだろうか。そういうことを考える企業が現れるようになるのも、すぐでした。そして1999年末、なんと跳舞毯対応ゲーム機能を組み込ん…
昨日の話に少し出てきた、ファミコンチップによる家庭用ダンスダンスレヴォリューション・跳舞毯。そんなに大流行していたのなら、日本にも多少は情報が入ってきていそうなものですが、見たところまったくといっていいほど話題になっていません。そこで今日…
東南アジア市場では、近年でもまだ新作ファミコンソフトが発売されるらしく、これもそのひとつだそうです。一年くらい前に英語のニュースグループで、こういうのがあると言って嘘吐き呼ばわりされている人がいたのですが…いやはや、実在していたとは。一見す…
昨日ご紹介した記事は、なかなか好評だったらしく、その後も次々と投書が寄せられ、続編の登場と相成りました。前回と比べると、さすがに少しインパクトが弱いですが。・ラス氏は1977年に組んだ完全自家製コンピュータを現在も稼動している。4KのSRAMを搭載…
MSX関係は他にもいくつかgigamix onlineで見かけたはずなのですが、失念。
…と、ここまで書き上げた直後 (ほんとに一瞬後) 、さっそくRetroPC.NETにてご紹介にあずかりました。こちらでは現役のPC-9801やX68000についてざっとまとめられています。さすがにPC-9801は「もっとも新しい旧世代機」だけあって使用頻度も段違いですね。
上の記事を書いたThe Registerの記者が「他にも健在な旧世代デスクトップ機をご存知ないですか」と呼びかけたところ、非常に多くの回答が寄せられたそうです。面白いので記事中のエピソードを、それぞれ要約してご紹介します。・1988年から活躍しているSun-3…
オランダのPHI DATAという会社は、製造した業務用プリンタのチェックに、いまでも現役でIBM 5160 (PC/XT, 1983) を稼動させています。そして先日、それがベネルクス三国でもっとも古い現役の実用パソコンであるとして、インテルとヒューレットパッカードから…
日本の草の根BBS総数は、最盛期には約3000局を数えました。しかしインターネットの普及にともない、21世紀に入るまでに大半が姿を消します。一口に草の根といいますが、その規模は十数人単位から数万人単位までさまざまで、規模は小さくとも特定分野に秀でる…
先日Apple II GSエミュレータ上のBBSにTelnet接続できるようになったという話を書きました。しかし世の中には、まだ8-bit/16-bit実機で頑張っている草の根BBSが、わずかではありますが現役で稼動しています。日本ではX68000のサンデーネット ( telnet://bbs.…
PET2001に始まるPET/CBMシリーズは、一見名称にあまり統一性がないように見えるので、どれがどれやら混乱しがちです。そもそもPETというのはいったいどういう意味なのでしょうか。表向きには「Personal Electronic Transactor」という、いかにもビジネス機然…
コモドールCBMで動作するHTMLビューアが登場しました。もっともいまのところPET/CBMでインターネットに接続する方法はないので、オフラインでの閲読のみということになります。初代パソコン御三家のひとつとして知られるPETは、どの機種よりも安かった代わり…
パッセルマンの登場で、表計算ソフトであるはずのExcelが、仮想プラットフォームとしてはMSXと同等以上の能力を秘めていることが知られるようになりました。そして今度は、いよいよデモシーンからExcelへの挑戦です。一風変わったデモパーティとして知られる…
そういえばもう何年もアナログカメラに写った憶えがないですねえ。
1月9日に左ボタンジョイスティックの話を書きました。あれから気になって昔のジョイスティックについていろいろ調べていたのですが、いわゆる「アタリ仕様」の大元になっている、9-pin/D-Subジョイスティックコネクタ。このルーツがどこにあるのか、もうひと…
日本最後のアミガショップとなっていた Amiga Nutのホームページが、2~3日前から消滅しています。日本語でアミガニュースを提供してくれる貴重な場所でもあったので、アミガユーザーではないにも関わらず、いろいろ勉強させていただいていたのですが…。
1月7日にちらりと書いたUKのレトロ専門誌ですが、その発売が正式に告知されました。今月15日発売とのこと。記載内容はパソコンとゲーム機が中心で、方向性としては「ユーズド・ゲームズ」なんかに近そうです。from raww.org
VORCのほうにも書きましたが、過去20年間に放映された「コンピュータ・クロニクル」の大半が、ムービーファイルとしてダウンロードできるようになっています。1984年, 1985年, 1986年あたりは質量ともとりわけ充実しているので、8ビット機世代ならどれを見て…
…と書くと、左利きの人の主張みたいに見えますが、もうちょっと根の深い問題です。ファミコンが普及する以前の時代、パソコンユーザーがよく用いていたゲームコントローラがどのようなものだったか、ご存知でしょうか。こんなのとか、こんなのとか、あるいは…
「シビライゼーション」や「レールロードタイクーン」で知られたマイクロプローズ。先日ついに閉鎖されたというニュースも記憶に新しいところですが、このたびそのアミガ用作品がオンライン公開されました。利用可能タイトルは、Silent Service, Silent Serv…
昨日のイギリスMSX話の延長として、ざっとまとめてみました。数だけ見ると、イギリスは決して少ない部類ではなかったことが分かります。ただやはり、刊行期間が短かったみたいですね。超大国オランダはさすがに一味違うというか…なんでこんなにあるんだろう…
イギリスはドイツと並んで、西ヨーロッパで一番MSXが盛り上がらなかった国ですが、一応ちゃんと上陸はしていて、短命ながら「MSX Computing」「What MSX?」「MSX User」の専門三誌が存在していたことが知られています。この中で一番売れていたのが「MSX Comp…
イベント開催などを中心に、ファンベースでわいわい盛り上がっているのがUSAだとしたら、地味ながらメディアを巻き込んで着実に盛り上がろうとしているのがUKと日本。昨今の8-bit/16-bitリバイバルに関しては、そんな印象を受けます。Edge誌はUKの代表的な総…
テリー・オルセン氏は、KEGS (Apple II GSエミュレータ) 上に再現したApple IIのBBSに、Telnetソフトからアクセスすることを可能にする、BBSインターネット間のゲートウェイプログラムを作成・公開しました。残念ながら開発者氏は常時接続環境ではないので、…