仕事内容、必要スキル
リアルタイム性を追求した分析基盤の開発、データ可視化とエンゲージメント指標開発によって、各事業部の顧客の見える化を支援します。データ活用人材の育成も重要です。各事業の担当者と協力しながらデータドリブンな組織文化を牽引することが私たちのミッションです。

データを「民主化」する
データをより身近にするために「データ収集と集積」「データ活用」「データ活用人材の育成」に取り組んでいます。これらの活動を通して、全社規模でのデータドリブンな組織への変革を後押しします。
データ収集と集積
データ活用を推進するに当たり、読者・顧客をより深く理解するためのリアルタイムデータ処理基盤としてAtlasを開発しました。メディアに求められるリアルタイム性を重視し、データが使えるまでたった200msしかかかりません。

データ活用
全社規模ではデータスキルのギャップが存在するため、スキルや目的に合わせたツールを用意しました。より多くの人がデータ活用に取り組める環境を提供し、データを利用する人は編集局やデジタル各部署を中心に1000人を超える規模にまで成長しました。

編集局やデジタル部門のコンテンツマーケティング向けの記事のアクセス解析ツールを開発しています。多面的にリアルタイムで閲覧できるダッシュボードで、どんな記事をどんなタイミングで掲載すべきか、データドリブンを支えるツールになります。

データ活用人材の育成
データ分析を行うためには、データスキルが必要です。全社規模での分析スキルを獲得するために、各部局の人材を育成する「データ道場」に取り組み始めて、2年が経過しました。SQLの基礎から始めて、各部局が抱える課題の仮説検証の方法を習得するプログラムです。Atlasに実際に存在するデータを利用するため、実際の課題の分析まで取り組むのが特徴です。

データドリブンな組織文化の推進
読者・顧客のニーズを深く理解する「オーディエンスエンゲージメント」という考え方を重視しています。読者とのエンゲージメント(関係)を表す指標を開発して、記事ごとにエンゲージメントスコアを算出しています。

エンゲージメントスコアが高い記事は、会員登録、「鍵」マーク付き記事の閲覧、記事の保存という行動に繋がります。独自記事、解説やまとめ記事などが、読者・顧客のニーズが高いことが分かっています。
