楽しければそれでいいと思う。

やー、結局、楽しければそれでいいと思うんですよ。本人が。
「人生」とか「生き方」とか言っちゃうと大げさな話になっちゃうんですが、
楽しいと思うことをして生きていられれば、それでいいんじゃないかと。
偉くならなくても、
お金持ちにならなくても、

もちろん、他の人にイヤな思いをさせて感じる「楽しさ」はその時点でダメです。
他人を攻撃して気持ちよくなるような卑屈なやり方ね。
あと「私は誰にも迷惑かけてないもん！」みたいなときも、きっちり周りは迷惑受けてたりするので、
そういうときは話し合ったり、迷惑の代わりに何か貢献したりとか考えなきゃいけないです。

とまぁ、しちめんどくさい前置きはさておき、
繰り返しになるけど、楽しければそれでいいと思うんです。

楽しい、というと笑顔でわっはっはみたいのを想像してしまうけど、楽しさにもいろんなものがあって、
例えば真顔で何かに熱中しているのも楽しいし、
ふかふかの布団で寝るのも楽しいし、
宝くじ買って、当たったらどうしようって考えるのも楽しいし、
みんなが休んでいる土日に自腹で研修受けに行っちゃうのも楽しい。
家族と一緒にいるだけで楽しいって人もいる。
ということで、「これは楽しそうだ」とか「やってみたい」って思うことはどんどんやっちゃうべき。

どれだけ楽しかったか

何でこんな話かっていうと、
人生論みたくなっちゃうんですが、人生の価値は「どれだけ楽しかったか」だと思ってるんです。
大金を稼ぐことでもなければ、すてきな人と結婚することでもなくて、どれだけ楽しかったか。
もっとも大金を稼ぐことが「楽しい」というのであれば、そのときは、お金を稼ぐ人生を送ることになりますが。

ところが今の時代、結構自由に生きれちゃうものだから、かえって何をやったらいいかわからなくなってしまう。
するといわゆる「勝ち組」と呼ばれる生き方がベストだという雰囲気があって、それを基準に考え、そこを目指してしまう。
もちろん、勝ち組と呼ばれる生き方を否定するワケじゃないけど、
もし、本人の感性にそぐわない生き方だったら、たぶんその人生は辛いものになっちゃうと思うんです。
世間的にいくらうらやましがられることでもね。

だから、自分が「楽しい」って感じる感性は大事にした方がいいし、
そう思うことはたぶん実行しちゃった方がいいと思います。脇目もふらず。
例えば週末は誰とも会わずにプログラミングばかりしちゃうとか、
給料入ったら全部飲み代にまわしちゃうとか。
他人が見たら「バカじゃないの？」って思うようなことかもしれないけど、
でも、飲み会を制限して貯金させたところで、きっとその人はどんどん暗い顔するようになると思うんだ。

降りかかることを嘆くぐらいなら

もちろん、楽しいことは降ってくるものでもないので、
自分で探す努力は必要だと思うし、「楽しもう」っていう工夫も大事だと思う。
落ち込んでる期間が長く続くと、せっかくのチャンスを見逃してしまうから、早く立ち直れるテクニックも覚えておくといい。

なんだろなぁ、
いろんな人と会ったり、いろんなブログを読んでて思うんです。
なんつーか、こう、受け身だなぁって。
おもしろいことの起きない毎日だと文句を言い、自分に何かイヤなことを言ってくる人の陰口をたたき、
ラッキーなことがあればラッキーだと浮かれ、すぐにうまくいかなくなると「いいことがない人生だ」と嘆く。

でもさ、どう過ごしたって自分の人生なんだから、だったら楽しく過ごした方がいいのは誰もが思うことで。
そう思うなら攻めに転じた方が絶対いいんです。
「誰かに楽しませてもらおう」と思うより「自分から楽しんでやろう」って思う方がいい。いい、っていうか楽。
そっちの方がコストがかからない。

楽しいことをやってる方が、長い目で見るとうまくいく

たぶん、自分がブログにメモしたいことってこれなんだなーって思ったんです。
根幹に「楽しんだ方がいい」って思いがあって、
ただ、毎日そうそう簡単に楽しくなるものじゃないから、そういうときのいい考え方とか、テクニックとか、
それを書いていきたいんだと思ったのです。

毎日楽しそうに生きている人のそばには、きっと、その雰囲気に惹かれてたくさんの人が集まってくるし、
そしたら周りの人たちが何かにつけて助けてくれたり、人脈になったりして、結果的にうまくいく。
また楽しく生きていれば、どんどんアイデアも浮かぶし、仕事にも積極的に取り組めるしで、必ずプラスに作用する。
そんな感覚って、たぶんどんな人でも想像できることだと思うんですけど、どうでしょか。

給料全部飲み代につぎ込んでた人だって、バカじゃない。
それが楽しいことなら欲が出る。
もっといいお酒を飲みたいとか、いろんな人と飲んでみたいとか、あるいは、この楽しい気持ちを多くの人とわかりあたいとか。
でもって、「自分で飲み屋をやりたいなぁ」って思うようになれば、放っておいても貯金を始めるよ。
だから心配しなくていいから、楽しいと思うことを思う存分やってた方がいい。