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またしても強打の西武打線に捕まった有原航平投手の課題

この投手の一番の弱点は真っ直ぐの精度が低いことですね.... やっと見えてきた。

西武・浅村、第10号グランドスラム!!有原2回5失点 :日刊やきう速報

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大野・近藤・市川の各捕手も、これでもかというぐらい真っ直ぐを主体に組み立てている。ただ、そのまっすぐの精度が低く、8割ぐらいベルト付近の高さに行ってしまう。いくら150kmでも真ん中外寄りのフォーシームを本塁打が打てるバッターが「狙ってくる状況で」投げてしまうとね...

また、この投手の力みのバロメーターが、カーブ。カーブが右打者の頭の方向にスッポ抜けると、高い確率でストレート系も高めに抜ける。その時、左膝が折れているのが大変気になっている。踏ん張りが効かない感じがある。これもカーブが抜けて外のカットボールを要求したら半速球になって無事死亡している。カウントが取れないからとてもじゃないけど制球の困難なフォークなんて要求できず、まっすぐとカットボールのみで組み立てざるを得なくなって、無事死亡。前回もその内容。学習できなかった。

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この投手は下半身が弱いみたいですね。股関節が固いのかもしれないのかなんなのかはわかりませんが、真っ直ぐが常にベルト付近の高さに来るようでは強打の西武打線には力負けしてしまうということを2回のKOでどう学ぶのか。貧打の楽天打線ならアバウトなコントロールでも力でいけるが西武打線には通用しないことを経て、首脳陣はそれでも有原投手を西武やソフトバンクの試合に当てていくのか。

ただ、精度が低い投手がシーズン途中からいきなり精度が上がるなんてことはまずあり得ない(投球は精密なものなので、調子の善し悪しでどうにかなるもんじゃない)んで、セットアッパーに回したほうが良いんじゃないでしょうか。短いイニングを課題を持って取り組ませたほうが、自分の今後の課題が本人も自覚できるように思いました。

この投手はカチリと歯車が噛み合えば途端に勝てる投手になります。期待していますよ、有原投手!