ゴリ蔵overview

前の記事で書いた野球チームですが、ふと周りを見ると、ダントツ最年長。

昔は若手で頑張っていた時代も、いつの間にか遠い昔。
そういえば、メンバーも変わったし。

そんな中で、怪我もせず今でも野球ができている体に産んでくれた親に感謝。

先日の試合後、監督をやっているメンバー（年下）と会話しました。
彼は、今年初めての監督に就任。
性格的にはおっとりして、滑舌も悪く、どちらかというといじられ役。
試合中の采配も、オドオドしているのが選手にも伝わる。
とても自信がない一年間だったと思います。

今年の初めは、チーム状態もボロボロで、彼も悩んでいました。

ただ、自分は知っています。
彼が、試合中自分のノートに彼なりに一生懸命選手のプレーや動き、感じたものを必死にメモしていたことを。

そんな彼に、こう言いました。

「今年あれだけ弱小のこのチームをここまでしたのは、誰がどういおうとお前の功績だと思うぞ。」
「ただ、もっと堂々と。”俺が監督だ！”と胸を張れ。」
「誰でも初めからできるものじゃないし、失敗しながら覚えていくもの。堂々としていれば、しっかり選手はついて来る。」
「監督は選手に教えてもらうもの。監督は選手に”気づかせる”役目でいい」
「下の人間に教えてもらうことは沢山ある。それで自分も成長するはず。頑張れ！」

自分もいつの間にかこんな歳になって、こんなことを言っています。

練習でも試合でも、嫌われ役を買ってます。
煩い年長者がいるだけで、育ってくれればそれでいい。

ただ、言っておくよ。

まだ負けない（笑）
ここ一番で、「さすがゴリ蔵」と言わせて見せる。

それができなくなったら引退かな？