今回の玩具レビューはTAKARATOMY トランスフォーマー／ONEシリーズより「OD-01 オプティマスプライム」です。発売日は2024年7月。
今回ご紹介するオプティマスプライムは、2024年9月20日より全国公開が開始される映画、『トランスフォーマー／ONE』に登場する金属生命体です。
『トランスフォーマー／ONE』は正義のオートボットリーダー、オプティマスプライムと悪のディセプティコンリーダー、メガトロンの誕生と決別を描く映画となります。
元々はクインテッサ星人の労働ロボットとしてサイバトロン星の地下で働いていた若い二人のロボット。その二人こそが後にオプティマスとして覚醒する「オライオンパックス」と、メガトロンとして覚醒する「D-16」です。変形能力も無く不完全な二人は互いに支え合い、無二の親友となっていきます。いつか奴隷生活から解放され、仲間たち全員で地上に出る事を夢見ていた二人でしたが、ある日、「アルファトライオン」と呼ばれる存在からTFコグを授かり変形能力を取得。新たに手にした力で迫りくる危機に立ち向かうとする二人でしたが、二人の正義は徐々にすれ違い、やがて激突する運命へと繋がっていきます。
youtube パラマウント・ピクチャーズ（日本版）より
ビークルモード 全体図
ビークルモードはキャブトレーラーに似た形状のSFビークル。付属品のエナジーアックスは取り付けた状態となっています。
オプティマス定番の形状、カラーリングが踏襲されており、玩具でもその辺りが意識されているようです。
ビークルモード 各部アップ
各部をアップで見てみると、メカニカルな造形を堪能できます。塗装も比較的潤沢で、安っぽさなどは感じません。
タイヤは6輪全てがスムーズに回転しコロ走行が可能です。
ロボットモード 全身図
変形ステップ数は20。なかなか凝った変形を楽しめます。
オプティマスらしいマッシブなプロポーションが再現されています。映画PVを観る限りでは、公開前玩具としては再現度もかなり高く感じました。
バストアップ
頭部デザインはコンボイらしい定番デザイン。マスクオンの状態となっています。瞳や鼻筋など、どことなく若さを感じさせますね。
ロボットモード 各部アップ
ロボットモードもビークルモードに負けない位の密度感で、目立った肉抜き穴は前腕内側位です。ここは拳の収納箇所なので致し方ないですね。胸上部のライト部分や脛、バックパック部分にも部分塗装が施されておりなかなかの満足感を感じます。
エナジーアックス
エナジーアックスはバックパック及び右拳に装着が可能。今回は独自の解釈となっており、指でホールドするデザインとなっており、アックス側のパーツに指の造形が施されています。ビークルマウント時はそれほど目立ちませんが、背中にマウントした際は流石に指の造形が目立ちますね。
ハンドガン
肩部の煙突部分は取り外してハンドガンとなります。
マトリクス
リーダーの証マトリクスは胸部に収納されています。パネルを展開しても下からじゃないと見れないので、あくまで収納する為のギミックですね。マトリクスは取り外して持たせる事も可能です。
ディスプレイジョイント
腰部背面には3mm径と５mm径のジョイント穴があり、市販のディスプレイ台座を使用できます。
大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。今回はオプティマスとしては珍しいデラックスクラスでの立体化なのでかなり小ぶりなサイズとなっています。ロボットモードでの大きさはおよそ13㎝といった所。
可動
可動に関しては変形ギミックの関係も有りなかなか優秀です。首は左右回転に加え、変形の都合で上方向に大きく向かせる事が出来ます。肩は張り出したデザインなので一見動かなそうに見えますが、肩基部のフレームごと動かす事でかなりダイナミックにアクションさせることが出来ます。変形ギミックの関係で胸も上側にそらせる事が可能。腰も回転します。脚周りは股関節のボールジョイント、太もものロールがあり表現性が高められています。唯一足首だけ全く動かないので接地性に難があります。
以下、写真を何枚か。
※一部写真には別売りの魂ステージを使用しています。
トランスフォーム！
メガトロン…戦うしかないのか…。
以上、TAKARATOMY トランスフォーマー／ONEシリーズより「OD-01 オプティマスプライム」のレビューでした。
映画公開前の玩具となりますが、再現度はなかなか高く良く出来た玩具だと思います。ビークル、ロボットモード共に密度感が高く、手にした時の満足感はなかなかです。塗装が潤沢なのも嬉しいポイントですね。変形も小サイズながら簡単過ぎず難し過ぎずな絶妙なバランスで、TFの持つ「変形の楽しさ」を満喫できます。唯一の弱点は足首が全く動かないので接地性に難がある事ですね。せめて左右スイングがあれば良かったなと思います。
今後、『トランスフォーマー／ONE』版のオプティマスはスタジオシリーズやブレイブコマンダーなど、まだまだ立体化の予定がありますが、今回のスタンダードシリーズもぜひ押さえて頂きたい1体です。
映画『トランスフォーマー／ONE』の公開まであと少し！速報発表の時点から楽しみにしていた作品なので、出来るだけ早いタイミング、出来れば初日に観に行きたいですね(^^♪今から超楽しみです！
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します(￣^￣)ゞ
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コメント
コメントがありません。
お早う御座います。
TF ONE、私も見たいと思ってる映画です（エリータ１はともかくビーがオプ達と同世代って設定は若干、違和感が無いでもないですが……）。
D-16（メガトロン）の声が仮面ライダーバイスの木村さんだったのは軽く驚きました。
今回のオプ、私もトイザらスの店頭サンプルを何度か触りましたが、気軽に遊べるトイとしていい感じですよね。マトリクスが付いているのは知りませんでした。(^_^;)
デラックスクラスの若オプと言えば、ジェネレーションズのメガトロナスとセット売りの奴以来ですっけか……？
機会があれば（それこそメガトロンなども出そろったら）、私も手に取ってみたいなぁと考えています。(^_^)
ではでは。
アカサカ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
初代アニメでも断片的に描かれた若き日のオプティマス。それが映画で見られるとはいい時代になったものです。
木村昴さんは本当に売れていますね。オプの中村悠一様は英語版でクリス・エヴァンス様が演じる流れでのキャスティングだと思いますが、木村昴様は驚きましたね。ビーの木村良平様は既に安心感があります(^^♪
ODナンバーは小柄なアイテムですがなかなか変形が凝っていて驚きました。瞬間変形もありますし初心者にも勧めできますね(^^♪
デラックスのオプは本当に貴重なので、そういった意味でもお気に入りの一体です(^^)是非触れてみて下さい！