かくしてまた物語は始まる!
今回の玩具レビューはBANDAISPIRITS S.H.Figuartsシリーズより「バーナビー・ブルックスJr. style3」です。発売日は2022年8月。
「バーナビー・ブルックスJr.」は2011年に放送されたテレビアニメ『TIGER & BUNNY』及び、Netflix配信アニメ『TIGER & BUNNY2』に登場する主人公キャラクターの一人です。
『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY2』の作品概要に関しては過去に公開済みである「玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー Style2」、「玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー Style3」の記事にてそれぞれ触れていますので、そちらを参考にして頂けると嬉しく思います。
「玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー Style2」の記事はこちら。
「玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー Style3」の記事はこちら。
また、バーナビーのキャラクター概要に関しては過去に公開済みである「玩具レビュー S.H.Figuarts バーナビー・ブルックス Jr. Style2」の記事にて触れていますので、そちらを参考にして頂けると嬉しく思います。
「玩具レビュー S.H.Figuarts バーナビー・ブルックス Jr. Style2」の記事はこちら。
『TIGER & BUNNY2』におけるバーナビー・ブルックスJr.は、以前と変わらず相棒である「ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)」と共にヒーロー界のエースとして活躍を見せています。かつては復讐の為にヒーロー活動を行っていましたが、復讐を遂げた現在は「多くの人を救う事でいつか自分の人生も悪くないものだったと思える日が来るかもしれない」という想いからヒーロー活動を行っています。通り名は後輩が出来た事でスーパールーキー改めスーパー貴公子に変化。後輩たちからはおじさん呼ばわりされショックを受ける様子も見せていました。NEXT能力は5分間だけ身体能力が100倍になる「ハンドレッドパワー」。
ワイルドタイガー同様、ヒーロースーツもstyle3にバージョンアップ。強化項目もワイルドタイガー同様です。
全身図
バーナビーも前回レビューしたワイルドタイガー同様、最新版のstyle3での立体化です。バーナビーもキャラクターデザインを担当している桂正和先生の監修が入っており、人が着こんでいるというプロポーションのリアリティが追及されています。
付属品
付属品は交換用頭部パーツと交換用手首パーツのみ。バーナビーは手持ちアイテムを持たないキャラクターなので付属品としては十分かと思います。
バストアップ 各種表情
兎モチーフのヘルメットが再現されています。style3で追加された口のラインはモールドで再現されていますが墨は入っていないのでやや分かりにくい感じです。また、タイガー同様バーナビーもヘルメットを外した素面パーツが付属。こちらはなかなか再現度高めです。
各部アップ
バーナビーのスーツも初期スーツに近いデザインとなりましたが、実際は細部がかなり異なっており全身に渡って完全新規造形となっています。赤いラインやセンサー部等のメカニカルな造形が目を惹きます。ただ、ハンドパーツはタイガー同様シルバー部分が塗装省略されています。内側の黒い部分は塗装再現。
スポンサーロゴ
バーナビーのスポンサーはBANDAI、XFLAG、モンスターストライク、TANITA、Battle Spirits。目立つ部分にロゴが配置されています。
ハンドパーツの交換
ハンドパーツの交換は前腕のアーマーパーツを取り外して行います。
大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。同スケールフィギュアとしては十分遊べるかと思います。
style2とも比較。並べると頭部のサイズの違いが顕著ですね。また、胸から腹部へのラインがより自然になっています。つま先はかなり細くなっていますね。
タイガー同様、脚部のダイキャストは廃止されています。
可動
可動に関しては基本的には前回レビューした「ワイルドタイガー style3」準拠となっていますが、固有の可動として背中のブースター部分がジョイント可動します。しかし、肘関節はタイガーより可動範囲が狭く90度ほどしか曲がりません。タイガーと同じ感覚で曲げようとすると破損しかねないのでご注意ください。
以下、写真を何枚か。
※一部写真には別売りの「魂ステージ」を使用しています。
行きますよ、おじさん!
はあぁぁぁぁぁあっ!
僕は虎徹さんを信じます。
以上、BANDAISPIRITS S.H.Figuartsシリーズより「バーナビー・ブルックスJr. style3」のレビューでした。
タイガー同様、プロポーションバランスや細部造形に関しては文句なし。付属品もバーナビーに関しては手持ちアイテムに頼らないスタイルなので特に不満はありませんでした。ただ、可動面に関しては前述した肘可動の狭さに不満があります。肘関節が90度までしか曲がらないというのは昨今の可動フィギュアとしてはかなり珍しいですね。表現性も下がってしまいますし、せっかくの新規設計なので頑張ってほしかったですね。
『TIGER & BUNNY2』は10月から第2クールが配信開始となります。タイバニ系のS.H.Figuartsが今後どれほどリリースされるかは分からないですが、出来る事ならば塗装や設計を見直し、ハイパーグッドラックモード用のパーツ等付属品を追加した完全版の発売を期待します。『TIGER & BUNNY2』は物語として非常に面白いのでここで玩具展開が盛り下がるのはもったいないです!BANDAIさん、よろしくお願いします!
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ
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