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S.H.Figuarts

玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー style3

職業・ヒーロー!

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (27)

今回の玩具レビューはBANDAISPIRITS S.H.Figuartsシリーズより「ワイルドタイガー style3」です。発売日は2022年8月。

「ワイルドタイガー」は2011年に放送されたテレビアニメ『TIGER & BUNNY』及び、Netflix配信アニメ『TIGER & BUNNY2』に登場する主人公キャラクターの一人です。

『TIGER & BUNNY2』は前作、『TIGER & BUNNY』の正統続編にあたる作品で、劇場公開作品『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』のその後を描く作品となっています。
『TIGER & BUNNY』の世界観やワイルドタイガーの基本情報に関しては過去に公開済みである「玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー Style2」の記事中にて触れていますので、そちらを参考にして頂けると嬉しく思います。

「玩具レビュー S.H.Figuarts ワイルドタイガー Style2」の記事はこちら



『TIGER & BUNNY2』におけるワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は相変わらず正義の壊し屋として活躍を続けています。能力減退によりNEXT能力「ハンドレットパワー」の持続時間は1分ほどになってしまっていますが、さすがに1分の時間制限にも慣れてきており、能力を使うべき重要場面の見極めは出来るようになっているようです。今作では娘の「鏑木楓」がヒーローを目指していることを知り、嬉しい気持ちと危険な事をしてほしくないという親心の間で揺れ動いています。バディである「バーナビー・ブルックスJr.」とは変わらず些細なことで喧嘩をしていますが、お互いの事を知り尽くした歴戦のバディとして阿吽の呼吸を見せ、バディヒーローの元祖としての貫禄を見せつけています。
ヒーロースーツもStyle 3にグレードアップ。最大の特徴はスーツ着用にトランスポーターが不要になった事です。ハイパーナノシステムを用いる事によってブレスレットのスイッチを押すことによってスーツ着用が可能となりました。また、必殺形態であるグッドラックモードもハイパーグッドラックモードへパワーアップを果たしています。


全身図
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (2)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (3)

最新版のstyle3での立体化。style2はかなり派手なデザインになっていましたが、style3は比較的シンプルなデザインで初期スーツに近いデザインとなりました。
ワイルドタイガーS.H.Figuartsは数多く発売されていますが、今回は完全新規造形となりキャラクターデザインを担当している桂正和先生の監修が入っています。

付属品
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (18)

付属品は交換用頭部パーツと交換用手首パーツのみ。かなりシンプルな構成です。

バストアップ 各種表情
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (15)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (19)

特徴的なヘルメットは細かな塗装で再現。頭頂部はクリアパーツが使われています。また、メットを外した素顔パーツが今回は付属。アニメ劇中通りで非常に再現度が高いです。交換は首ごと交換します。

各部アップ
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (4)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (11)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (12)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (13)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (14)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (6)

初期スーツに印象は似ていますが、細部にわたって細かな変更があるstyle3独特のラインが再現されています。プロポーションも見直され、目立つ部分としては頭部と手首が大きくなりました。これは桂先生のちゃんと中に人が入っているようにしたいという意向があったとの事です。ただ、塗装に関しては手の金属部塗装が省略されています。ハンドパーツが大型になったのでこの塗装省略は残念ポイントです。

スポンサーロゴ
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (5)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (9)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (10)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (7)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (8)

タイバニという作品を象徴するスポンサーロゴ。タイガーにはLAWSONIMAGINATION WORKS(BANDAI SPIRITS)PAC-MAN浅田飴KINTOのロゴが配置されています。

大きさ比較
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (16)

いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。頭身は異なりますが同サイズ玩具としては十分遊べます。

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (17)

今回は過去にレビューしたstyle2とも比較。こうして並べるとプロポーションの変更点がよく分かるかと思います。また、目に見えない違いとして今回は脚部の金属パーツが廃止されています。この仕様変更により玩具としての重量がかなり異なります。

可動
フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (29)

可動に関しては過去のS.H.Figuartsワイルドタイガーに近い手触りです。頭部は2重ボールジョイントでグリグリと可動。肩はアーマーを上げる事は出来ますが内部の装飾と干渉するのでやや窮屈な印象。肘はまずまず添わせることが可能です。腹部はパンツ部分が小さくなったことで大きく動かさるようになりました。股関節は下方向への引き出しギミックあり。脚周りは比較的柔軟です。


以下、写真を何枚か。
※一部写真には別売りの「魂ステージ」を使用しています。


フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (22)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (26)

ハンドレットパワーをなめるなよ?

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (24)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (1)

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これでも喰らえっ!

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (28)

ワイルドに吠えるぜ!

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (20)

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (21)


以上、BANDAISPIRITS S.H.Figuartsシリーズより「ワイルドタイガー style3」のレビューでした。
造形面に関しては大変良く出来ておりタイガーが実在しているような存在感を感じる事が出来ます。可動性能も優秀でアニメ映えするアクションポーズがバシッと決まりなかなか楽しいです。ただ、今回は不満点もそこそこありました。まずはハンドパーツの塗装省略。前述した通りハンドパーツが過去玩具に比べて大きくなったことも有り、塗装省略がかなり目立ちます。アニメでも手はかなり目立つ部分ですし、高価格帯のアクションフィギュアなのでこの辺りは妥協して欲しくなかったです。過去玩具ではしっかり塗られていますしね。次は付属品の少なさ。ハンドパーツ自体は充実していますがワイルドタイガーの定番装備であるワイヤーガンがありません。アニメ本編でもガンガン使用していますし、過去玩具にも付属しているのでワイヤーガンは欲しかったです。出来る事ならハイパーグッドラックモード用のパーツも欲しい所ですが、グッドラックモード関係は過去に1度しか付属したことが無いので色々と難しい理由があるのかもしれません。総じて今一歩満足度の足りない玩具といった印象でした。
『TIGER & BUNNY』は作品自体大好きで、過去のS.H.Figuartsもほぼ購入してきたという事も有り今回のレビューはやや辛口となってしまいました。申し訳ありません。

フィギュアーツ ワイルドタイガーstyle3 (30)

気を取り直して…ワイルドタイガーの相棒、「バーナビー・ブルックスJr.」もstyle3が無事に到着しています。こちらも近日中にレビューしたいと思いますので、記事更新時はまたよろしくお願い致します。

それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ



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( 最終更新日: 2022.09.16 Fri )
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