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その他玩具

玩具レビュー 超可動 1/12 メダロット

1/12スケールでも…ロボトルファイト!

超可動メダロット (53)

今回の玩具レビューはBANDAI 超可動シリーズより「1/12 メダロット」です。発売日は2020年9月。『オンラインガシャポン』及び『プレミアムガシャポン』にて販売が行われました。価格は1回800円。

『メダロット』の作品概要に関しては過去に公開済みである「玩具レビュー D-Arts メタビー」の記事中にて触れていますので、そちらを参考にして頂けると嬉しく思います。

「玩具レビュー D-Arts メタビー」の記事はこちら

ラインナップは「クロスメサイア」「メタルビートル」「ヘッドシザース」の3種類。排出率は均一となっています。
私は今回の玩具をオンラインガシャポンで3回購入し、クロスメサイア×2、メタビー×1という結果でした。ヘッドシザースは大手中古販売ショップにて未開封品を購入しています。


内容物
超可動メダロット (1)

『オンラインガシャポン』で購入したため、今回はカプセル無し。個包装で送られてきました。

超可動メダロット (2)

内容物はパーツ一式と内紙。

組み立て
超可動メダロット (3)

関節部がランナーパーツとなっており、切り離して組み立てる必要があります。組み立て所要時間はおよそ15分といった所でした。

「メダロットは本編中でもプラモデルのように組み立てるシーンがありますし、劇中再現って感じがしますね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆この子は私が組み立てても良いですか?」

よし、ならば任せる。

超可動メダロット (4)

「内紙が説明書になっているので、確認しながら慎重に…」

腰のジョイントパーツはハメ殺しとなっているので、一度接続すると外せなくなります。気を付けて。

超可動メダロット (5)

「関節パーツは微妙に違いがあるので注意です!」

接続に問題はありませんが、見た目に少しだけ影響が出ます。

超可動メダロット (6)

「各パーツを接続して…完成で~す♪自分で組み立てるので愛着も沸きますね(⋈◍>◡<◍)。✧♡」


KXK00 クロスメサイア 全身図
超可動メダロット (7)

超可動メダロット (8)

アプリゲーム『メダロットS』にて初登場の新型メダロット。射撃型であるKBT型と格闘型のKWG型の特徴を併せ持ち、あらゆる局面で安定した戦闘を行えるバランス型となっています。構成パーツは「チャージコルネ」「ビートルガン」「スタッグソード」「ハイブリッダー」。
全体的に情報量多めなデザインですが、各部しっかり再現されています。塗装も価格相応に行われており、不満の無いレベルの完成度です。

KXK00 クロスメサイア バストアップ
超可動メダロット (9)

クロスメサイアの特徴であるオッドアイデザイン。緑と赤のオッドアイなので見る角度によって結構印象が変わりますね。鋭角的な瞳デザインで藤岡建機先生のデザイン性を感じます。

KXK00 クロスメサイア 各部アップ
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超可動メダロット (15)

アップで見ると細かな部分までディティールが彫り込まれており、メカ的な魅力がアップしています。両腕の武装は戦闘時は展開しますが、今回の玩具では閉じた状態で造形されています。塗装は少しはみ出しなどが目立ちますが、許容範囲内です。ガシャポン玩具ですからね。


KBT00 メタルビートル 全身図
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超可動メダロット (18)

初代『メダロット』から登場するカブトムシ型メダロット。天むす型ではない。現在は旧型に分類される機体ですが、伝説のメダロッター「ヒカル」の愛機として根強い人気を持つ機体です。射撃に特化したスタンダードな性能を発揮します。構成パーツは「ミサイル」「リボルバー」「サブマシンガン」「オチツカー」。愛称は「メタビー」
クロスメサイアとは異なり、こちらはほるまりん先生のデザインらしく、ディティール控えめなシンプルなデザインで立体化されています。どっしりとしたシルエットもらしさが出ていて魅力的です。カラーリングはアニメではなく、GBパッケージ版に近いですね。

KBT00 メタルビートル バストアップ
超可動メダロット (19)

メタビーらしい曲線的な瞳が再現されています。GBパッケージ版では瞳は青でしたが、以降のコンテンツでは緑で描かれることが多かったのでこれで正解なのではないかと思います。

KBT00 メタルビートル 各部アップ
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超可動メダロット (21)

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超可動メダロット (24)

超可動メダロット (25)

シンプルながらも説得力のあるデザインが特徴のメタビー。今回の玩具では絶妙なバランスで造形されており、非常に気に入っています。基本は艶消しですがミサイル発射口等は光沢仕上げとなっており、塗装による情報量アップが図られています。


KWG00 ヘッドシザース 全身図
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超可動メダロット (27)

初代『メダロット』から登場するクワガタムシ型メダロット。ゾウ型にしてはいけない。メタルビートル同様、現在は旧型に属しているが高いレベルでまとまったパーツ構成は今でも高い評価を得ています。メタルビートルとは対照的に格闘特化の機体となっており、高い機動性を活かした一撃離脱戦法を得意としています。構成パーツは「アンテナ」「チャンバラソード」「ピコペコハンマー」「タタッカー」。愛称は「ロクショウ」
ロクショウもどちらかというとほるまりん先生のデザインに近い造形バランスとなっています。スラっとした長身なイメージも良く再現されています。

KWG00 ヘッドシザース バストアップ
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顎にかけて細くシュッとしたデザインが再現されています。瞳は少しキツメで鋭角的なイメージです。

KWG00 ヘッドシザース 各部アップ
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超可動メダロット (31)

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ロクショウはシリーズ展開中にカラーリングが変化していますが、今回は初代パッケージに準じた純白の姿で立体化されています。各部のバランスが秀逸で、ロクショウらしいラインが完璧に再現されています。また、第1弾のラインナップでは唯一平手が付属するのも大きなポイントです。


メダロッチ
超可動メダロット (35)

クロスメサイアにはシルバー、メタルビートルには白、ヘッドシザースには黒のメダロッチが付属します。劇中でメダロッチはメダロットの転送やコマンダーとしての機能を持っていました。

超可動メダロット (36)

メダロッチは1/12スケールのアクションフィギュアに装着が可能。

大きさ比較
超可動メダロット (16)

いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。商品名にある通り、スケールは1/12となっているので劇中のイメージにかなり近い大きさとなっています。

可動
超可動メダロット (37)

可動面に関しては「超可動」の名に恥じない、圧倒的な可動性能を発揮します。首と腰、股関節はボールジョイント。肩と足首はダブルボールジョイントとなっています。肘と膝は軸関節となっており、堅実な可動性能です。各機デザインによって可動範囲に差はありますが、概ねどの機体も自由にポージングを楽しめます。


以下、写真を何枚か。
※一部写真には別売りの「魂ステージ」を使用しています。


超可動メダロット (41)

超可動メダロット (38)

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超可動メダロット (47)

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以上、BANDAI 超可動シリーズより「1/12 メダロット」のレビューでした。
ガシャポン玩具ではありますが非常に良く出来たアクションフィギュアとなっており、特に造形面と可動性能は驚異的です。メタビーとロクショウがほるまデザインなのがファンとしては嬉しいですね。塗装面は多少雑な面がありますが、塗装が足りないといった箇所はほとんど無く、よく頑張っているのではないでしょうか。
今回の玩具はなにより1/12スケールで立体化されているというのがポイントですね。日本では1/12スケールの可動フィギュアが主流なので、組み合わせは無限大です。今回のメダロット達はうちの子たちのバディとして購入しました。

超可動メダロット (52)

久しぶりだね。メタビー。

≪おう!またよろしく頼むぜ!≫

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「ヘッドシザース…私と一緒に来てくれるか?」

≪拙者の方こそ、よろしく頼む。ただ、名はロクショウの方が良い。≫

「分かった。よろしく、ロクショウ。」

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「私は自分で組み立てたクロスメサイアちゃん!よろしくね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡」

≪…起動完了。マスターを"エリス"と登録しました。よろしくお願い致します。≫

「?…なんかメタビーさんやロクショウさんより固い子ですね?」

メタビーとロクショウは私と共に生きてきた機体で、もう自我が発現してるからね。クロスメサイアはまだ生まれたばかり。エリスが育てていくんだよ。

「そうなんですね。この子がどのように育っていくかは私次第…責任重大です…っ!」

さて、みんなにメダロットが行き渡ったところで…やることは1つだな?

超可動メダロット (54)

「私とメサイアちゃんのデビュー戦…一緒に頑張ろうねっ!」

超可動メダロット (55)

「ロクショウ…頼む。やるからには勝つぞ。」

超可動メダロット (56)

合意と見てよろしいですね?それでは…

ロボトル、ファイト!!

超可動メダロット (57)

「ロクショウさんには遠距離武器がありません!距離を保って戦ってください!」

≪了解しました。≫

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「ロクショウ!飛び込んで距離を詰めろ!一方的に攻められるな!」

≪御意!≫

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超可動メダロット (60)

「連撃が激しい…頭部を守りつつ後退です!チャンスを伺ってください!」

≪了解しました。≫

超可動メダロット (61)

「逃がすな!チャンバラソードで決めるぞ!」

「…今です!ビートルガンで頭部を狙ってください!!」

超可動メダロット (62)

≪頭部に深刻なダメージ。戦闘続行不能。≫

そこまで!シュナ&ロクショウチームの勝利!

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「お疲れ様。流石だね。」

≪シュナ殿の指令も的確であった。拙者も動きやすかったぞ。≫

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「メサイアちゃん!だ、大丈夫ですか?」

≪ナノリペア起動。破損は1時間ほどで修復できます。≫

「私がへたっぴで負けちゃったね…。ごめん。」

≪…いえ、エリスの指示は的確でした。私の練度不足が敗北の原因です。落ち込まないで下さい。≫

「メサイアちゃんは優しい子だね。ありがとう…(⋈◍>◡<◍)。✧♡」

超可動メダロット (65)

うんうん。2人とも良いバディになりそうだ(* ´ ▽ ` *)

≪おい!俺バトルしてないんだけど?俺も暴れさせろよ~。≫

あ~…メタビーのバトルは次の機会にな。この姿じゃメダロッチ着けられんのよ。

≪まったく…お前は相変わらずだな。≫

超可動メダロット (66)

個人的に非常に思い出深い作品である『メダロット』。令和のこの時代に盛り上がりを見せてくれるのは非常に喜ばしいです+.(*'v`*)+超可動メダロットシリーズは今後も展開があり、第2弾は既に受注完了となっています。更なる続報を期待して待ちたいと思います!そして…

超可動メダロット (67)

実はこちらも購入しています。「超可動メダロット プレミアムボックス」!驚異の10体セットボックス!しかも内8体は完全新規造形となっています。メダロットのバトルは3対3が基本なので、このセットでそれぞれのチームを作ってあげたい所です。機体が多いのでレビューは検討中。

それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ



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( 最終更新日: 2021.08.04 Wed )
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  • ぬくぬく先生 
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ガシャとは思えない精緻な造りですね~

一見パッと見はスター☆トゥインクルプリキュアの雑魚戦闘員のノットレイに似た感じかな・・?と思いましたが、
全然そんなことは無くてむしろガシャとは到底思えないような精緻なパーツで構成されていて、
それを組み立てるのもかなり労力が必要と言うのもガシャの一つの進化系ともいえそうです。

カラーリングも白をメインに青も混ざり、全体的には知的で端正さも感じたものでした。

そして見た目の雰囲気もなんだか強そうで、ノットレイみたいな下手な鉄砲も数打ちゃ当たるみたいな感じではなくて
むしろカッバードみたいな武人みたいな感じもありそうです。

  • ごにぎり
  • URL
Re: ガシャとは思えない精緻な造りですね~

ぬくぬく先生様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

こちらでご紹介している超可動メダロットですが、実はプレミアムガシャポンの先駆けとなっている玩具です。今までは最大500円という縛りがありましたが、販売価格800円という事でよりクオリティアップしたガシャポン玩具となっています。
組み立ては基本的に関節パーツを組み込んでいくだけですが、向きがあったり合いが固かったりと、プラモデル慣れしていないとちょっと大変かもしれません。

メダロットは俗に言う「面白かっこいい」タイプのデザインでして、かっこよさと可愛さが両立しているデザインだと思います。登場機体も多いのでキャラクター性も多様となっており、古風なキャラクターも数多く存在します。ロクショウは特に顕著で、原作者コミックでも武人キャラとして描かれており、当ブログのロクショウもそちらの方面でキャラ付けしてみました。シュナのパートナーとしてこれから活躍してもらう予定です(^^)

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