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いきもの大図鑑シリーズ

玩具レビュー ガシャポン かめ

だんごむしの次は…亀!

ガシャポン 亀 (39)

今回の玩具レビューはBANDAI ガシャポンいきものシリーズより「かめ」です。発売日は2019年12月4週目。全国のガシャポンにて発売されています。価格は1回500円

今回ご紹介する「かめ」は、「だんごむし」から展開されている『ガシャポンいきものシリーズ』の最新作になります。
前シリーズである「だんごむし」は過去にレビューを行っていますので、目を通していただければ嬉しく思います。
※かなりリアルな造形をしていますので、虫が苦手な方は注意です。

「玩具レビュー ガシャポン だんごむし」の記事はこちら

「玩具レビュー メタリックだんごむし02 」の記事はこちら

亀の持つ骨格構造を徹底的に研究し、首、手足を甲羅の中に収納する構造を再現しています。
商品としては「だんごむし」同様、カプセルレス玩具となっており、ガシャポン筐体かそのまま排出されます。
ラインナップは「インドホシガメ」「インドホシガメ(アルビノ)」「ギリシャリクガメ」「ギリシャリクガメ(アルビノ)」の4種類。私はカラーver.とアルビノが1つあればよかったので3回のみ購入。「ギリシャリクガメ(アルビノ)」は未入手となっております。ご了承ください。

ガシャポン 亀 (1)

「ガシャマシンから排出された時はこのような梱包となっています。今までのシリーズと大体同じ感じですね♪」

ガシャポン 亀 (2)

ビニールを剥がすとこのような構成となっています。内容は本体、アウターシェル、内紙

ガシャポン 亀 (3)

アウターシェルは基本的に廃棄するだけなのですが、可愛いロゴが造形されています。結構凝っていますね。

ガシャポン 亀 (4)

「内紙は"かめ新聞"となっています+.(*'v`*)+だんごむしの時も同じような感じでした。」

内容はかめの内部構造や玩具の構成、ラインナップされた亀の概要などが掲載されています。

インドホシガメ 収納状態
ガシャポン 亀 (15)

ガシャポン 亀 (16)

ガシャポン 亀 (17)

インドホシガメは爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属に分類される亀です。
甲羅がドーム状に盛り上がり、星状の模様が構成されているのが外見上の特徴となります。インド南東やインド西部、パキスタンなどに生息しています。

インドホシガメ 展開状態
ガシャポン 亀 (19)

ガシャポン 亀 (20)

ガシャポン 亀 (21)

前述した甲羅の特徴はもちろん、収納されていた頭部や四肢もリアルに作られています。

インドホシガメ 各部アップ
ガシャポン 亀 (22)

ガシャポン 亀 (23)

ガシャポン 亀 (24)

ガシャポン 亀 (25)

アップで見ると鱗状の部分に墨入れが程よく入れられているのが分かります。甲羅の模様はプリントで鮮やか。扇情の成長痕もしっかりモールドされています。

ギリシャリクガメ 収納状態
ガシャポン 亀 (5)

ガシャポン 亀 (6)

ガシャポン 亀 (7)

ギリシャリクガメは爬虫綱カメ目リクガメ科チチュウカイリクガメ属に分類される亀です。
背甲の模様がギリシャ織のように見えることが名前の由来となっており、外見上の特徴となっています。主な生息域はイタリア、フランス南東部。名前に"ギリシャ"と入っていますが、ギリシャ固有種ではありません。

ギリシャリクガメ 展開状態
ガシャポン 亀 (8)

ガシャポン 亀 (9)

ガシャポン 亀 (18)

インドホシガメに比べると少しおじいちゃんのような貫禄のある表情が目を惹きます。鱗や甲羅の造形も良く、再現度が高いです。

ギリシャリクガメ 各部アップ
ガシャポン 亀 (10)

ガシャポン 亀 (11)

ガシャポン 亀 (12)

ガシャポン 亀 (13)

インドホシガメ同様、鱗には墨入れが施されています。爪の本数や長さなど、造形的見所が多いです。

インドホシガメ(アルビノ) 収納状態
ガシャポン 亀 (26)

ガシャポン 亀 (27)

ガシャポン 亀 (28)

アルビノとはメラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体の事を指します。
どの生物にも起こりうる先天疾患の為、リクガメのアルビノ個体も発見されています。

インドホシガメ(アルビノ) 展開状態
ガシャポン 亀 (29)

ガシャポン 亀 (30)

ガシャポン 亀 (31)

造形上は通常のインドホシガメと同じ。しかし、乳白色の甲羅や真っ白な四肢、何より赤い目が特徴的です。

インドホシガメ(アルビノ) 各部アップ
ガシャポン 亀 (32)

ガシャポン 亀 (33)

ガシャポン 亀 (34)

ガシャポン 亀 (35)

アルビノ個体では墨入れやプリントが無く、フルカラー版に比べると少しやっつけ感があります。目が赤過ぎるのが悪目立ちしてちょっと怖い印象です。

大きさ比較
ガシャポン 亀 (36)

いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。全長は約100mm。1/12ドールと組み合わせてもなかなか良いサイズ感です。

可動
ガシャポン 亀 (14)

可動に関しては変形関節も兼ねているのでかなり柔軟です。各部スライド機構やボールジョイントが採用されているので、リクガメらしい動きを再現する事が出来ます。また、変形に関係ない可動として口が開閉できます。口内は塗装も施されているのでよりリアルな表情付けが楽しめます。

以下、写真を何枚か。


ガシャポン 亀 (37)

ガシャポン 亀 (38)

ガシャポン 亀 (43)

ガシャポン 亀 (40)

ガシャポン 亀 (42)

ガシャポン 亀 (41)

ガシャポン 亀 (44)

ガシャポン 亀 (48)


以上、BANDAI ガシャポンいきものシリーズより「かめ」のレビューでした。
フルカラー版に関しては造形も塗装も非常に凝っており、"だんごむし"から続く生き物シリーズに相応しい完成度となっています。しかし、アルビノ版に関しては独自性が強く、リアル志向の同シリーズでは浮いた存在と感じてしまいました。実際のアルビノ個体の亀を私は見た事があるのですが、これ程真っ白ではありませんし、目の赤さももう少し薄い感じです。プリントや墨入れも無く、どうしてもコスト調整枠という感じがしてなりません。アルビノもオレンジ系で墨入れをしたりすればもっと神々しい感じになると思うのですが…。
1つ注意点として、開封直後、関節が癒着している場合があります。私の個体は3つ中2つが固まっていました。一度動かせば程よく軟化しますが、場合によっては甲羅内の変形軸から手足が外れてしまう事があると思います。かなり奥まった部分のジョイントなので、その場合は腹甲側のパーツを外し、分解してから取り付けた方がスムーズに直せると思います。

ガシャポン 亀 (45)

「ごにぎりは昔から亀愛好家で、ずっと飼育しているんですよ♪」

飼育してるのは「ニホンイシガメ」。過去にちらっと写真でご紹介したことがあったような…。

「観光お土産もカメの置物があるとつい買っちゃってますしね(*ノ∪`*)」

飾り棚の1エリアが実はカメグッズエリアになっていたりします。

ガシャポン 亀 (46)

「今は冬なので見かけませんけど、リクガメの散歩をしているおじ様が公園を散歩している光景も見かけたりします+.(*'v`*)+」

ガシャポン 亀 (47)

「アルビノちゃんも拗ねないで下さいね?」

レビューでは少し厳しめに言ってしまったアルビノ。ごめんね(-_-;)

ガシャポン 亀 (49)

2019年の『東京おもちゃショー』で発表されて以来、発売を心待ちにしていた「かめ」。無事に手にすることが出来て満足です(*´~`*)
だんごむし同様、カメも今後様々な展開を期待しています。

ケヅメリクガメさんやガラパゴスゾウガメさん辺りを期待しています(ノ´▽`*)b☆カメコレクション、充実させたいですね(*ノ∪`*)」

それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ



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( 最終更新日: 2020.12.13 Sun )
  • コメント: 12

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コメント

コメントがありません。

  • ミドリノマッキー
  • URL

カメさん、どれも可愛い。
収納もできるんですね。
見かけたら買います。

これはリアル!

これってこんなに大きなガチャだったんですね。
大きさもあるから結構リアルですよねえ。
アルビノは私知りませんでしたから、こんな色なの?ポケモンみたい!と思っていたら…
ちょっと違うんですね。そこはキャラって感じで作ったんでしょうかねえ。
カニもイイ感じです。

  • いぬふりゃ☆
  • URL

こんにちは。

リクガメフィギュア、なかなかリアルに出来ていますね。これはすごい。
そしてギリシアリクガメの方、先日はヘルマンかな?と感じてましたがこうして見せて頂くと確かにギリシアですね。
実はうちにもヨツユビリクガメがいてずいぶん長く生きています。
なるべく自然に近い環境で…と思って飼育しているので今は冬眠させていますけども。
しかし特にギリシアリクガメのフィギュア…所々に汚しを入れるとさらにリアルになりそうです。
知り合いでケヅメリクガメを買っておられる方が居ますが…あれはデカすぎます…( ̄▽ ̄;)

  • 自遊自足
  • URL

これは見たこと無いですね~ 見つけたら即ゲットですね。

  • ごにぎり
  • URL
Re: タイトルなし

ミドリノマッキー様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

発表時から楽しみにしていたガシャポン かめ。
ギミックも良く出来ており、お薦めです(*^^*)

  • ごにぎり
  • URL
Re: これはリアル!

マクノスケ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

500円ガチャかつ、カプセルレスなのでボリューム感はかなりあります。
大きさで造形やプリントがだれる事は無く、良く出来ていると思います(^^♪
アルビノはもう少し黄色がかったイメージですね。生まれたてであればもう少し白いかもしれません。

比率的にカニが大きすぎますが、玩具的な楽しみという事で登場してもらいました。どちらもお気に入りです!

  • ごにぎり
  • URL
Re: タイトルなし

いぬふりゃ☆様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

今回ラインナップされているカメは2種類ですが、どちらも特徴をよく捉えていると思います。
いぬふりゃ☆様宅にはリクガメもいらっしゃるんですね!
こちらは寒い地域で環境が整えられないのでリクガメは飼育していないのですが、いつかは…!

リクガメは大きくなる種類が多いので飼う時は環境整備も含めてちゃんと調べて、責任をもって飼育したいですね。

  • ごにぎり
  • URL
Re: タイトルなし

自遊自足様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

販売形式がガシャポンなので、たくさん筐体が並んでいるポイントがありましたらチェックしてみて下さい(^^♪
ガチャマシンから出てくるのはなかなか楽しいですよ。

  • シロ
  • URL

こんばんは。

ほんとうに完成度高いですね。
頭や手足の収納ギミックも秀逸な出来ですが、甲羅の模様手足
の造形などもかなり作り込んでいますね。

つぶらな瞳も自分的にはドストライクです。

ダンゴ虫はけっこう買い手を選ぶマニアックな品でしたが、このカメシリーズ
は広い層で支持されそうですね。

しかし、この完成度で価格500円とは……驚きです。

  • 風月時雨
  • URL

こんばんは。こちらはとてもリアルで豪華な亀!
甲羅や顔もとてもリアルで収納できたり変形関節まで!
エリスちゃんとのショットは微笑ましかったり
カニの前での収納姿が特に面白かったです☆
かめ新聞も楽しそうですし、アウターシェルにも
可愛い亀の姿が!お得感がありますね♪

先日はコメントありがとでした!放送されてないと
詳しくなくて仕方ないと思いますが、記事の作品概要で
興味が湧いて頂け嬉しいです☆世界観や設定は今でも
通じるものがありますし、機会があれば是非!更にキャラも
見て頂けて…!アバターが本人と全然違うのはいつの時代も
ギャップ萌え♪お姉様なアバターが実は可愛い女の子、と
いうのも魅力的ですよね☆ かなりセクシー、2つの姿と
いった感じが伝わってきて構図も素敵とお褒め頂け感激です♪
また1次創作に大きな影響を与えた事、大切な作品である事も
伝わったようで…!イラストも語りも大好きと言って頂けた
事もとっても嬉しかったです!これからも楽しんで頂ける
記事を書きたいです!では読んでくださり、ありがとでした☆

  • ごにぎり
  • URL
Re: タイトルなし

シロ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

昨年のおもちゃショーで発表されて以来、楽しみにしていた玩具、カメです(^^♪
だんごむしからは大きく路線を変えて
爬虫類をチョイスしたというのも興味深いですね。内部構造を確認してみましたが、思った以上にシンプル、そして機能的に設計されていて感心しました。
ガシャマシンを見かけましたら是非1つ購入してみて下さい。オススメです(*^^*)

  • ごにぎり
  • URL
Re: タイトルなし

風月時雨様、いつもコメントありがとうございます(^^♪

個人的に昨年末発売で一番楽しみにしていた玩具だったりします(^^♪
造形はリアルに、設計もしっかりと練り込まれており実物を手に取って感心しっぱなしでした。
エリスとの組み合わせも思った以上にマッチして楽しさアップです。カニの登場は思い付きではあったのですが、楽しんでいただけたのであれば私も嬉しいです(*^^*)

風月様の記事からはイラストはもちろんのこと、いつも新しい出会いを頂いております。
私は知識がかなり偏っているので様々なジャンルの作品に触れる事が出来ていつも楽しませてもらっています(*^^*)
これからも応援しております!

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