名前も仕事も全部ウソ…30代女性がマッチングアプリで出会った年下彼氏の「驚きの正体」
「別れさせ工作」を行っている弊社には日々さまざまな案件が寄せられるが、中でも急増しているのはマッチングアプリが絡む案件だ。前編でご紹介した通り、今回の依頼者は営業職として働く34歳のユイさん(仮名)。アプリで出会ったタケシさんと交際中だが、彼は別の彼女と別れ話中だという。そのことは承知で交際しているというが、彼には内緒で「彼と別の彼女との別れさせ工作」を依頼したというわけだ。
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ここまでは私たちにとってはよくある話なのだが、調べてみると驚きの事実が判明。しばらく彼とは会えていないというユイさんだったが、その居場所を探す過程で、実はユイさんが伝えられていたタケシさんという名前は偽名で、本名は「ケイタ」らしいということがわかった。ユイさんはタケシさん改めケイタさんに結婚を約束して500万円を貸しているということで、お金の行方も気がかりだ。
私たちはケイタさんが東北地方の親の会社で働いているらしいということを突き止め、早速現地に向かった。
500万円の行方が判明
現地に到着するとその会社は、いわゆる町工場だった。従業員は少なく、私たちは年長者をケイタさんの父親だと推測し、帰路を尾行。帰宅した家の表札を見ると、案の定そこはケイタさんの実家だった。その日、ケイタさん本人の姿を見ることはできなかったが、早速現場で聞き込みを行った。
するとユイさんに説明していた内容とは異なる「本当の姿」が見えてきた。