先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

エスプレッソは高精度工業製品

平面研削盤などで1マイクロメートルまで追い込む高精度加工を実務経験したりITや製造現場で経験した立場上で、エスプレッソを「精度」観点で解説する。

 

コーヒー名人など有名人でも意外とそういう職歴の人は少なくて、きちんと工業技術面で解説できてない。

 

エスプレッソはコーヒー抽出の機械自動化の過程(枯渇資源節約のため)で生まれた。ポット直火からマシンへ。

 

一般的に、高精密加工とは「手加工」「高精度加工機」で説明できる。

昨今はロボプラモや美少女フィギュアも高精度加工自動機を持つバンダイやウェーブなどごく一部の大企業が寡占してしまった。=高精度加工機が普及する前は「手作業の味」などと弁護されてたがもろくも崩れ去った。手描きアニメーションも3DCGやAI作画で陥落の危機、手作り特撮セットもほぼ壊滅状態。

 

デロンギ(イリー規格カフェポッド)のエスプレッソマシンを中古で入れてみたので、最初は安い手動式ミルで挽いてみたが全然クレマ=微泡が出なかった。抽出前後ともルーペで観察するとたしかにGoogle画像検索で出てくる「極細挽き」には及ばない中細挽きぐらいだった。粗いとくっつかないのでタンピング=押し固めようとしてもすぐまたほぐれてしまうし。

 

イリーと2トップのカフェポッド製造メーカー、ムセッティをアマゾンで取りよせてみたら少ないがきちんとクレマが出た。ポッド用ホルダー底部穴につけるアダプターが届く前なのでクレマが減ったと思われるが(説明書に必ず装着しろと明記)。

 

抽出したポッドを紙破いて観察したがやはり粒径がめっちゃこまかい。

うちの手動ミルだと粗挽きクッキーみたいだが、ムセッティのはビスケット並みにこまかく粒径均一。ちょっとやそっと触ってもペレットが崩れない=強めに割ってみるまでは。

 

しかも、しっかり豆の香りが残ってる。ホルダー外しても本体にコーヒー粉が付着してない。高額な極細挽き対応ミルを買わなくていい。いいことづくめ。

 

エスプレッソ家庭市場=NY六本木セレブ価格帯になっている。

最安の手動式ミルで9千円。いいやつは3万円。マシンも数十万円の家庭用まで有る。

 

豆を焼いてくれる個人店は今やどこの地域にも有るけど=ワープアや公的年金ぐらしでも習慣化できるコスト、これでエスプレッソをやるには主にミルへ多額投資が必要で、タンピング環境も揃えないといけない。抽出後は本体側にたくさん付着した粉もエキスも除去しないといけない。

 

それでも、大量生産むけに最適設計されたイリーやムセッティの生産ラインの精度には中々及ばないし、手加工というのは毎度ムラがあって一定しないのがどんな業界でも共通項。ささいな美味しさを出すために苦労苦痛が多く伴う。

 

一生ムセッティさんに貢ぐ奴隷になりますw

たまに自分でもやるけど来年から投資しないと。あまり投資額を増やさない程度に。

 

参考記事

https://geasszero.hatenablog.com/entry/20171004/1507101864

工業 カテゴリーの記事一覧 - 先従隗始・温故知新

 

 ◆

2024/12/28追記

あくまで工業生産の設計開発と組立の現場経験、IT技術者経験などから、エスプレッソを短期習熟する。

 

まずは敵を知れ。べつに敵ではないが土地の知られたエスプレッソ店に行く。

2店ともほぼ味もクレマも同じ。500円程度。つまり業務用マシンのグレードが同じ。やはりクレマが分厚い。

1千円以上取る高級店は豆や製法が別物なので割愛。車の楽しさをフェラーリで調べる必要がないように。

 

どうもこうした店は抽出作業をジロジロ見られるだけで嫌がるんだけど

工業系人材だからはっきり指摘するが「エスプレッソに特殊技能性ってあんまりないですよ」

モータースポーツがレースと言っても機械と資本金で結果が決まるのと同じ。

エスプレッソはその発祥から自動機械による特殊製法であり(コーヒー資源が争奪戦の時代に材料ケチるための工夫だった)、クレマ量で7割決まるので業務用マシンを習熟すると誰でもそこそこのは出来てしまう。豆の選びや加工やタンプにわずか工夫の余地があるのみ=ライディングやドライビングの部分。

 

エスプレッソ店の人は別に工業やITの設計開発組立運用のスペシャリスト出身ではないので、何が秘訣で何がどうでも良いかよくわかってないよね。

エスプレッソマシンの前で行う抽出作業の大半に「他人に見られたらまずい営業秘密な部分」はないですよ。むしろ店の裏で非公開でやる豆の選びや加工で9割差別化が決まる。タンプだってマシン化してるから道具選びで半分決まるし。

 

業務改善や効率化のプロで実績多数だもんで、抽出作業はご家庭のアマチュアもプロも大差ないのは数十秒見ればわかった。工業の分野によってはもっと難しくて、見ても教わっても身につかない本当に難しい作業は一杯あるよ。

 

さて、業務で出せるおいしいエスプレッソは理解した。

ではなぜメルカリ中古のデロンギの普及価格モデルはクレマが薄く少ないのか、工業製品設計開発修理補修改造の人材として、要件定義と改良に取り掛かった。

 

粉は3日前に昭島カルモで適する豆を上等に仕上げてもらい調達。袋4分割にしてもらい=1袋3回分で自宅にシーラーあって毎度再密封。これで素材を言い訳に出来なくする=モータースポーツの基礎。レギュラーコーヒーは焼き豆のまま数日置いてガス抜きをするのが通例だがエスプレッソはこのガスを活用するので焼き立てほどクレマが出るようだが、雑味も増えるというのが定説。

 

エンジン整備から言うと、エスプレッソマシンのホルダー接合部分はパッキンに厳しい環境。おそらくデロンギの51mmホルダーのうち3爪方式より2爪方式のほうが隙間ができやすかったりパッキンに辛いはず。

 

商品製造加工分野で使うグリスは食品油でなければ医療皮膚処置用がいい=ある程度口に入る想定された物質。メンタームを綿棒で米粒半分ほど取ってホルダー部パッキンを一周して塗布、キッチンペーパーで拭き取り拭って浸透させる。金属部分からは努力して除去。けっこう湯洗浄したお湯を飲んでみるとメンタームの臭気はしてこなかった。

なおデロンギはエスプレッソマシンのギア用にワセリンOKとしている=メンタームはワセリン。

 

メンタームを染ませたらホルダーがいつもより軽い力で深く入るようになった。

説明書だと90度より手前で止まると書いてあるが新品時の話で、現品は90度超えて止まった。

 

抽出してみるとクレマが増えて業務用の7割出た。

シングル用フィルターよりややダブル用フィルターのほうがクレマが出るかな。

スイッチオン~お湯が出てくるまでの数秒は下の穴は布で塞ぐと内圧を稼げてる気もするが今後の経験回数で検証。

 

デロンギC152Jは初年度2010だから2013ぐらいまで販売として10年選手だが今回のグリスアップで見違えた。あまり使ってなかったのかも。

 

タンパーは本体付属品で十分。ただ取外してテーブルの上で体重乗せてやる。

プロ用は回転機構がついててグルっとやれるので均等加重だが、純正品の場合は十字=四角か、八角で、対角2箇所単位=両指で押せばいい。

 

 ◆

 

抽出の濃さや圧力は、2~3煎目でわかる。何が悪くて1煎目が良くないのかの検証の判断材料。

出口側が詰まり気味で出てってないとか蒸気漏れがあると2煎目も濃くて香りが残ってる。内圧が十分でクレマがよく出ている場合は2煎目は濃さはあっても味はスカスカ気味=マック100円コーヒー。3煎目はおいしくて薄いお茶になる。

 

 ◆

 

もちろん予熱は入念に。説明書にも書いてあるが本体もホルダーもコップも湯通し。

 

あとコンプレッサーの機械なので使用回数でエンジンシリンダーピストンのように摩耗し隙間が増えて圧が減ってくる。数年使用してホルダー内圧が落ちた仕上がりになってきて、ホルダーパッキン側のケアで変化がなかったらコンプレッサーの寿命が近いのかも。

 

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エスプレッソ=発祥時点から科学技術なので、何気圧とかホルダーサイズとか数値は決まっており家庭用も業務用も圧は同じだが

 

業務用ホルダーは58mmで大きく、同じ内圧にするにも大きなボイラーで広いホルダーに一気に圧を送る。エスプレッソ店の作業を軽く眺めてみると幅広ホルダーへ上下寸法薄めに粉充填=そりゃそうだ、グラム数も規定値が決まってるのだから。

業務用で豊富にクレマが出るのはこの幅広ホルダー、大型ボイラー、上下薄い粉充填、の3効果だろう。

 

つまり安い家庭用マシンでもダブル用ホルダーに11~12gで上下が薄くなるよう充填するとある程度再現できる、これは実際にやってみて確認できた。

いくら14gとか詰めても下の方は抽出不良になり、2煎目も濃くて美味しい普通のコーヒーが出てしまった。

 

なので家庭用もモデル次第だが、ボトムレスホルダーは意味薄だろう。=圧が逃げてしまう。

バイクなど工業製品でも小排気量はチャンバーに内圧が貯まるまで時間がかかる。大排気量は一気に内圧が充足して常にパワフルだ。大排気量むけチャンバーの設計で小排気量むけチャンバーを作っても性能を出しきれない。

※当方はバイク開発設計に業界外から関与しMOTOGPチャンピオンマシン=イタリアのロッシ優勝させるとか白バイ採用マシン開発するなどなどしてきた。

 

デロンギなど家庭用エスプレッソマシンのメーカーは少なく独占状態。=ノウハウが拙いままで、イタリア製のいい加減さも残ったままw

日本製はどんどん姿を消した。エスプレッソって店が少ないので明白だが需要は多くないからね。

 

工業とITの技術者として結論すると、ほんとうは家庭用も58mmホルダーにすべきなんだよ。ただ業務用と同じ深さにすると容積が大きすぎて内圧不足になるんでフィルターの上下は薄くする。=カフェポッドもその理由からか上下圧が薄い。ボイラーやコンプレッサーまで大きくすれば高価になるしかさばる。

デロンギ家庭用の設計は無思慮に形状だけ業務用に似せすぎていて、これが家庭用の性能を低くしている一因。ホルダーパッキンのメンテナンスのこともわかってない様子。

 

 

2025/01/01

本日もまたトライ内容を変更。

フィルターカップギリギリの14.5gで隙間をなくす=抽出開始時の低圧時間が減る。タンプは中程度。カルモブレンド深煎り極細挽きの「初回開封時=焙煎4日後」を使用。

 

メンタームでパッキン養生するのは毎日やったほうが気密性が良好=前日の洗い物のあとにやるとメントールが飛んで匂い残らず。

油分でスーっとホルダーが閉まるので女性にも優しいし、ここで構造的に止まるというのがわかりやすくなる。

 

カップはイタリアのデミタスを導入=これはかなりよくなった。湯煎予熱は欠かさない。

狭く浅いので泡が消えにくい。角度もドングリ型で最適化されてる。

 

抽出結果:専門店の8割はクレマが出た。上々


画像

 

 

DVR-M2 DVR-Q2-H 旧型のHD版

一般人が買うと物足りないのかネトオク放出が多いのが毎度なシリーズだが。

 

2009からQ2使ってきた側にすればハンファはしっかり進歩させてきてるのがわかる。

 

日時ファイル参照ではなく、日時ファイルをロードしたらRAMに書き込んでる=誤差が減る。メモリーカードを取り出し動画チェックするたびに毎度日時設定せずに済む。

 

日時設定するときだけtime.txtを書き込む。

設定不要なときは毎度生成されるこのファイルを削除して本体へメモリーカードを戻す。

 

1080pなのに異様にファイルサイズが小さい。30FPSのモーションJPGだからか。

 

2024/12/18

PIRセンサ=人感センサをググって仕様を調べ、対策した。

赤外線、熱、光の動的変化に反応。遅すぎ速すぎは拾えない。

地面へ向け設置すると全面が明るすぎて常に作動してしまいバッテリーがすぐ無くなる。

夜間は狭い区画へ設置すると常に赤外線照射が周囲の壁柱などを照らし常時作動してしまう。揺れる帆布や草木があると最悪。

 

対策:PIRセンサ外径よりやや大きい内径の円筒を長さ5chほどで用意し両面テープとハーネステープなどで本体ボディへ貼り付け。雨がかからないならアルミホイルの芯など段ボール製でOK。

屋外防水だと薄肉の給排水むけ塩ビ管などがいいかな=寸法決めて切り貼りが大変、一発決めになるので戻せない。

円筒が長くなるほど、ピンポイントで狭まっていき真正面近くにしか反応しなくなるが、長すぎると映像に映り込むし死角になる。

円筒の先端部にさらに日除けのようにテープ貼って直線的に遮蔽すると、その方向も反応しにくくなる。

色付きの不透明を使う。半透明や透明では遮蔽効果が薄れるかゼロになる。

 

 

https://geasszero.hatenablog.com/entry/20140205/1391565293

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週刊文春による創価学会の嫌がらせ被害調査報告記事

  ■■■創価学会脱会者3300人大調査 史上空前 ここまでひどい嫌がらせの実態■■■
週刊文春 1995年12月14日号 より
※当投稿は、画像OCRで記事を文字に起こしたものです※

① 全回答数――3608通(うち元学会員による有効回答数:3302通)
[年齢別]19歳未満――6人 20歳代――107人 30歳代――250人 40歳代――479人 50歳代――775人
60歳代――935人 70歳代――585人 80歳以上――88人 不明――77人
[地域別]北海道・東北――273人 関東――792人 東京――324人 北陸・中部――340人 近畿――581人
中国――515人 四国202人 九州・沖縄――254人 アメリカ――21人

② 宗教法人法の改正に関して 省略

③ 嫌がらせを受けた事があるか
ある 69.7%(2302人)
ない 25.5%(842人)
不明 4.8%(158人)

④ 受けた嫌がらせの内容と数(複数回答可)※現在行われている組織的なストーカー関連の項目を列挙
無言電話 47.2%(1087人) 
中傷ビラ 37.5%(863人) 
脅迫(電話を含む) 28.5%(656人)
監視 20.6%(475人)
尾行 18.6%(429人)
器物破損 9.0%(208人)
盗聴 3.5%(80人)
汚物投棄 3.4%(79人)
暴行 2.1%(49人)

■■創価学会を脱会したとたんに始まる執拗な嫌がらせ。その実態が小誌アンケートによって初めて明らかになった■■
■■プロパンガスの栓を開けたり、自動車のブレーキホース切断:と、人命に関わるケースも少なくない。■■
■■創価学会からの脱会は許さないと言うのだろうか。■■

取材班は、今年十月、関係寺院と創価学会被害者の会を通じて、全国の創価学会脱会者にアンケート調査を実施した。

「学会・公〇」問題に力を入れ、九月に怪死した朝木明代・東村山市議の場合、その死の直前まで、周辺には学会関係者によると見られる様々な嫌がらせが頻発していた。

また、寵年光・元公〇党都議も学会男子部員に襲撃されている。しかし、創価学会は「嫌がらせなどするはずがない」との公式見解、を繰り返すばかりだ。だが、実態はどうか。

今回、全国から三千六百八通の回答が寄せられている。うち無記名のものは原則的に集計外とし、
僧侶や法華講員 (日蓮正宗の信徒団体)といった非学会員の回答は、稿を改めて報告する。元学会員による有効回答数は三千三百二通(表1)。

アンケートでは、様々な問いを元学会員にぶつけてみた。その結果はこれから何回かにわたって報告していくが、
まず現在国会で審議中の宗教法人法改正については、驚くべきことに九一パーセント以上の人が「賛成」を表明した(表2)。

日本最大の宗教団体であり、最も激烈に改正に反対している創価学会の実態を知る人々の意見は、重い。
そしてその意味は、以下の結果からうかがい知れよう。

<創価学会関係者と思われる人物から、何らかの嫌がらせを受けたことはありますか>

有効回答者の約七割が「ある」と回答した(表3)。
脱会者の七割が、「学会関係者と思われる人物から嫌がらせを受けた」というのは、呆れる他はない。

更に、警察に通報した人の割合(表5)をみれば、これが尋常な数ではないことが分かる。
学会が他の宗教と一線を画すのは、ここにも大きな理由がある。

もっとも多くの人が上げたのが、面談強要。脱会直後に謝意を促すため、あるいは法華講をやめさせ再び学会に引き戻す(脱講運動)のために、
昼夜を問わず、地域幹部から副会長クラス、公〇党の地方議員、国会議員が集団で脱会者の自宅に押しかけるのである。

■真夜中二時に響くノック音■

実例を紹介する(以下、無記名はすべてアンケート回答から抜粋した。実名掲載については本人に確認した)。

「平成三年の脱会後、地区の婦人部長ら大幹部三人が午後八時から三時間半にわたって、一方的な問責。
以来、現在まで面談強要は八十五回、のべ二百五十人以上になる」(男性)
「脱会直後、女子部幹部が勤務先に押しかけ、会社の玄関先でなぜ脱会したのか、原因はなにかと執拗に返答を迫り、あげくの果てに泣きだした」
(女性)

「休日でも朝から四、五人の集団で繰り返し来た。断っても帰れらず、(池田)先生を裏切ると地獄に落ちる、とわめき散らす。
私は過去に大病をしましたが、そのことを持ち出して『一年以内に必ずバチがあたる』。警察に通報すると言っても
『するならしてみろ』と平気な顔で※とうそぶいていた」(元地区部長の宗今井靖孝さん・埼玉)

「裏切り者、恩知らず、地獄に落ちろ。今日あるのは池田先生のお陰だ。脱会して幸せがあると思うな。これから先のお前の生きざまが見物だ。
今なら間に合う、助かりたかったら学会に詫びを入れて帰ってこい、などと声を荒らげ、ツバを吐き、あざ笑う。
かと思えば、選挙になると猫なで声で、あなた方が頼りですと頼みにくる。選挙が終わるとまた嫌がらせが始まる」(女性)

「断っても断っても、ドアをガンガン叩いて開けるまで帰らない。それで血圧が上がって二回も入院しました」(女性)

「夜雨戸を閉め、老人ふたり暮らしの家庭を、庭の中に入り込みドンドン叩いて叩き起こすのです。
警察に電話すると、『自分で捕まえなさい。それか池田大作を訴えたらいいでしょう』というひどい返事。涙が出るほど悔しかった」(七十代男性)

「四、五人の婦人部が上がり込み、私はお茶を出し、お菓子など出して黙っていました。相手も何も言わないで、長い時は二時間ぐらい、
無言で座り込まれました。それが三、四日続きました。夜中には電話がかかってきました。眠れなくなり、(精神) 安定剤を飲みました。
真夜中の二時ごろ玄関ドアをノックする音が一週間ほど続きました。道を歩いている時、自転車で走っていた学会幹部が戻ってきて大声で
「地獄に落ちろ』と怒鳴られました」(七十代女性)

「主人の死亡後、創価大卒業生らが面談に来て居座り、しつこいので警察を呼んだ。が、警官に対しても脅迫的な態度に出て、
『俺たちには市会議員も国会議員もついているからな!』と」

「平成三年、私は突然、見せしめと思われる一方的な除名処分を受け、脱会を強要されました。副会長など大幹部四人が突然家に押しかけてきて、
今後逆らうとどうなるか分からないと脅していきました。『これはファシズムだ。そういう思想だったのか』と問うたところ、
『その通りだよ、キミ』とスゴまれました」(元地区部長の斉藤康夫さん・栃木)

相手の気持ちや都合は一切考えない。

「主人死去の夜、次の夜、お通夜の席と連続して学会員が来宅し、坊主を呼ぶな、無間地獄に落ちるとしつこく言って、
家族親族、近所の人を困らせた」

「同時に脱会した父が亡くなった後、その父を知らない人までが『お父さんは地獄で苦しんでいる』などと、
およそ人間の温情のかけらもない言葉で罵られました」(女性)

■一日に三百本もの無言電話■

更に、
「玄関を開けないとトイレを貸せと言って上がり込み、帰らない。娘が学校から帰るのを待ち伏せしていて、一緒に入り込むこともあった。
家のフェンスを学会男子部が乗り越え、カーテンの隙間から中を覗いていた。外で待っている車には、婦人部がいた」(四十代女性)

これは立派な犯罪だ。

次に多かったのは無言電話。無論、学会員の仕業とは断定できないが、全国で同様に、脱会直後に頻発している。

「脱会後一カ月してから自宅に無言電話。二週間後、今度は事務所にかかってきた。
放っておくと、一日三百本もかかってくるようになった」(男性)

「脱会後半年間、深夜に無言電話。睡眠不足と精神的な不安が続きました」(元副本部長の渡辺道代さん・東京)

「無言電話は一日二、三十回。半年にわたったが、選挙間近になって急に減った」

無言電話の主も選挙になると忙しいとみえる。
電話盗聴については少なからぬ人が上げているが(八十件)、雑音など「盗聴の不安」を感じている人が多く、
証拠はほとんどないのが実情だ。だが、

「電話でニセの情報を流すと、学会員はそれに沿った形で監視や尾行活動を行うのです。ですから、盗聴されていると考えています」
(元副支部長の菊地信博さん・北海道)

という声もあるし、実際に盗器が発見されたケースもある。

「電話に雑音が入るので電話局に言って調べてもらうと、家の外壁のボックス中に盗聴器が仕掛けてあった。
犯人は分からないが、当時は学会男子部によって頻繁に尾行されたり、二階の窓ガラスが石を投げられて壊されたりしましたので、
学会関係者の仕業と考えています」(元副大B長の笠原勇蔵さん・新潟)

脅迫も凄まじい。
「学会に帰れ、地獄に落ちるぞなどと書いた手紙の封筒は、黒の縁取りです。
学会青年部はやってきては夜十時頃、表のシャンターを蹴飛ばして帰っていく」
(六十代女性)

「小学生の子供が電話に出ると、『お母さんはただじゃおかないから、覚悟しとくように言ってよ』」(女性)

■学会男子部による拉致未遂■

「ガンで死ね、うろちょろするなクソババー、殺してやるなどと書かれた脅迫状が投げ込まれた。手紙の中には小学校の教員からのものもあった」
(五十代女性)

「脱会後、婦人部幹部に、あなたは池田先生に逆らったから、『三年、五年、七年の坂は越えず』必ず仏罰が出る、と脅迫された」
(元大ブロック長の坂田重倫さん・大阪)

「脱会後一年間にわたり、嫌がらせ電話が数多く、特に母 (七十五歳)が出ると『まだ生きてるのか?』と」(女性)

「平成五年十二月,夜十二時頃、自宅の駐車場前で見覚えのない男四人に、ワゴン車に同乗を求められ、拒否すると、
脇を抱えられ乗せられそうになった。『学会男子部か』と大声で聞くと、『そうだ、命を大切にしろ』と言った」(男性)

「危険人物のレッテルを貼られ突然除名された後、夜の一時、二時頃に嫌がらせ電話がかかるようになりました。
ガヤガヤ雑音が聞こえる中、『あんな奴は殺せ!』『罰があたって交通事故で死ぬぞ!』と電話の遠くから怒鳴っているのが聞こえました。
実に陰湿な脅迫で、家内も毎晩電話が鳴る度に恐怖におののいていました」(元支部指導長清水亨さん・福岡)

数限りない嫌がらせを受けつづけてきた元創価学会理事・公〇党鹿児島県本部書記長の山口優さんは、

「平成四年から平成五年四月までの電話による脅迫、無言電話で心労を重ねた義母は、入院後五十日で死亡しました」

学会員による執拗な尾行を受けた人も少なくない。敵対する寺院や脱会者の動向を探り、
新たな脱会者を防ぐことが尾行、監視活動の主な目的と見られる。

「脱会して(池田)先生に反対するのは許せん。今後、お前を尾行する」

と学会幹部に宣言された男性もいるし、

「九三年十二月、私の車を尾行していた車の若い男と話すと、学会員であることを認めた。警察に通報すると、相手もどこかへ電話をかけた。
私が代わると電話口に出たのは学会の支部長だった。到着した警官は、『組織上部の指示で動いているようすから、止めるように注意しておきます』
と言っていた」

様々な汚物が家に投げ込まれる嫌がらせなども。

「男子部数人が来て『戻るつもりはない』と帰した数週間後、猫の死体が玄関ポーチに置かれていた」(男性)

「猫の死体が捨てられていた。一週間後に迫った娘の結婚式への嫌がらせであることは明白」

「犬の死体が三回投げ込まれた」(男性)

「脱会後、玄関前にとぐろをまいた人糞と思われる便が大量にあった」
「尻を拭いたと思われる紙も捨ててあった」

「使用済みの大人用のオムツを投げ込まれた」

「玄関に毒入りと思われる蜜柑が四つ、聖教新聞にくるんで置かれていました。蜜柑には四つ穴が空いていて、どうも『死』を意味するようです。
投げると黒い汁が出てきました。その他花壇に爆竹を投げ込まれたり、除草剤を撒かれたり」(元ブロック長の谷利夫さん・北海道)

■選挙間際に止まる嫌がらせ

もっと手の込んだ、下劣な嫌がらせも起きている。

「息子の自動車に乗ろうとドアに手をかけたところ、把手の内側に何か『グニャ』という感触があった。見ると、人糞を練り込んでありました」
(元副大ブロック長の角田行雄さん・東京)

「玄関ドアのノブに人糞を付けられていたこともあります。玄関先の犬小屋に五十以上のニワトリの頭がパラ撒かれていたり……。
選挙が近づくと、こうした嫌がらせはピタリと止まるんです。宗教上の戦いなんて言っていても、選挙のほうが大事ということなんです」(女性)

家の周囲も夜間に何をされるか分からない。

「菊など、庭に咲いていた花をすべて千切り、バラ撒いてありました。近所の人も驚いていた」(元地区部長の松野太久郎さん・神奈川)

「絶対に火の気のない所に植えてあった庭木に二度放火された」

「店の外のプロパンガスのボンベがいつの間にか開かれていた」

などと、大事故につながりかねない恐るべき所業もある。
屋外に置いてある自転車、自動車の破壊行為も多い。

「平成四年、車全体にアホ、死ね等の落書きをされ、被害額約五十万円」(男性)

「脱会直後、地域の幹部が面談に訪れ、『帰れ』と一喝した翌朝、家の自転車の車輪が前後ともパンクしていました」(前出の角田さん)

「昭和五十二年の脱会直後、急に無言電話が多くなり、また駐車場の自家用車のタイヤをアイスピックでパンクさせられたことも再三あった。
車のウィンドウ・ガラスが割られ、車検証が焼き捨てられていた。また玄関に投石され、ガラスを割られたこともあります」
(元公〇党副支部長の寺西龍王さん・熊本)

「私は仏料理店を経営しているんですが、客を装って予約電話をかけてきて、最後に「バカヤロー!』と言って切られることもあります。
自家用車のドアに細工され、半ドアにしてバッテリーを上げるように仕組まれていたことが何度かありました。
後部座席に置いていたタオルに火のついた煙草が投げ込まれ、シートが焼かれたこともあります。
ある時、またバッテリーが上がっていたのでボンネットを開けると、エンジンの上に鶏のカラアゲが置いてありました。
十キロ離れた妹の家の車にもカラアゲが置いてありました」(元男子部の高彦憲明さん・大阪)

一歩間違えば、重大な事件になりかねないケースもある。

「道路で車が突っ込んできた。目の前で急ブレーキをかけた」

「自宅前に停めてあった自家用車に故意にぶつけたと思われる擦り傷が残っていた。
また、息子が細い道を自動車で通行中、前方から走ってきたオートバイがワザと側面を擦って逃げていった。警察は頼りにならない
」(元地区指導長の伊藤茂さん・埼玉)

「自家用車のブレーキホースなどを切られたことがあります。平成四年四月から、翌年の春までの一年間に四回。
娘の車、主人の車、それに息子の車は二回やられました」(元婦人部の小林恵美子さん・新潟)

小林さんの娘さんによると、

「買い物の後、家の近くまで運転してきて、角を曲がろうとするとクラッチが効かない。
そのまま真っ直ぐいって何とかエンジンブレーキで止まり、バックでゆっくりと家に戻ったのですが、修理業者に見てもらうと、
車体の下に潜り込んで刃物でホースを何度か傷つけた跡がありました。
学会員の仕業という証拠はありませんが、同じ頃、学会員に父が尾行されたり嫌がらせ電話が頻繁にあったのは事実です」

ブレーキホースの切断はこの他にも複数の回答があった。
古典的な嫌がらせも。

「注文してもいないピザ、寿司(各一万円) の出前が来た」
「面談強要、監視や尾行は数えきれないほど。ある時、食事中に頼んでもいない特上の寿司五人前が届いたこともあります」
(元支部指導長の高岡源市さん・北海道)

■裏切り者と親子の縁を切る■

堂々と憲法違反も行われている。

「家のポストから葉書を勝手に取り出して読んでいた。旧知の学会員でした。来るはずの手紙が来なかったり、
手紙がクシャクシャにされていたり、イタズラ書きがされていたことも」
「平成四年のことです。他の地区の友人(学会員)に手紙を郵送したところ、
その二カ月後に開封された手紙を持って近所の学会幹部が返しにきました。
友人に確認すると、私の手紙のことは何も知らずにいた」

脱会すると、それまで何十年と付き合いのあった知己でも手の平を返したように無視しはじめる。
道であってもソッポを向き、ツバを吐く。学会から村八分にするよう指示が出るのだ。

「退会すると言ったら『今日から学会員に対して、一切口をきくな。電話をするな。道で会っても喋るな』と言われた。
学会の知人は『あなたみたいにされるのはとても耐えられないので、辞めたくても退会できない』と言っています」(女性)

「脱会した翌日から学会員からは無視。私だけでなく、子供まで無視。かと思えば、
道端でいきなり『お前の家は今に潰れるぞ』と暴言を浴びせる」(女性)

親族間でも、脱会者に容赦はない。

「平成三年、お寺に行く朝、息子に自分はもう学会を脱会したいと言ったばかりに、「裏切り者』『出ていけ』『親子の縁は切る』と言われました。
裏切られたのは私の方です。それから一人暮らしをしています」(八十代の女性)

「学会に残った息子から電話。『六万登山には絶対行くな。どんな事態になるか分からない。僕のいうことを聞かなければ親子の縁は切る。
今後仕送りは止める』と執拗に言う。あの優しい息子を学会はここまで洗脳してしまった」(女性)

「熱心な学会家族の親族が昨年急死しましたが、脱会した私たちには、本人の意志だからと、通夜や葬儀への出席を断ってきました。
ところが学会内では、『脱会すると身内の葬式にも来ない』と言い触らされてしまった」(前出の今井さん)

■脱会者の悪口を言い触らす■

商店などを営む脱会者に対しては不買運動が指示される。

「理容店を経営していますが、脱会後、会合などロコミで『店が立ち退きになり引っ越す』など中傷、デマを流されました。
また営業中に五人の学会員が一度に来店、ひとりは客になったが他はただ待合席に座り、他のお客の来店を妨害」(男性)

「自営業をしています。脱会後『裏切りものだから、あの店に行くな』と学会の会合で指導があり、以後学会員は来ません。
また、一般の人から、『あの店を潰すのに協力してほしい、と学会の幹部の人から頼まれた』と聞きました。
応援してくれる人たちのお陰で頑張っていますが、営業時間中、多い時で毎日五、六回、少なくても二、三回の無言電話がかかってきます」
(元婦人部の汐崎徳子さん・神奈川)

「脱会後、ロコミによる不買運動が近隣の県まで及んだ。何とか頑張ろうとしたが、力尽きて倒産した」(男性)

業務妨害に相当する嫌がらせもある。

「私の所有する賃貸住宅の入居者に『自分は(広域暴力団の) S会の者だが………』と脅迫電話が入りました。
どうやって入居者の電話番号を調べたのかは今もって分かりません」(Rブロック幹事の島健さん・北海道)

会社員の場合も同様。

「勤務先へ電話してきた。『影山は町内で変なことをするから注意しろ』と言って切れた。
また家には、やはり学会員から何度「殺してやる』と電話が入った(元壮粕N部の影山さん=A広島)

「脱会すると毎日のごとく嫌がらせに男子部、壮年部来る。相手にしても平行線。トイレに隠れて帰っていくのをじっと待つ。
夜は電気を消して耐え忍ぶ。家にいては毎日(学会員が)やって来るので、近くのブティンクに勤める”ところがそこに学会幹部、
婦人部毎日やってきて、店主にヒソヒソ話していく。 『あの人を使うなら洋服は買わない』 ある日、店主に店を辞めてくれと言われ、
クビになる」(女性)

「脱会後は、無言電話が二日間鳴り通し。当時私は自宅で洋服の仕立てをしていましたが、学会の会合で私は気が狂っている、
注文した人は止めた方がいい、と流され、注文が減り、仕事を変わらざるを得なくなりました。
その他にも、死にかけだの病気だのと遠い地域に住む友人にウソを流し、
聞いた人から安否確認の連絡が入ってようやく嫌がらせに気がついたこともあります」(元婦人部の松本キヌエさん・岡山)

こうしたデマを口コミで流すことは学会の得意とするところだが、個人の生活に係わるだけに罪は重いと言わざるを得ない。

「平成六年七月、『町内の皆さん、この男女にご注意下さい』『夜な夜な市内に出没し、脅迫・イヤガラセをする変態夫婦!』などと
書かれた中傷ビラ (写真参照)を、私の住む団地のほぼ全にバラ撒かれました。顔写真、自宅住所や電話番号、勤務先とその電話番号まで
記されていました」(元ブロック長の田山一郎さん・北海道)

■酷似している嫌がらせの手口■

この事件について、田山さんらは刑事告訴している。
アンケートでは「中傷ビラを投げ込まれた」と回答した人が多かったが、田山さんの様な卑劣な怪文書の他、
ここには聖教新聞、創価新報などの学会機関紙や中外日報の投げ込みも含まれている。

「いくら入れるなと言っても、夜中にコソコソ来て放り込んでいく」

というやり方からして、嫌がらせと受け取られても仕方あるまい。
この他、「人殺し」「泥棒」「不倫で家庭不和」「倒産して夜逃げした」などというデマも限りない。
学会からすると、脱会者はどうしても地獄に落ちなければならないのだろう。

学会員の職業を利用した犯罪的な嫌がらせも少なくない。

「学会員の医者にかかっていたが、脱会したら主人の病名(末期ガン)を会合で言い触らされた。
私自身の病名や、家族の状況も筒抜けになってしまった」

「引っ越した先の住所を学会員の市職員がコンピューターで調べて学会幹部に教えた。
その後面談強要、脅迫が続き、入院先の病院まで押しかけてきた」

創価学会を脱会したから地獄に落ちるのではない。
創価学会が脱会者を“地獄”に落とすのだ――。そう思えてならない。

以上紹介した様々な嫌がらせは、平成四、五、六年をピークとして漸減傾向にあったが
「オウム事件以降ピタリと止まった」という証言も少なくない。

嫌がらせの手法は全国で酷似しており、時期も集中し、一斉に静かになる。
とすれば、これは最早、組織的な動きと言わざるを得ない。

創価学会はこれを繰り返し否定してきた。だが無論、今後再び頻発しないとも限らない。

今回証言を紹介した回答者のもとに嫌がらせが再び増加すれば、あらためて誌面で報告したい。

寄せられたアンケートには、加害者」の実名も多く記されているのである。 

青梅の虎柏神社と調布の虎狛神社について、wikipediaの内容はデマのまま今後も維持される

https://twitter.com/kasumin777/status/1711993452655759503

 

困ったことに、デマのままのwikipediaをグーグルBotが巡回し検索上位に表示し、信じた人が個人ブログなどでコピペして広めてしまう。

 

米国は余計なことすんな。

 

削除された、調べて編集した内容を以下に転載しておく。

 

青梅の虎柏神社

 

創建時期は不詳であるが崇神天皇の御代つまり3世紀頃に神戸を寄進されたと『延喜式神名帳』にて伝えられ、延喜式内社に比定される古社である。ただし報告された内容を記してあり、寄進当時の名称などに信憑性はない。

 

論社には6世紀に創建された調布市須佐町の虎狛神社がある。これは須佐町の旧地名・柏野郷を狛の字に写本が写し間違えたのだと謂われ、和名抄の写本により記載が異なり、高山寺所蔵写本は柏野、大東急文庫所蔵写本は狛野。現在も柏野小学校として旧地名が残る。こちらに残る文献では神社名の由来は深大寺開祖・満功の祖母の名・虎、狛野郷(正しくは柏野郷)に由来するとしている。ただし現地には古来より高麗(こま)より渡来した人々の集落が点在し、狛江市の由来にもなっており、虎も渡来人系という謂われも残っており、恣意的に虎狛と名付けた可能性は残り、写本も書き写した年代によって現地の事情変化に応じて書き換えられた可能性がある。

 

wikipediaにおいて、

 

>神社名の由来は深大寺開祖・満功の祖母の名・虎、狛野郷(正しくは柏野郷)に由来する

 

の記述以外にも、この虎と、夫の右近の夫婦を虎狛神社が祀っているなどと書かれているが勘違いデマである。地元民なら間違えようがない。

 

wikipediaでは歪んだ内部ルールに基づき、調べ尽くした正しい内容を書いても削除される、サクラに喧嘩を売られ追い出される、トラブルが跡を絶たず、保守管理をwikipedia財団から有償で依頼されたサクラ業者しか編集者が残っていない。しかしグーグルはwikipediaを検索結果最上位に出すので個人ブロガーがコピペしてしまってデマばかり広まっている。

 

 

http://www.bbweb-arena.com/users/hajimet/chofu.htm

 

http://www.bbweb-arena.com/users/hajimet/chofu.htm

 

http://www.bbweb-arena.com/users/hajimet/chofu.htm

 

https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/41,28135,308,1974,html

 

http://www.bbweb-arena.com/users/hajimet/chofu.htm

ユーフォニアムを京アニへ提案した経緯

どうも京アニ事件絡みで不都合とみなしたのか 「不正ログインしてユーフォがらみの当方の打ち明けツイートをすべて削除したクラッカー=裏工作依頼された業者だろう」がいるようで 「5以上の、明瞭な記憶が残ってるキーワード」でも一つも出て来ない 水戸 夏休み 副部長 選抜 合唱
 
仕方ないんでまた新たに書き起こすけど 当方、「裏工作には裏工作で返して殲滅できる大物」なんで、あまりナメた工作は今後控えてくださいね犠牲と損害が多発しないために
 
ユーフォの原作が発表される少し前 京アニへいくつか新企画の提案送った 吹部は、軽音楽部の他に似たジャンルとして提唱 当方の実体験=毒親の夏休み外出禁止令のせいで合唱選抜されたのに練習も水戸の県大会コンクールも参加できなかった経緯も話した=あすか副部長まんま
 
 
厳密にはさすがに県大会は家を抜け出して担当教諭に泣きついてマイクロバスで同行して客席で見ていた 当ツリーに記載の通り、何もかも潰すだけの毒親だった

 

公益性転載

https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1095305

ワクチン接種後死亡の42歳「躊躇なくアドレナリン筋注すべきだった」

レポート2022年11月17日千葉雄登(m3.com編集部)

 

 愛知県医師会は11月17日に記者会見を開き、愛知県愛西市でBA.4・BA.5対応の新型コロナウイルスワクチン接種後に死亡した42歳女性の事例について、ワクチン接種後であり最重症のアナフィラキシーショックの可能性が強く疑われることから、「アナフィラキシーが疑われる場合は、診断に躊躇することなく、アドレナリンの筋肉注射をすべきだった」との見解を公表した。ただし、医師が呼ばれた時点でアドレナリンが投与されたとしても、最重症のアナフィラキシーショックであった場合は救命できなかった可能性が高いと考えられ、死因としては急性左心不全であったことも否定できないという。

 接種会場で対応に当たった医師について、愛知県医師会副会長の野田正治氏は「(救護室に駆け付けた医師が筋注の判断を下すとしたら)与えられていた時間は15~30秒ほどだった」との見解を示した上で、「酷ではあるが、(アドレナリン筋注を)打つべきだった」と説明。会長の柵木充明氏も「あくまで打つべきだったが、していなかった」とコメントした。報道陣からの医師個人の責任を問う質問については「どの程度の過失だったのかまでは、議論の俎上にのっていない」と述べるにとどめた。なお、会場には2本のエピペンが配備されていたという。

 「今回の事例では看護師が女性の体調変化に気づいた時点で、救護室に運ばず、その場でアドレナリンを接種できなかった体制に問題があった」と、愛西市の接種会場の体制が抱える課題についても言及した。ただし、現在の慣行では、他の会場であっても、看護師が医師に判断を仰がずにアドレナリンを筋注することは「非常に難しい」(野田氏)としている。

 

「国民の疑問に答えるには時間がかかる」

 今回の会見は、愛知県医師会の医療安全対策委員会が11月15日に死亡事例を分析した結果を発表するために開催されたもの。医療安全対策委員会は、各医会からの推薦委員に加え、救命救急やワクチン接種に関する専門家や弁護士などを交えて議論を行った。

 同委員会は愛西市の集団接種会場で対応に当たった医師から直接聞き取り調査を行ったほか、当時業務に当たっていた看護師や救急搬送先の病院の医師からの情報も得た上で検討を行った。同委員会における検証は今回の会見をもって終了となる。

 柵木氏は第8波が到来する中、ワクチン接種を加速することが求められる中で、今回の死亡事例を基に「ワクチンは怖い、打つのはやめておこうという声が出てきてもおかしくない」と指摘。本来は医療法に基づく医療事故調査委員会や厚生労働省の副反応検討部会における議論を待つのが望ましいとしつつ、「一定の結論を出すには手間暇がかかり、今まさに接種しようとしている国民の疑問に答えるには時間がかかる」「本事案は何よりも審議の迅速さが求められる」と、同委員会で審議を行った背景を明かした。今回の審議結果を、ワクチン接種のさらなる安心・安全につなげたいとした。

 

病理解剖実施確認も返答なく行われず

 県医師会の検証によると、看護師は、接種後の健康観察中(14時25分頃)に女性が咳をしたために車椅子で救護室に移動させた。その際、「接種前から実は具合が悪かった」と訴えていた。女性に咳の症状が認められてから約4分後(14時29分頃)に接種業務に当たっていた医師が呼ばれ、その時には既に顔面蒼白、呼吸苦があり、血中酸素飽和度が60%に低下していた。その時点では、病態を判断する間もなく、女性は泡沫状の血痰を大量に排出し、意識レベルが低下。呼吸停止、心停止となったため、医師は直ちに心肺蘇生法を開始した。静脈確保を試みるができず、アドレナリンの静注はできなかった。

 咳の症状が認められてから17分後(14時42分頃)には救急隊が到着し、気管挿管を行うも泡沫状の血痰が多く断念。14時55分には現場で対応に当たった医師が同乗し救急搬送、15時15分に高次病院に到着した。高次病院において救命処置が行われ、8回のアドレナリンの静注が試みられたが救命できなかった。

 死亡後、病理解剖が実施されておらず、最終的な病態解明には至らなかった。カルテに記載された情報によると、救急搬送先の病院で死亡を確認後、医師が遺族に病理解剖実施の有無を確認したが、返答はなかったという。遺族が茫然自失としていたため、それ以上の確認は行わなかったとされている。

 

「基礎疾患あり」なら主治医などでの接種検討を

 同医師会理事の渡辺嘉郎氏は死亡した女性は高血圧、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群といった基礎疾患を持っているだけでなく高度の肥満であったことを踏まえ、「アナフィラキシーが起こった後の反応で、喉頭が狭く、気管挿管がしにくい、静脈を見つけにくいなど問題が起こり得る」と説明。

 集団接種会場等では緊急時の対応が困難になる可能性もあることから、「基礎疾患がある方であれば、大学病院や基幹病院に隣接した集団接種会場や主治医のもとで接種することも検討していただきたい」「接種時には主治医からの許可をいただくと思うので、そこで相談をいただくのが良いと思う」と要請した。

 考慮すべき基礎疾患の例としては心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患、免疫不全、糖尿病、高血圧、がんを挙げている。

接種体制見直しのポイントを列挙

 今回の報告では、日本の集団接種会場の体制上の課題も指摘された。愛知県医師会はこの課題を解決するため、次のようなポイントを検討する必要があるとしている。

  • アナフィラキシーを疑う場合はアドレナリンを打つこと
  • エピペンは非常に高価だが、医療用のアドレナリン製剤は安価なため、あらかじめ用意しておくなど、疑わしい人には適量を筋注できる体制を整えること
  • 備品はどこにあるのかなど、接種前にみんなで確認をすること
  • 接種会場で容態が急変する事態が起きた際、指示を出すのは誰かを事前に確認しておく
  • 容態が急変した人がいた場合、集団接種会場の医療者は作業を一時中止し、役割分担をした上で緊急時対応を行うこと

 柵木氏は「厚労省にも医師会を通じて提言を上げるなど、積極的に取り組んでいきたい」と接種体制の改善を働きかけていく構えだ。また、今後、愛西市が医療事故調査委員会を立ち上げる場合には、愛知県医師会としても積極的に協力する方針を示した。

現場で対応した医師に「人殺し」と罵声も

 会見の最後に柵木氏は接種会場で救命処置を行った医師から「外出時には人殺しと罵声を浴びることがあり、クリニックの写真がネットで拡散し、あらぬことを書き込まれたり、嫌がらせを超えて身の危険を感じる」というメールが届いていることを明かし、「こうした個人攻撃、家族、職員へ嫌がらせはやめていただきたい。いわれのない理不尽な制裁を受けていることは事実だ。何卒メディアには報道等にご注意いただきたい」と強調した。

公益性の転載

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2022070900025

 


「奇跡が起こってくれ、という一心でその場に」 安倍元首相の銃撃現場に駆けつけた医師が語った全て

AERA dot.2022年07月09日20時42分

 

 

「ひと目見た瞬間に、かなり厳しいなと思いました」
「医学的にはわかっていたとしても、感情的には何か奇跡が起こってくれ、という一心でその場にいました」

 言葉を絞りだすように語ったのは、安倍晋三元首相(67)が奈良市内での街頭演説中に銃殺された事件で、直後に現場に駆け付けた中岡内科クリニックの中岡伸悟院長(64)だ。事件が起きた日は、現場のすぐ近くにあるクリニックで診療にあたっていた。

 普段通り診療する中岡院長の耳に飛び込んできたのは、「安倍さんが撃たれた」という言葉。はっきりと状況がつかめないまま、現場に駆け付けた中岡院長が目にしたのは、顔面蒼白で意識のない状態の安倍元首相だった。救命活動にあたった中岡院長が取材に応じ、当時の状況を語った。

*  *  *

院長:貴重なお命を亡くされました安倍元総理、並びにご家族の方の気持ちを考えますと……。まず、冒頭にご家族および関係者の方々に心よりお悔やみを申し上げます。

――昨日、救護に駆け付けたとのことですが、どなたから呼ばれ、どのタイミングで駆けつけましたか。

診療をしていたのですが、外が騒がしいと思い、出てきますと、「安倍さんが撃たれた!」と叫んでいる方がいました。何が起こったかというのは、はっきりつかめない状況でした。こういう内科の仕事をしていますと、外に出て確かめに行くと、(叫んでいたのは)自分の知っている患者さんで、「これはただごとではない」と思い、まず現場に行くことにしました。

まず、僕が一人で先に向かいました。安倍元総理が道路上に倒れておられまして、顔色をお伺いしたところ、かなり顔面蒼白で意識もない状態でした。

僕が行った時点で、どこの看護師さんかはわかりませんが、先に来ておられた方が一生懸命、心マッサージ(心臓マッサージ)をされておられました。かなり手際よくされていましたし、訓練を受けておられる方という印象でした。

その心マッサージと看護処置をされている状況を見て、心肺停止の状態と考えられたので、僕は、まず脈や目の眼球結膜の状態などを確認しました。

――眼の状態はどういう状態でしたか。

眼球結膜は真っ白な状態で、血の気がないといいますか、かなり出血されているという印象を受けました。「銃で撃たれた」という情報で聞いていましたので、おそらく体にあたっていたとしたら、内臓および血管に損傷を及ぼすような傷を受けられて、そこからの出血が、貧血の原因かなと考えました。

――出血がすごかったとのことですが。

僕の側から見たときには血だまりなどははっきり見えませんでした。ですが、ちょうど反対側にいたうちの看護師が心マッサージをするときに膝をつくのですが、それに出血がついていたので、傾斜の関係かもしれませんが、反対側には血だまりがあったのではないかと思われます。

――傷口は確認されましたか。

確認はできていません。あおむけに倒れられていましたが、それを動かすというのはとてもできるような状況ではありませんでしたし。

今日、ある方に聞いた話では、一発目の銃声で振り返られたときに二発目の銃が当たり、首と心臓のほうに、ということを聞きました。タオルや着ておられるものをとれば確認できたかもしれませんが、とてもそんな状況ではありませんでした。かなりの人だかりもできていました。

――動かせるような状況ではなかった。

そうですね。救急車が来るのがかなり遅いとわかっていたとしても、出血の状況を考えると動かすべきではなかったと思います。

(銃創なども)全然、わかりませんでした。タオルをかけておられて、それが血で汚れていましたので、このあたりに出血の創があるのかな、という感じでした。

――タオルは誰かが出血を止めるためにかけたような感じでしたか。

僕が行ったときには、すでに心マッサージをみんな必死でしておられたので、そのところには何もしていない状況でした。

――心マッサージは何人かで変わられたのですか。

すでに1人の方が一生懸命されていまして、そのあとにうちのスタッフが2人きてくれましたので、その3人で変わり交代にするような状態でした。

――先生自身は。

僕はその状況を見て、まず患者さんの状態を把握することが大切だと思い、瞳孔の状態とか、出血の状態、今後どういうことをすべきか、ということを頭の中で考えました。かなり出血が強いという印象があったので、ここでできることにはかなり限界があると感じました。救急車が早く到着することを願って、情況を見ていました。

――安倍元首相に声はかけましたか。

僕はしていないのですが、(周りにいた)市民の方が、「安倍さん頑張って!」と声かけをされていました。ですが、もちろん反応はされていませんでしたし、僕自身も脈と一緒に爪の部分を押さえる、痛覚の感覚があるかということもチェックさせていただきました。それでも手足がぴくりともしませんでしたので、意識状態も悪いなということもわかりました。

――痛覚のチェックとはどういったことをするのですか。

爪のところをぐっと押さえるんです。普通の方だと、拒否反応が出るのですが、その感覚がなくなっていますと、何も反応は出ません。

――その後AEDを使ったとお聞きしました。

心マッサージもされていましたが、AEDをやるということで、テープを貼る動作に入っていたのですが、やはり状況が状況で、(安倍元首相が)着ておられた服も濡れていて、テープがなかなかうまく付かなったんです。最初に持ってきておられたAEDではなく、うちの診療所のAEDを持ってきてもらうようにしました。もう一度付け直したら、うまくいきました。

――付け替える作業は先生がされたのでしょうか。

それも、そこにいるみなさんが手分けしてやっていただきました。

――AEDをつけて、その後解析をすると思いますが。

自動で解析をしたのですが、えー……。ちょうどそのときに、作動している間に「離れて」という自動音声が出たので、電気ショックが始まるのかなと思ったのですが……そのすぐ後に「AEDを適応ではありません」という自動音声が流れました。

やはり、これはかなり状態が悪いというか、心停止の状態だなということの確認にもなりましたので、すぐさまそれを置いて、再度心マッサージを始めました。

――適応できないという音声が鳴るというのは、どういうことを意味するのでしょうか。

心臓が動いていないということですので、効果がないということです。

僕が一番最初に見たときの状況では、その(AED)対象にはないんじゃないかなという気はしました。実際に使用しても、反応はありませんでした。それよりは、銃ということを考えれば、大きな血管や内臓を損傷しているのではないか。そこからの出血が止まらないでどんどん出ているんじゃないか、と思いました。できるだけ大きな医療機関でマンパワーのあるところで集中治療を受けることが一番肝心だと思っていました。

――心マッサージはどのくらいの時間されたのですか。

時計を持っていっていなかったですし、現場の人間としては、実際の時間よりもかなり長く感じました。実際にどれくらいの時間かというのはここではっきりと申し上げることはできません。

――時間が長く感じるなか、どういう思いでいらしたんですか。

日本国を支えてきた一国の首相の方ですので、なんとしても救命したいという思いは当然ありますので、我々医師として、首相であっても、普通の方であっても、それはみなさん一緒なんですけど、特にそういう状況でしたので、今何を一番すべきか、何かできることはないかということを必死に頭の中で考えていました。

――演説があることは知っていましたか。

全然知りませんでした。最初に患者さんが「安倍総理が撃たれた」と叫んでいるのを聞いても、あまり実感しなかったといいますか。患者さんの一人が、そういう、病状の一つとしてそういうことを言っておられるのかな、という感じもしました。でも、その状況を見ればただごとではないとすぐわかりました。それで、現場に行きました。

――現場について、倒れられている様子を見て、どう思われましたか。

ひと目見た瞬間にかなり厳しいなと思いました。やはり、まず意識レベルがまったく……。心マッサージをしても、ぴくともされていませんでしたし、手を触ってもそれに対する反応もありません。意識レベルはほとんどない状態でした。

心マッサージの途中にAEDをやるときも、自発呼吸が出ている様子もありませんでしたので、いわゆる心肺停止状態。それから、僕らは仕事柄どうしても顔色(がんしょく)というのを見るのですが、青白いというより、それを通り越して真っ白い顔になっていましたので、出血がかなりひどいということ。それから、拳銃で撃たれたということで、血管および内臓の損傷で、かなりの出血をされているということはわかりました。

眼球結膜と同様に瞳孔も見ましたが、開きかけていましたので、かなり厳しい状況だというのが第一印象でした。

――撃たれたという情報は周りから。

後ろのほうから撃たれたということや、散弾銃、筒状のものといったいろんな会話が聞こえてきたので、参考にさせていただきましたが、目の前におられる安倍元総理の状況が尋常ではない状態ということはわかりましたので、なんとか早く救急車がきて、出血を止められるような医療機関にいち早く、一刻を争うと思いましたので、なんとか早く来てほしいと思いました。

あの状況では、現場でできることは限られています。うちのクリニックも近くにあるので、管を入れて呼吸をアシストすることも考えましたが、救急車というのはかなり迅速に来てくださるので、それを取りに行って準備する間に到着するのではないかとも考え、少しでも血流がよくなるように足を上げたりしながら、救急車の到着を待ちました。

――足を上げたというのは。

内臓損傷や血管損傷をすると当然脳にも血流がいかないでしょうし、足や手の血流を体の中央に送って、大事なところを少しでも。

――救急車はすぐきましたか。

そこが、実際の時間がどれくらいというのはわからないのですが、とにかく長くは感じました。

――声かけを皆さんがされていた。

周りや遠くから「安倍さん頑張って」という声もありましたし、安倍元総理のスタッフの方ですかね、同行されている方も声掛けをされていました。

――演説中に銃で撃たれるということについては、どう思われますか。

昨日からニュースでも報じられている通り、世界のリーダーたちからも尊敬されている方ですし、実際に日本の経済を立て直していただいた方です。我々医療ができることも、日本国をいい方向に導いていただいているからこそ、我々も安心して病気に立ち向かえると私は思っています。その方を、まだまだ日本国をよくしようと高い志を持っておられたと思うので、志半ばでああいう蛮行のために命を亡くされたことは、救命に携わっていて、非常に心が痛む思いでした。医学的にはわかっていたとしても、感情的には何か奇跡が起こってくれ、という一心でその場にいました。心の中では祈るような思いでした。

医師というのは、人の命を救うことが使命ですから、どういう方であれ、まず状況を正確に把握して、最善策を立て、それを早く実行するというのが人の命を救うのに一番大事なことです。それがなかなかできない状態にあるというのは、非常にもどかしかったですし、情けないという感じもしましたし、色んなものがあれば色んなことができるのに、という思いがありました。

――搬送先の病院で死亡が確認されたと聞いたときは。

ショックは大きかったです。特にその場に立ち会わせていただいていたので、やはり安倍元総理の功績を考えて、あるいはこれから日本のためにもっとやっていただける方だと思っていましたので、こういう蛮行で命を落とされたのは、本人も悔しかったでしょうけれど、我々も残念で苦しい思いをしました。

――鎖骨下の動脈を損傷し、大量出血したことが原因だったという死因が発表されました。先生が現場で見られた状況をふまえて、いかがですか。

背後からとい聞いておりましたので、もっと大きな大動脈などが傷ついているということは思っていましたが、何かしら大きな血管、散弾銃のようなものであれば広範囲に損傷を受けますので、たとえば肝臓とか、そういうところにも損傷があって、あちこちから出血しているのかな、ということは考えていました。今死因を聞いて、納得できる部分もあります。

――これまでに、銃によるけがの治療経験はありますか。

銃はありません。自治医大出身で、へき地医療をしていましたので、いろんな事故には遭遇することはありましたが、銃はなかったと思います。

――救急車の到着後はクリニックでの診療に戻られたとのことですが、訃報をいつ聞きましたか。

患者さんの混雑が激しくて、夜8時か9時頃をまわっていたのですが、家内にどういう報道になっているか聞いたら、5時3分に亡くなったと聞きました。状況から判断すると、そのような結果になってしまったかと思いましたが、胸を締め付けられるような思いをしました。

(AERA編集部/福井しほ)