今日は、馴染のない にゃんこたちの話。
《馴染がない》というか《久々の登場》の子たちです。
うんとお腹が空いた時でないと出てこない子たち。
遭遇率40%のタノシロさん
遭遇率10%の奈津。
この子たちが今日、私のご飯を食べてくれてるのには ワケがある。
優しいお姉さんが休みなんです。
お姉さんは、コロナの間も休むことなく猫たちの世話をしてくださってた人。
「 ( 猫の餌やりは私にとって ) 不用不急じゃないから、大丈夫です。
代わりにやりますから、安心してください。」
そう言ってくださった彼女に、すっかり甘えていたのです、私は。
彼女は私と違い、その子その子の好みに合わせて色々な餌を持ってきてくれる。
だから猫は、一種類しか供さない私のご飯なんかアテにしないのです。
私は基本、一種類のカリカリと、一種類の缶だけしかあげません。
食べなければすぐ引っ込めてしまいます。
普通、野良ちゃんは贅沢はいえずに何でも食べますから、ホントはこれで大丈夫。
でも、ここいらのにゃんこは、彼女のような優しい人が好みのご飯をくれることを知っている。
しかも、ひもじいなんてこと経験しないから、プイっなんです。
そんな優しいお姉さんから
「一日だけどうしても来れないのでお願い出来ませんか?」と言われたのが今日です。
「勿論、大丈夫よ。お任せください!」とお引き受けしたものの、心配だったのはこの二匹。
案の定、出てきたのはいいけれど、二匹とも私のご飯を見て「プイッ!」
説得しました。
「あのね、今日はコレ食べないと何にもたべられないんだよ。
優しい彼女は、今日は来ないよ。ホントなんだから」
奈津はプイッと、いなくなったんですけど、ホントなんだから が効いたのか、
5分ほど後、思い直して出てきました。
「しょうがない。食べる」
それがこの写真⤴
彼女に写メしたら、驚いてました。
「ええっ! 缶詰食べるの 初めて見ました」
「説得したんだもの」と言ったら爆笑してました。
面倒なのが、もう二匹います。
コタヌ
いつも通り、寝ぼけてます。
目の前にご飯を置いても、反応せず。
しょうがないから、おかかで釣った。
やっと《食べ物》だとわかった。
グレゴリーもホントは缶詰好きじゃない。
だから煮干しで釣りました。
グレゴリーは器用に煮干しの頭だけ残すんですよ~。
この子はミーシャ、小食です。
ミーシャ「どうしようかな」
Marco「いいから少し食べなさい」
食べるより遊びたい。
そんな奴です。
姉姫さんも、ホントは優しい彼女がくれるカリカリが好き。
でも今日は、わかったみたい。
あんた、偉いね。
この子はロミ。
放浪してる子なので来ないかと思ったら、自らやって来て食べました。
「ロミも食べました」と彼女に写メを送ったら、
「ロミにぞっこんのおばあちゃまが心配してるので、この写真送っていいですか?」と言われた。
「勿論。じゃ、こっちの方がいいかな」ともう一枚送りました。
そのおばあちゃまは、引っ越した先のお家からタクシーで毎日やってくるんですって。
でも。ロミには放浪癖があるから、3回に1回しか会えないらしい。
写真を送ったら、とても喜んでくださったそうです。
ここの猫たちは、それぞれファンがいて可愛がってもらえてます。
家猫に比べたら辛い人生 ( 猫生 ) だろうけど、やっぱり幸せものたちです。
本日の朝ご飯
ラーメンの具にしてはちょっと変なものばかり。
ヤングコーン、キャベツ、ベーコンだなんて。。。
本日の夜ごはん
やたがらす吉野 杉樽酒
以前、ウィーン在住の斉魚 ( えつ ) 姐さんが奈良に帰国した時に、プレゼントしてもらったのが美味しくて、
すっかり虜になりました。今は、ネットで買って飲んでます。
杉樽の香りがして、うっとおしいこの時期に最高です。