自民党の高市早苗前経済安全保障相は28日、自身のX（旧ツイッター）で同党が政治資金問題への「けじめ」として社会福祉法人の中央共同募金会に党費を原資に8億円を寄付したことに「納得感はない」と投稿した。

「執行部が判断に至った理由を知らず、軽々に是非を語るべきではないが納得感はなかった」と指摘した。「党員に申し訳ない気持ちで一杯になった」と記した。

同募金会は「赤い羽根共同募金」で知られる。自民党の寄付額は政治資金収支報告書への不記載の総額とみられる約7億円を上回った。

高市氏は自身に寄せられた「派閥の政治資金パーティーの原資は企業や個人の支払いで党費ではない」「党費は党活動に使うべきだ」との声を紹介した。

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