フミログ

発達障害、知的障害のことから日々の生活のことまで。

お風呂場でシャンプーのボトルをどうやって見分けるの?

スポンサードリンク

我が家の長男は知的障害と色覚異常を持っています。

 

fumikichi2525.hatenablog.com

 時々、長男が頭をボリボリとかいていることがあって。

ちゃんと洗ってる?リンスもしてる?と聞いたら、してると思うけど...という自信のない返事。

そこで気が付いたのですが、色覚異常の長男、ボトルに書いてある文字は色とびしてしまって全く見えていないはず...しかも近眼で、眼鏡を外すとまともに見えていないはず。

どれがシャンプーでどれがリンスかわかってる?と聞いたらきっぱりとわからん!と...。

今までどうしてたの?と聞いたら、適当に押して出てきたのを使ってた、と。

じゃもしかしてリンスで頭洗ったりしてたかもしれない?と聞いたらそうかもねと。

衝撃でした。

性格的に適当にやってしまう方だというのはわかっていたのですが、リンスで頭洗ってまあいっかーってなってたとは。

そこでボトルに大きくマジックでシャンプーとかリンスとか書いて、長男に見えるかどうか確認したら見えるというので、とりあえずそれでやってみることにしました。

そして今日、シャンプーを別のものに変えたいなあと思って、新しいのを買ってきて、テプラでシャンプーとかいたシールを作ってボトルに貼り付けました。

f:id:fumikichi2525:20181116160550j:plain

そして長男に見えるかどうか確認しながら、最近はシャンプーやリンスを使い分けできているか?と聞いたら、またもやうーん...と。

古いボトルにマジックで書いていた文字は消えかかっていて、かなり見えにくくなっています。

何も言ってこないということは、まだ適当にやってるんだろうな...とはうすうす感じていました。

身体はどれで洗ってる?と聞いたら案の定、押して出てきたやつ、というお答え。

これではいけない。

身体をシャンプーで洗ったり、頭をボディソープで洗うのはまあ、目を瞑ったとしても、リンスで頭や身体を洗っているのはいただけない。

そもそもリンスじゃ洗ってるとは言えない。塗ってるだけだ。

どうしたものか。

温泉とかではどうしてるの?と聞いたら、温泉は置き場所が決まっているからだいたいわかるのだとか。

我が家はボトルラックを使わずに、直接洗い場の床に、ボトルを置いています。

以前はボトルラックを使っていたのですが、何となく使いにくいし、ラックが汚れるのが面倒で使わなくなっていました。

じゃあ、うちも置き場所がきっちりわかってたら大丈夫かも知れない?と聞いたら、うん大丈夫だと思う、と。

ならば、と洗濯機横の小物置きになっていたステンレスのボトルラックをきれいに洗ってお風呂場に復活させました。

 

 斜めにボトルをいれて、取り出して使うタイプのものです。

戻すときに元の場所にきちんと戻せば、定位置が決まるかも知れません。

しばらくはこれでやってみることにしました。

 

Twitterでこのことを呟いたら、いくつか反応をいただきまして。

その中で教えていただいたのが、これ。

シャンプーには、ボトルのどこかにギザギザな突起が入っていて、見えなくてもそれとわかるようにしてあるのだそうです。

花王さんが試行錯誤の末にギザギザ入りボトルの販売を開発して、業界全体に広めたんだとか。

これは知りませんでした。

これなら、頭がぬれていて目を瞑っていたり、目が悪い人でもどれがシャンプーかはわかりますね。

これを覚えていれば、少なくともリンスで頭を洗うことやシャンプーで身体を洗うことは防げるはず。

早速長男に教えて、覚えておくように言いました。

何よりも、本人が意識して取り組むことが大事です。

適当に済ませることも時には大事ですが、できることは頑張ってほしいなあと思います。

 

衛生に関することは、それぞれに基準があって、家族内でも認識がずれていたりします。

障害があってきちんとすることが難しい長男に、どこまで求めていいものか悩ましい所です。

あまり気負わずにできる程度に、工夫をしながら身だしなみを整えられるように手伝いたいと思います。

 

 

 

 

 

Â