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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「港区おじさん THE MOVIE -最後の乾杯-」(2018)を見る。

「港区おじさん THE MOVIE -最後の乾杯-」(2018)が現在YouTubeで無料配信中だったので見た。東京カレンダーのWEBドラマ「港区おじさん」を映画化。

元は2017年3月よりスマホ向け1分動画としてスタートし、再生回数4,000万回を突破した人気WEBドラマ「港区おじさん」。本編:1時間33分。

犯罪の絡んだドタバタコメディで気楽にみられるのがいい。港区と千代田区の自慢合戦のマウント取りのやり取りが数字で示され笑わせる。

www.youtube.com

<ストーリー>
2018年、大阪の土地を買い占めようとする連中がいた。

国際犯罪組織がテロを起こすことで東京を住めない街にし、第二都市の大阪の地価高騰を起こして大儲けしようと企んでいたのだ。

彼らが東京で標的に選んだのは、ビジネスの中心地「丸の内」、政治の中心地「霞ヶ関」、そしてカルチャーの中心地「港区(六本木と西麻布周辺)」だ。

しかし、日本にはあのおじさんたちがいた。それは船田さん率いる「港区おじさんファミリー」。

敵の存在すら認識できていないファミリーの日ごろの言動により、行く先々で計画を阻まれてしまうテロリスト軍団。

窮地に追い込まれたテロリストたちは、ついに原因がファミリーの親玉「船田さん」であることに気づき、直接船田さんの命を狙うのだがが…。

・・・
バツイチの40代後半男性である船田さんを軸に、港区の六本木や西麻布で華やかに過ごす男女たちのリアルな人間模様を描いたショートドラマ。

スタイリッシュな雰囲気ながら、綺麗ごとだけでは無い人間味溢れるキャラクターたち。

テロたちが爆弾を仕掛けたのが六本木地区だと突き止める。「プレデター」という映画が上映されている劇場であることもわかり、一同がその現場へ駆けつける。

六本木ヒルズのTOHOシネマズ六本木の劇場でその映画は上映されていたのだ。

・・・
テロ組織グループは丸の内、霞が関とテロに失敗。いよいよ本丸の「港区」を狙うことになる。

劇中「港区エリア」についての大学教授の講演がある。タイトルは西麻布大学通信講座「人間環境学」で西園寺満教授の特別講演というもの。
「港区エリア」は、ざっくりと5つに分かれるという。

(1)芝地区(芝公園、新橋、浜松町、三田、海岸)
(2)芝浦港南地区(台場、港南)
(3)高輪地区(白金、高輪)
(4)赤坂地区(赤坂、青山)
(5)麻布地区(西麻布、六本木、麻布十番)

ターゲットは絞られ、港区のメインは麻布地区と判明。

船田さんの劇中の決め台詞は「大丈夫、心配ない」。

港区に住むおじさんや若い女性たちや仲間。

「毎日が最後の晩餐」というセリフがあったが、まさにその通りで、美味しい料理を食べて、おいしいワインを飲むというのが小さな幸せ。

ラストに文字が出る。

「人生はドラマであり映画だ」

船田さんの台詞の通り、この映画は、息抜きに最適で「大丈夫、問題ない。」


※そういえばfpdも港区おじさんの一人だった(笑):2000年~2005年まで高輪地区に住んでいた。

 

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