Blender ウォッチング
3DモデルはAIで生成する時代へ ~「TripoSR」&「Tripo AI for Web」情報まとめ
3Dモデリング知識がなくてもプロンプトや写真からAIが3Dモデルを生成
2024年12月27日 12:41
本連載では、無料の高機能3Dモデリングツール「Blender」の使い方や関連情報を幅広くお伝えします。
Tripo AIとStability AIが提携して開発された「TripoSR」とその発展形である「Tripo AI for Web」は、プロンプトや写真から3Dモデルを生成できるAIツール。3Dモデリングツールの知識がなくても、オリジナルの3Dモデルを作成できるため、ゲーム制作者やVTuber、メタバース関連に興味がある人にとって福音ともいえるだろう。
またまだ、単体での実用性は張って途上というところだが、2024年中も大きな進化を遂げ、生成される3Dモデルのクオリティも向上している。また、今後の改善も期待できるので、目が離せない。
本記事では、連載『Blender ウォッチング』で採り上げた「TripoSR」&「Tripo AI for Web」に関する情報を集めている。ローカルで動作させる方法やWeb版の使い方から、生成される3Dモデルの詳細まで解説しているので、是非参考にしてほしい。
1枚の写真から高速で3Dオブジェクトを生成できる「TripoSR」の凄さを確認する
今回は機械学習により1枚の画像から3Dモデルを生成可能な「TripoSR」を試してみたいと思います。そのパフォーマンスや実用性、そして 「たった1枚の画像から3Dモデル生成という無茶振りをどう処理するつもりなのか」 を探っていきたいと思います。
1枚の画像から3Dモデルを生成できる「TripoSR」をローカルに構築する方法を解説
少し間が開いてしまいましたが、今回は以前にご紹介した一枚の画像から3Dモデルを生成する「TripoSR」を、ローカルのWindows環境にインストールする方法を解説したいと思います。
ローカル生成AIで画像から3Dモデルを生成する! 「TripoSR」のインストール 最終章
今回はいよいよコマンドプロンプト(CUI)を使用して「TripoSR」「pytorch」とその他依存パッケージ(自動インストール)
をインストール・ビルドします。インターネットで数GBのファイルをダウンロードすることになりますので「約6GB」のディスクスペースと時間を用意しておいてください。
プロンプトから3Dオブジェクトを生成できる「Tripo AI for Web」を検証!
以前、画像から3Dモデルを作成する、「TripoSR」をご紹介しましたが、制作した「Tripo AI」が新たに3Dモデル生成サービスを開始していましたので、これから数回にわたり検証していきたいと思います。
3Dモデル生成AI「Tripo AI for Web」はリグの追加やスタイライズも可能!
前回、機械学習により、テキストまたは画像から数秒で3Dモデルを作成するWebサービス「Tripo AI」についてご紹介しました。今回は引き続き、様々な機能を持つ[Create](と[Popcorn])モードの詳細を見ていきたいと思います。
「Tripo AI for Web」で画像の被写体を3Dモデル化! その品質は如何に?
前々回、前回、機械学習により、テキスト(プロンプト)による3Dモデルを作成するWebサービス「Tripo AI」の検証の最終回として、今回は「TripoSR」の特長の一つであった「画像からの作成」について検証していきます。